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2022/8/16

8月6日も9日も、15日も戦争の話題に触れなかった。
触れろという義務があるわけでも、同調圧力がある訳でもないが、ヒロシマの者として全く意識せずに過ごすのはどうかと個人的に思ったので、昨日のお出かけのリベンジをするべく、父と「広島平和記念資料館」に行ってきた。

天気予報では明日が雨のはずだったのに何故か出発時点で雨が降っていたので、傘を持って行った。8月に雨が降る度に、この雨があの8月6日に移行すればいいのにと、心のどこかでこっそり思う。

資料館に着いてみたら、意外と人が多くてびっくりした。6日でも9日でも15日でもないからシーズン外だろうと思って行ったのに。入場整理?みたいなこともしていた。もっと閑散としていると思っていた。

10年ぐらい前に来たきりなので久しぶりの感覚にドキドキしながら入ったけれど、館内は写真と説明の文字と少しの現物展示ぐらいであまり面白くなかった。まあ面白さを求めるものではないんですけど、それにしても昔より怖さが減っているというか、インパクトに欠けるというか、こう、心に勢いよく入り込んでくる感じの展示ではなくなっていた気がする。

そういえば皮膚がべろべろの人の人形(うろ覚えの表現)がなくなっていたのが大きいかも。私はあれをまともに見られた記憶がないので、もう一度見たかったのだけれど、残念。まともに見られなかったのは怖かったからではなく、怖がる友達にギャーギャーまとわりつかれていたから、さっさと通り過ぎるしかなかっただけなのだ。被爆者のベロが飾ってあった記憶があるのだけれど、実際置いてあったベロと記憶のベロが違って混乱しました。本当に全部展示リニューアルしたんだな。

お昼ご飯食べてから行ったら怖さグロさでオエッてなるかもしれないということでお昼ご飯前に行ったけれど、全然そんなことなかったのでよかった。むしろ展示物が多すぎて、頭がパンクしそうでオエッてなる感じでした。

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