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メタバースより、夢の世界に入れないものか?

正月から寝すぎて、よく夢をみます、そんなことはありませんか。

私の場合、朝、目が覚めて起き上がる少し前に、色々と夢が出てきます。

面白い夢だとメモを取りたいと思い、起きてペンを取ろうと移動するまでの十秒間ぐらいで、夢の記憶は薄れて、ほとんど朝靄のように晴れてなくなります。

たまに怖い夢をみることがあります。
地震や火山の爆発が起こり、目の前の都会のビル群が倒壊していく光景を見たりします。
ややスローモーションで、ほとんどこの世の終わりかと思えるような映像が夢の中で上映されます。ただ、多くの人が犠牲になるとか、自分が危険な目に合うとか、命を取られたりするということはありませんでした。

昨日は、遠くに見える火山が爆発し、完全に山が姿を崩して溶岩が近くにまで流れてきて、避難するかどうかもたもたしているところで目が覚めました。年に一回ぐらい、この手のものは見ているような気がします。

話は遠回りしますが、4象限の図で、夢の世界を説明をしてみたいと思います。

縦軸の上を人間の「意識」、下を「無意識」として、横軸の左を「リアル」、右を「バーチャル」とする、上下左右の4つの象限をイメージしてください。

まずは、左上の「意識」x「リアル」の象限は、現実世界のことでよろしいかと思います。

今、話題のメタバースは、右上の「意識」x「バーチャル」の象限に当てはまるかと思います。意識して、アバターを使い、仮の現実世界を作ろうとしているので。
今後、メタバースがどこまで市場として広がるのか、私にはよく分かりませんが、この世界も色々な可能性があるのかもしれません。

そして、左下の「無意識」x「リアル」の象限は、脳科学や生命科学の世界と考えていますがいかがでしょうか。自然科学の実用化が進み、これから人間が住む世界は変わってくるのかもしれません。

更に、右下の「無意識」x「バーチャル」の世界は何か?
私は、これが、夢の世界だと思いますが、どうでしょうか?

この4象限の右下にある世界は、まだ、人類未踏の領域で、最も豊かな世界が広がっていると推測します。最近の科学による夢分析がどこまで進んでいるのか分かりませんが、この領域こそ、お金もかからず、法律もいらない、最後の面白い世界だと思いますが、どうでしょうか?

何分、1日のうち、寝る時間は6時間から8時間もあります。なんと、人類は人生の3分の1は寝ています。この時間を充実させない手はありません。

理想で言うと、夢の中で、自分はいつも自由で、楽しく、幸せでありたいと願っています。しかし、今のところ、この夢の中は誰もコントロールはできていません。

自分の人生の3分の1を使う眠りの時間、その中の夢の時間をもっと豊かなものにしたい、誰もが願うのではないでしょうか。

メタバースの世界もこれから広がるかもしれませんが、夢の世界で人間同士が交流し合うことは実現できないものでしょうか。この世界にはあの世にいる親や先生、友人もいるはずです。

以上、私の初夢の話です。話半分で聞いていただければと、禅の老師がいうように、所詮、この世は夢幻のようなものですから。

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