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60年代、流行った洋楽。14

『70年代、流行った洋楽』の60年代版です。
60年代の初頭は、私自身がまだ少年時代。音楽に目覚める以前のことでした。そのうち、ラジオのAM放送やテレビなどから流れる音楽に意識が向くようになりました。そんななか、記憶に残る曲にもめぐり逢いました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけでなく、半世紀よりもさらに前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。

60年代にはこんなことがありました。


ワンボーイ/ジョニー・ソマーズ
One Boy/Joanie Sommers(1960年)

 キュートな方ですね。曲の方もすてきな雰囲気で聞き覚えがあります。でも1960年ですか。リアルタイムでは聞いていないない可能性が高いです。
 竜馬のブログさんによればテレビ映画『サンセット77』に出演していたとか。これまた懐かしい番組名を目にしまして、ふとテーマソングが脳裏に浮かんだりして、テレビで見ていた記憶が‥‥‥、なんせ古いことなのであいまいなことですみません。

ジョニー・ソマーズ(Joanie Sommers)はニューヨーク生まれでカリフォルニアの高校で学生バンドの歌手として活躍しているところをスカウトされ、59年春頃からジャズクラブ等に出演したのが評判となってその年にファーストアルバムを吹き込んだ。サンセット77等の人気TV番組にも出演するようになった60年にこのシングル盤がヒットした。

竜馬のブログ

すてきなメモリー(日本語)/ジョニー・ソマーズ
Memories, Memories/Joanie Sommers(1963年)

 この曲日本でヒットしたので、日本語バージョンもでました。ずいぶん練習して録音したのでしょうね。上手に歌っています。ちょっと舌足らずな感じもかえってかわいくて。お疲れさまでした。


男の子と女の子/フランソワーズ・アルディ
Tous Les Garcons Et Les Filles/Francoise Hardy(1962年)

 彼女が18歳のときの作詞作曲だそうです。シンプルなメロディーが心地よい曲です。

フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy 1944年 1月17日 - )は、フランスの歌手、シンガーソングライター、女優。 1960年代にイエイエスタイルで登場して以来、世界の女性アーティストに大きな影響を与えてきた 。夫はミュージシャンで俳優でもある ジャック・デュトロン 。

ウィキペディア

 フランソワーズ・アルディはほかに『さよならを教えて』1968年などのヒットがあります。それを、ぜひ聴いてみましょう。

 グローバルということが言われる割には英語圏以外の音楽、フレンチポップやイタリアンポップスなどはいまや日本にほとんど入ってきませんね。ちょっと寂しい気がします。

1970年代後半以後は、レコード会社のマーケッティングがアメリカに偏重する傾向が出てしまい、フランス、イタリアのポップスが日本に紹介されることは、すっかり減ってしまった。

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青春の光と影/シラ・ブラック
Both Sides Now/CILLA BLACK(1969年)

 ジョニ・ミッチェル作詞作曲のこの曲は、いろいろな歌手がカバーしています。ここでは、キュートに語りかけるような、シラ・ブラックの歌声を聴きましょう。人柄をも偲ばれるような素敵なビデオがありました。
 やさしげな表情がなんとも魅力的ですね。心になにかがポッと灯ったようです。恋ごころ、かな?(笑)。本名がプリシラ・マリア・ヴェロニカ・ホワイトとか。ブラックさんじゃなかったんだ。

イギリスの歌手、司会者、女優、作家である。 1963年に歌手としてデビューし、シングル11作品が全英シングルチャート、アルバム4作品が全英アルバムチャートでそれぞれトップ10入りしている。歌手活動のほかに、BBCのバラエティ番組『Cilla』や、『Blind Date』や『The Moment of Truth』などの番組で司会を務め、コメディ女優としての活動も行なった。

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 シラ・ブラックの可憐でさわやかな歌声から、やまがたすみこさんの声を唐突に連想しました。少し調べましたが、現在もお元気のようでよかったです。

夏の光に/やまがたすみこ(1976年)
ムーンライト・ジルバ/やまがたすみこ(1977年)



※素晴木あい さんの画像をお借りしました。

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