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R.I.P.変化菩薩

変わることばかりが取り沙汰されるが、本当に大切なものは時として変わらないものの中に内在していることも多く、時は流れ続ける性質でしかないならば、変わることも変わらないことも、相対的であるにせよそれは等しく変化なのだと言えなくもない。僕は歳の割に見た目が幼い、髪の毛はないけれど肌質は20代の頃と変わらない。言動も調子も昔と変わらない。精神年齢だって高卒レベルだ。たまに知人に『変わらないね』と言われる。でも本当はそうではない。皆変わっていく、僕は変わらない、変われない。そうして変わらない人間が、変わり者と言われることを、僕はよく知っている。

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