日本の体外受精にすごい期待をしている理由

来週から日本に帰国して、体外受精をするあつこです!
私はニューヨーク在住で去年44歳になってからニューヨークにて体外受精を3回トライしました。全滅したのが去年の9月か10月、からの卵の質を向上させるため今まで頑張ってきました。

さてさて、データだけを見るとアメリカの方が体外受精の成功率は高いんですが、今のところ日本の体外受精にすっげー期待しています

まず、この期待は、卵の質を向上するために努めてきたこともありますが、

今回日本で体外受精をしようと思った一番大きなきっかけって言うのは、日本人の友人2人が、ニューヨークで体外受精を2回して失敗していたにもかかわらず、日本で体外受精にトライをしたら一発で成功した!という成功体験を聞いたからです。

お話を聞く限り、日本での対応の方が断然丁寧だったそうです。
お二人とも42歳という若さで、私の45歳という事実とは全然違うんですが、どうしても期待しちゃいますよね。

日本とアメリカの体外受精で、日本の方が優れていそうな理由

体外受精のステップって、
自分でコントロールできる以外の部分って、
(クリニックに手腕が委ねられている部分は)

  1. 薬の調節、

  2. 採卵の際のドクターのテクニック、

  3. 培養師さんの受精させるテクニック、

  4. 培養保存の環境、

  5. (胚盤胞凍結、解凍の環境)、

  6. 胚移植のテクニック

だと思うんですよね。

薬の調節

まず、誘発剤は日本の方が低刺激のようですが、妊活業界では高齢な私だと、低刺激に慣れているドクターの方が嬉しい。

アメリカは、できるだけ高刺激にして、できるだけたくさんの卵胞を作って、卵子を取り出そうとする数でのプレイです。
これは、若い人にはいいみたいですけれど、40歳を超えてくるとこの方法だと取れる卵の質が良くないそうです。なので、低刺激というかやや優しめの刺激をお願いしていたのにもかかわらず全然普通に処方されましたし。私の行ったクリニックでは低刺激に慣れていないのか、と、ちょっと諦めの目で最後見ていました。

採卵、胚移植(医師)のテクニック、受精、培養保存(培養師)のテクニック

採卵、培養共に、これってすごく技術が問われる作業なんですよね。
私だけではないと思いますが、『Made in America』 って聞くと、なんかすごいラフで雑な感じが美しいとされる印象があります。 それに対して、『Made in Japan』って聞くと、繊細で素晴らしい工芸みたいな印象があります。

ファッションでも、アメリカのファッションは、ジーンズ、チノパン、ラグビーシャツ、などのアメカジ。 日本の染めに対して言うとブリーチとかウオッシュを効かせる感じですが、繊細というよりはざっくり。

日本のファッションは刺繍の凝った着物とか、染めへのこだわり。近代でいうと、個性的で独自性のあるようなデザインだけど作りは素晴らしく良いブランド。

そんな国民性というか絡みても、すっごいミクロな手作業、日本の職人技、細やかな日本人の血を信じたい!。

かなり私の偏見ですが、アメリカに20年住んでいて、いろんな友達ができて、いろんなサービスを受けて、いろんな人と一緒に働く中で、やっぱりそういう肌感は否定できないんですよね。

道を一つ見てもゴミが結構すごいニューヨークと、道が綺麗な日本。
平気で遅刻する人とかいるアメリカと、平気で電車の到着時刻が乱れるアメリカと、5分前行動、電車は時間きっかりの日本。
この国民性、性格、絶対影響しますよね???

もちろん手先が器用とか、細やかとかって得意な人と不得意な人って存在しますよ。アメリカでもダントツ腕のいい人っているでしょうし、アメリカの医療はやっぱり進んでいますし。

ナンバーワンはアメリカにいるのかもしれない。だけど、採卵も培養も最高レベルの人がいるクリニックがアメリカならたくさんあるのか、というとそうでもないと思っていて、やっぱり国民性というか大まかな性格というのは大半のクリニックに勤める人々に当てはまると思うんですよね。

そんなわけで、手先が器用で丁寧な人が多い日本で体外受精、やっぱり楽しみです。

今週末から日本ですが、早速来週に初診です。
アメリカのクリニックとの差だったりも楽しみで、発信していきますね。

日本でおすすめの治療(鍼とか、)ありましたらぜひ教えてください〜!
今検索中ですが、いろいろ行ってみようと思っています❤️

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