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最近読んだ本(マーケティング担当者にもおススメ)

こんばんは。あぶかわ(@abukawais)です。

2020年も終わりですね。コロナ禍で大変な年末にになりましたので、今年は年末年始を静かに過ごされる方も多いと多いのではないでしょうか。寝正月で箱根駅伝もいいですが、よければ少しの時間を読書に充ててみてください。

私も最近、少し時間ができたので読書をするようにしています。その中から、マーケティングをする上で勉強になった本をいくつかピックアップしました。是非ご参考にしてください。

感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル(佐々木康裕)

Takramの佐々木さんの書籍です。佐々木さんはD2Cの方が読まれている感がありますが、私はこの本がとても好きでした。最近のビジネスは「データ」を分析して活用することに比重が置かれていますが、アメリカのトレンドは「デザイン」のようです。

「デザイン思考」という言葉もかなり流行っていますが、仮説ベースでアイデアを考えるためのフレームワークがかなり具体的に書かれているので、新たなプロモーションを考える際に取り入れたい考え方がたくさんありました。

徹底的に数字で考える。(深沢真太郎)

ビジネス数学教育家という初めて聞いた肩書の方の書籍です。先ほどの感性思考と真逆なタイトルではありますが、こちらも仮説を立てたり、データを取捨選択して必要な結論を出す、という話が中心でとても読みやすかったです。

マーケティングはデータに基づいた施策立案が大事とはよく言われますが、そこまでデータ分析が得意な人はいないんじゃないでしょうか。難しく考えず自らの意見を数字に基づいた形で考えましょうという内容なので、これなら自分でもできるかもという話でした。

売上の8割を占める 優良顧客を逃さない方法――利益を伸ばすリテンションマーケティング入門(大坂祐希枝)

元WOWOW、今は明光ネットワーク(明光義塾)でマーケティングを担当されている方の本です。WOWOW時代に取り組まれていた解約防止施策を中心に書かれています。WOWOWは元々は家電量販店での抱き合わせ販売が多かったり、無料キャンペーンで一気に新規顧客を獲得する戦略だったようなのですが、そうすると解約顧客が増えて、売上へのインパクトが非常に大きくなっていた時期があったようです。

この解約のところを改善するために、リサーチを徹底的に行ったり、コールセンターでの対応を試行錯誤したりと、実際の取り組みがかかれていて、ここまで細かくやらないといけないんだな…と勉強になる内容でした。

2021年はBtoBマーケティングでも「カスタマーサクセス」が大事になると思いますが、BtoBもBtoCも関係なく大事になる考え方や施策があったので、自社でも取り入れていきたいなと思う内容でした。

まとめ

マーケティングは同じことをやっているだけでは成果が出なくなっていきます。常に新しい考え方や新しいアイデアを取り入れていかないといけないと思うので、2021年もインプットをたくさんしていきたいですね。

おすすめの本があれば是非教えてください。

良いお年をお迎えください。

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