あうとぷっと。(大学編)#1


「他人事なんだよね、やっぱり。」

年末の二者面談。画面越しの指導教員がそう言った。

自己の課題について話している時、今回の実習も辛かったんじゃない?と聞かれて、答えられなかったからだ。

辛かったのかどうか、覚えてなかったのだから仕方がない。

「辛いと思えないんだったら、今話してることは貴方にとって他人事なんだよね、やっぱり。」

やや残念そうにも聞こえる声色で、指導教員はそう言った。

他人事。随分と的を射られたもんだと思う。

私には、過ぎたことに関してどうでも良くなる節がある。楽しいことも大変だったことも、何もかもだ。

どうでもいいと割り切らないと、どうしようもなかった。とも言えるのかもしれない。

別に対して困難な人生だったわけでは無いのかもしれない。

けど、それでも要所要所で、心を無にしてきた。
あるいは笑い事として、軽視するようにしてきた。

そんな記憶がいくつかある。


だから、今回の実習だって、別に辛くなかったのだ。
話をしていた時には既に。どうでもよかったから。

……というか今回に関して言えば、当時も辛くはなかった。

指導教員たちが勝手に言っているだけなのだ。
合格さえすればいいと思っていたから、まず頑張ろうとも思っていなかったし。(怒られそう)


自己の課題について話すとほぼ100%の確率で大泣きする私をみてきているからこそ、心配してくれているのだろうけど。

その涙だって、自分では理由が良くわかっていないのだ。

あれこれ、その話題になって泣く度に理由を貼り付けてみてはいるものの(理由を言わないと解放してくれないから)、どれもしっくり来たことはない。

冷静に話したいのに、嗚咽と過呼吸がそれを許さない。
それが悔しくて、息が詰まって、また泣く。
その繰り返し。

泣きたくないのに泣く。
そんな自分が、その時だけは心底嫌いだった。

別に泣くこと自体が嫌なわけじゃなくて、泣いてもいいと思えない人の前で泣くのが嫌。


「遠慮しないで頼ればいい。」
「何でも言って。」
「力になりたい。」
「辛い時は口に出せばいいんだよ。」
「泣きたいなら泣けばいいじゃん。」

教師は皆、同じことを言う。
言葉は違っても、同じようなことを言う。


そうじゃない。違うんだ。

遠慮なんかしてない。
泣きたいわけじゃない。

何でも言えるわけがない。

貴方に言って何になる。
話したくないことを無理やり喋って、何になる。

泣きたい時は泣いてる。
あなた方よりも関係の深い誰かの前で。

貴方は違う。それだけのことなのに。

大人だから、教師だから。親だから。
それだけの理由が信頼に値するとでも思っているのか。
それだけの理由が尊敬に値するとでも思っているのか。

信頼する人も
尊敬する人も
泣ける相手も
何でも話す人も
私が私の為を思って私が選ぶ。

肩書きなんか、繋がりなんか、
生きた年数なんか、単なる要素にしか過ぎない。


それらを踏まえても尚、
私の生き方とは合わなかった。それだけだというのに。




こんばんは。
おはようございます。こんにちは。
アクセスありがとうございます。

生理前で情緒不安定な女です。どうも。

とてつもなく偉そうで生意気なことを言っている気がするが、一体何が書きたかったのだろう。

まあ本心ではあるので、訂正はしません。笑


何せここは私の「脳内あうとぷっと」の場。
偽っても仕方ありません。

文句は受け付けます。

そう言う意見もあるのね、と感謝はします。
(イラッとしたらたまに言い返すかもだけど)


それでは、また気が向いた時に。

アブリ。

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