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オーディオびより

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#私の趣味

幸せなアナログレコードとの再会(今は昔編)自分史上初めてのマイ・オーディオ・システム。

 今は昔、あるところに管弦好みの男子があったそうじゃ…… ◯父が新しい家電大好き人間だった  60年ほども前の話。電気炊飯器、テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫など当時の「先端家電」が発売されるやいち早く父は購入していました。その後もカラーテレビ、電子レンジなど近所では一番手。  音楽も好きな人だったので、その後流行り出した「コンソール型」ステレオ(真空管式でアンプやスピーカーが一体型。横長・脚付き)なんかも家にありました。 ◯コンソール型のステレオ  日立製作所の製品

幸せなアナログレコードとの再会(番外編)針飛び・プチプチノイズの原因と対策

 長期保存や中古のレコードにはプチプチ雑音や針飛びを起こすものが珍しくありません。  今回入手したレコードの中にも何枚かそれがありましたが、下記対策で無事治まりました。2枚だけはどうしてもダメで廃棄しました。  なお、以下すべて自己責任でお願いします。 原 因 キズ、カビ、チリ、ホコリや不純物です。 対 策 その原因がカビなのかキズなのかホコリなのか、見分けは難しいですが、対策はある程度共通しています。  肉眼では見えないけど、どうしても針飛びが起きることもあります。

幸せなアナログレコードとの再会(3)

 今回、オークションで入手したレコードですが想定外に良かったことがあります。それは、届くレコードの状態が想像していたよりも平均的にとても良いのです。  ただし、オークションで収集する際は現物確認ができないので、出品者を選ばなければなりません。若干の経験値も得ましたので、次回からの参考になりそうです。  中には、多数の傷があってそれが雑音源となって音楽そのものを正常に聴くことが出来なかったり、キズが大きくて針飛びが起こったりしたものがありました。  破棄せざるを得ませんが、

幸せなアナログレコードとの再会(2)

 (承前)  音質が良いと感じる理由ですが、レコードという媒体そのものの優秀さと相まって、最近導入した「ケンブリッジ・オーディオ」のアンプや、「レガ」のプレーヤーがエントリークラスでそろえたにもかかわらず、優秀機だったのかもしれません。躍動する音楽の本質に触れることが出来ていると思います。    オーディオで「40万の法則」といわれるものがあります。システムの最低音域と最高音域の周波数の積(掛け算)が40万になるときに、人は「いい音」だと体感するというのです。    例えば

幸せなアナログレコードとの再会(1)

 先日の記事でご紹介しましたとおり、アナログレコード熱の再燃に伴いエントリークラスですがアナログプレーヤーを購入しました。  また、以前そのすべてを処分して手もとから全くなくなってしまった、アナログレコード(LPレコード)をいちから再収集中です。    オークションですから、同じ出品者から落札してまとめ発送をしてもらえれば送料が割安になります。やむを得ず1枚単位落札というケースもあります。その場合送料が割高になりますが仕方がないことです。  現在、厳選した内の約30枚が

ビクターのスピーカー、SX-500DOLCEⅡを導入しました。

 スピーカーは、いろいろ試しましたが現在DALIの「ROYAL TOWER」を使用しています。違うスピーカーと聴き比べてみたいという気持ちがありました。  ビクターSX-500シリーズのスピーカーを欲しいと思いながらずいぶん年月を経ましたが、先日購入しました。 ○SX-500DOLCEⅡ  1988年発売の、初代SX-500から6代を数えるロングセラーのシリーズが2008年に生産中止になりました。「SX-500 DOLCEⅡ」も今では中古でしか入手できません。   実は