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私、採用面接で嘘をつきました。

タイトルの通り、
大学の採用試験最終面接で、私は嘘をつきました。
しかも、学長と副学長との面接で

ちなみに、その大学には採用されました。
その嘘が採用の大きな理由になったわけではないと思いますし…
その嘘が悪い嘘じゃないと思いますし…
もう時効だと思いますので…
お話しします。

当時の記憶は定かではないのですが、
確か学長、副学長、学部長の3名だったと思います。
学長は、終始ニコニコしていたけど、発言ほぼゼロ。
学部長は、進行係。
そして、問題が副学長。
なかなか圧がすごくて、とにかく怖かった。
こっちが少し面白いことを言ってもクスッともしない。
最悪の空気です。
さて、この空気をどうしようか・・・
そういう状況の中での会話を想像してください。

私は、中学〜大学までラグビーをしていました。面接を受けた大学と、
その附属高校はラグビー強豪校。
面接の最後の方で、副学長から突然ラグビーの話題になり、
私はそこでいくつかの嘘をつきました。

わかりやすいように、どれが嘘でどれが本当か書いておきます。
あと、副学長のご機嫌数値も書いておきます。
☆5が上機嫌です。



副学長:◯◯高校のラグビー部だったんだ。うちの附属高校と試合はした?
私:はい。(本当)
副学長:どっちが勝った?
私:そちらの附属高校です。強かったです!(本当)
副学長:そっか!当時は強かったもんな! ☆☆
ちなみに、その時のうちの子らと、今でも付き合いのある子とかいるの?
私: えー、います。(嘘)
副学長:そうか!私、その頃ラグビー部の部長をしていてね。ちなみに、誰?☆☆
私:えー、山本です(嘘)
副学長:山本…そんな子いたかな?いま何してる?☆☆
私:えー、いまは銀行です(嘘)
副学長:銀行かー。へー、頑張ってるんだね!
学長、これでうちのラグビー部も安泰ですな!ははは!
もし採用が決まったら、ラグビー部の練習も見に行ってあげてよ!
☆☆☆☆☆
私:はい!(本当)


乗り切りました。

その嘘が採用の決め手になったわけではないと思います。
でも、その嘘でその場の雰囲気が良くなったのは事実です。

日常会話でも、
会話の流れを止めないためには、
場の雰囲気を良くするためには、
ある程度相手の話に合わせる必要があります。
そのためには、多少の「嘘」も必要になってきます。

私は、

話の上手い人は、嘘も上手い

と思っています。

自分は欲しくないけど「それいいねー!」
理解できないけど「確かにねー。わかるわー。」
別にすごいとは思わないけど「すごいなー。」

これも嘘です。
もちろん、全部が全部嘘をつく必要はありませんが、
場の流れ、雰囲気から思っていなくても相手に合わせることも
私は大事なんじゃないかと。私はです。

また、このような嘘は採用面接でも必要だと思います。
私は採用面接の専門家ではないので偉そうなことは言えませんが、

面接がうまくいく絶対条件は、
その場の雰囲気が良いこと

ではないでしょうか?
雰囲気がよければ、話も盛り上がります。

面接官がその雰囲気を作ってくれたらいいですが、
なかなかそうはいかない。
では、どうするか?

自分で雰囲気を良くしないといけない


なかなか難しいことです。
まずは、友達との会話から
試してみてはいかがでしょうか?(笑)

え?もし「山本なんていないぞ!」
と言われたらどうしてたかって?
「あ、鈴木でした!」と言ったと思います(笑)

ま、嘘は程々に。








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