病んだ見捨てられ欲求

こんにちは。ACのあおです。

今日はACの問題の一つである、

問題７私たちは、アルコホーリクになったり、アルコホーリクと結婚したり（両方の場合もある）、あるいはワーカホリックなど他の強迫的な問題を持つ人を見つけたりして、病んだ「見捨てられ欲求」を満たそうとする。

これに関して書いていこうと思います。

わたしは、共依存症者です。今一番大きい問題はこれかもしれません。

わたしには恋人がいますが、最近、境界性人格障害（BPD）特有の行動を度々起こしています。BPDかとおもいましたが、ACの問題が大きな影響を及ぼしていると考えるようになりました。

いきなり怒りが爆発し、相手を傷つけたかと思えば、急に沈静化し甘えたような態度をとります。その時その時で感情がコロコロと変わるので、相手はどうしていいかわからずに途方にくれるしかありません。そして、当事者の私も途方にくれてしまいます。

わたしは最初、怒りの嗜癖が出ているだけだと思っていましたが、いろいろな文献を調べたり、ACについての記事を読んでいくうちに、どうやらこの問題７の病んだ見捨てられ欲求が影響していると考えるようになりました。

最初この言葉の意味がわからず、誤訳だと思っていましたがこれはACの大きな問題の一つだと考えるようになりました。共依存とも関わりがあります。

この病んだ見捨てられ欲求ですが、

自分がわざと問題を引き起こします。本当は優しくしてほしい、見捨てないでと感じていますが、わざと見捨てられるような行動をします。相手はもちろん、そんな粗野な態度をとっている人を避けます。それが普通の人の反応です。そして、そうして見捨てられたり、そっけない態度を取られることによって、「ほら！あなたもわたしを見捨てるのね！結局、わたしは愛されていないんだ！」と結論づけます。

あるいは、問題のある人を見つけ出して、自分をわざと傷つける方向へ持っていきます。普通の感覚の人は、そういった人を避けて自分を守ります。でも私たちはわざとそうした問題へと突き進んでいきます。

あるいは、他人の善意を受け入れられず、いつも人の心からの親切をないがしろにし、本当に大切に思ってくれている人を傷つけ続けます。人が信じられません。心からの感謝が出てきません。

そうして、その「病んだ見捨てられ欲求」を満たそうとします。

これらは、わたし自身のACの大きな問題です。そして、孤立の道を選びます。

これは、明らかに生育歴で培ってきた貧しい愛の概念に基づいていますがそれはもう過去の事です。しかし、ACはその影響に抗えず、そのまま大人になりこの問題に依存し続けます。

それに対してわたしは「無力」（ステップ１）です。他の人も無力です。その問題を認めて、私たちを超えた大きな愛の神に取り除いてもらう以外にありません。

私のこの大きな欠点を取り除き、貧しい心を真の愛で満たしてくれるのは、本当の愛の存在である、神だけです。

これまでの自分の振る舞いを見て、いかに自分が貧しくちっぽけな存在であることがわかりました。同時に、神を頼らなければ、わたしは生きていけないことがわかりました。

今日一日が皆さんにとって、神様の恵みと祝福に満たされた1日であったことを祈ります。そうでなかったとしても、その出来事があなたの生きる糧となりますように。

ありがとうございました。

ACあお