ヤンヤン 中国四千年のハゲ👴

四川省成都生まれの草食系中国人。在日20年余。元イチゴ農家。仕事は障がい者ウェルビーイング、環福連携の研究調査、ライター。趣味はアート収集と読書。コテンラジオという歴史系ラジオをやっています。何卒よしなに。YouTube:urx2.nu/Y1U2

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四川省成都生まれの草食系中国人。在日20年余。元イチゴ農家。仕事は障がい者ウェルビーイング、環福連携の研究調査、ライター。趣味はアート収集と読書。コテンラジオという歴史系ラジオをやっています。何卒よしなに。YouTube:urx2.nu/Y1U2

    最近の記事

    建国記念の日、僕は歩きスマホをやめた

    ある年の晩冬のことである。京都巡りを仕上げた僕と友人Hは、その足を橿原神宮に向けた。 この場所がかの神武天皇が建国を宣言した聖地であるとも、その日がかの建国宣言がなされた日であるとも全く知らないで、辺境生まれの観光客に相応しい化外の俗臭を寸分違わず身に纏わせつつ、僕らは参拝に向かったのであるが、そこでは神なる静寂とは程遠い人外魔境の光景が展開されていた。 ジャパンの津々浦々から、右翼という右翼が大集結していたのだ。 北斗の拳でしかお目にかかれないような、「それ、ミサイル

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      • 何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生捨てたもんじゃない。

        34も齢を重ね、いよいよ35へと向かう途上にあって、またつまらぬ歳を取ってしまった風情だけれども、昔は誕生日ケーキを前に可愛らしい願い事や分不相応な抱負を吹いていたのが、今は一年間を家族友人と共々無事に生きてこれたこと自体にただただ喜びと感謝を覚えるばかりである。 生きているだけで幸せが保証される世の中でなくとも、生きていること自体が奇跡であることに変わりなく、その奇跡を元素レベルまでとことん還元すれば、それは日常であり、平凡であり、更に言えば、それらの中から美しいもの、善

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        • 何かを知る、何かを学ぶことに長けていなくても、「生きてみること」は自分にだってできるかもしれない。そのささやかな矜持をよすがに、なんとか日々を生きながらえています。

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          • ZARA戦記

            満を持して、ZARAに行ってみました。昨年のことです。ヤングたちの間では滅法評判のブランドらしいし、店の前を通る度にiPhone発売日かって思うくらい人がゴミのようだし、「ZARAでコート買いたい」と弟からの申し出もあり、家族サービスの一環として付き添ったわけです。しまむらの片隅に生きるハゲと致しましては、名前からしてアルファベット、しかも太めの大文字フォントである時点で、その強すぎるオシャレ圧に目も眩む思いでしたが、これもリベラルアーツだと思い、ZARAデビューに向けて斎戒

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            • 君とは前前前世で会った気がするよ。

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              • 原点回帰というカルマ

                果たしていま前進しているのか、後退しているのか、皆目見当つかぬまま、歳だけがダイレクトに重なってゆき、意図せずして雑多な業を引き受けてしまうことだけは確かである。思索と意味を込める間もなく、静かに、けれど瞬く間に、すり抜けていく無情さが催すある種の妙状しがたさに堪えつつ、適度に業を捌いては捨て、雑に歩き回っている。 付き合う人も変わり、仰ぐ酒も変わった。業を継ぎ接ぎしていくうちに、気づいたらいつの間にか知らない景色の場所に来てしまうこともある。しかしそこは、実は知らない場所

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                • 人間と関わりたくない時のスタイル

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                  • 近所に住み着いたホームレスのおじさんがうっすい毛布にくるまって寝てて、それがあまりにも寒そうだったから自分の布団を持っててあげた。皆さん冬は暖かくして寝ましょう。風邪引くと体力も落ちてしまいます。

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                    • 500年前のGo Toトラベル!それは大航海時代のスメル。

                      海とも山とも知れない遠海の先に、欧州人たちが向かったわけ。 伝説上のキリスト教国の国王、プレスター・ジョンを求めるワンピース的動機、アジア貿易の主導権を握るイスラムというマンモス中間業者の回避、羅針盤といった航海技術の発達など、要因は複合的だ。 そんな中、欧州人、とりわけカトリックたちはある危機感を共有していた。 彼らにとって「カトリック=世界」「カトリック is サイコー!ほかはKUSO!」であり、またそうでなくてはいけなかった。 が、イスラムというイケイケドンドン

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                      • 「石原さとみ化」するマクドナルド

                        今朝、リモート会議に最適なスポットを求めてショッピングモール内を彷徨っていたんですよ。 そしたらマックが目に入り、 「朝っぱらから米国企業の世話になるの中国は人としてどうなん?」 まあ2秒ほど葛藤したのち、 「マックのロゴの配色は中国国旗と同じだからセーフ」 というそこそこIQが絶滅してる政治的判断を導き出した僕は、マックにインしたわけですけど、 記憶を反芻すれば、学生時代は毎週のように通っていたマック。 久々のマックだったわけです。 そしたらドン引きですわ。

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                        • 夏眠暁を覚えず

                          福岡に戻って、もう何年も経つ。 旧交のあった人たちとまた繋がり、新しく出会う人たちもまた増えていった。 疎遠になった人もいれば、病気で亡くなった人もいる。 離婚した人もいれば、親になった人もいる。 このサイクルが、この数年のうちで何回か繰り返されてきたように思う。 川の流れてゆくように、時の流れに身を任せ。 生活とは、無常とは、たぶんそういうものだろう。 自分はといえば酒量の激減してゆく一方、γ‐GTPが狂ったような値を叩き出した事以外、昔と殆ど変わっていない。

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                          • 自らの変化に常に開かれていたいと、そのようなマインドで生きてきたら、社会に馴染むことからも、家族らしい絆を取り結ぶことからも遠ざかってしまった。頭髪は滅びゆく草原と成り果て、精神的荒野に益々解き放たれてゆく一方、人生を疎かにしてるという罪悪感はささくれのように付き纏ってるニャン

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                            • トトロって可愛さと神秘性とクールジャパンが同居してるよね。 産んでみたい。

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                              • それにしても近頃は遠い昔を思い出すばかりで、近い昨日のことはてんで思い出せずにいる。川の流れのように、とは言うものの、いささか流れが速すぎませんかねえ...

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                                • 信号待ちのプチ陰陽

                                  暴雨一過の炎天下、ハゲは信号待ちをしていた。防御が欠落した頭皮はひりつき、毛根からDNAが蒸発せんばかりである。束の間の涼しさを求めて、ビルの日陰に移ってみた。そこには祝福されるべき温度が漂っていた。陽から陰へ。ささやかな陰陽は、日々の日常に宿っている。 そして人にも。 誰かを本当に理解したいのであれば、光輝を放つ部分だけでなく、陰の一面も観なければ片手落ちだろう。「理(ことわり)」を「解(かい)する」ことが「理解」の本義だとすれば、陰陽の理を良く解することが人間理解への

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                                  • 夏が奔り出す温度を背中に感じ、終わりゆく姿に想像を宿す。夏と言ったって、特に好きな季節でもないんだけど、それでも何かが終わりを迎える時の、切なさと焦りがチラつく情感めいたものは総じて苦手だった。歳を食んでしまった今の僕に、かつてのような機微がいじらしく湧くことは、もうない。

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