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たちあがる女 ★★★★

2018年に製作されたアイスランド映画です。

アイスランド映画には珍しく??とてもコミカルなコメディー映画です。(でもメッセージ性はちゃんとあるところが流石・・・)

主演はハルドラ・ゲイルハルズドッティルさん。私は本作で初めてお目にかかりました。

主人公はアイスランドの田舎町に住むハットラ。表の顔は合唱団の講師ですが、彼女には裏の顔が、、それは地元のアルミ工場と孤独に闘う環境活動家。

(以前紹介した青い惑星のはなしの作者、アンドリ・S・マグナソンさんが書いた「よみがえれ!夢の国アイスランド」もアルミ産業の拡大による環境破壊を問題視した作品でした。それにより経済は救われているものの、根深い問題があるように感じます。)

そんな彼女のもとに、長年の夢だった養子を迎えることができるというお知らせが届いたことをキッカケに、環境活動家としての闘いに決着をつけようとする・・・というお話です。

環境問題にもしっかり切り込みながら、それをシリアスに感じさせない人間味あふれる魅力的な主人公が、強い意志を持ちながらも楽しく生きていく様を描いていて、見ると元気を貰えます。

そして音楽の効果がまた素晴らしく、急に楽器隊がシーンの中に登場して音楽を見せる演出にしている点もとても素敵です。

オススメです(^∈^)

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