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#008 「製造業DX」成功の鍵はマニュアルにあり!

こんにちは。クシビキです。
最近、SNSやブログ、ニュースなどあらゆるメディアで「DX」という言葉を目にするようになりました。

エージェンテックは「現場で働く人たちをITの力でサポートする」という理念を持つ会社ですので、当然「DX」に関してもいち早くブログなどで発信してきました。

現在、あらゆる業界でDX化が進んでいますが、その中でも特にDX化が急務である製造業(工場)の「DX」についてお話ししようと思います。

製造業におけるDX化のカギは?

DXを成功させる為の最初の施策とは?

コロナが落ち着いて間もなく1年。日経平均株価も史上最高値を更新し日本経済が上向いてきている今、製造業界は革新の波に乗っています。デジタル技術が進化し様々な可能性が広がりつつある中で、製造業のDX化は避けて通ることはできません。

しかしながら実際のところ、多くの企業様がDX化に向けて何をすれば良いのか明確になっていないような気がします。

実際、弊社にも製造業のお客様から多くのお問い合わせをいただきます。

「上層部からDX化の指示が出ているが何をすればいいんですか?」と。

「DX」はここ数年で一気に広がったので、正直いって概念・意義などよりも言葉だけが一人歩きしている感が否めません。ですので当然のことながら「いきなりDX化しろ」と言われてもピンと来ない人は多いと思うのです。

ということで、今回はDX化の為の最初の施策を敢えて一つに絞って提案しようと思います。DX化に向けた最初の施策、、、

それはズバリ!「マニュアルのペーパーレス化」です。

最初の一歩はマニュアルのペーパーレス化

今でも多くの製造現場では、紙のマニュアルを活用していることが多いと思います。まずはその紙のマニュアルをペーパーレス化してみてはいかがでしょうか。

難しいことはありません。マニュアルを入れたタブレットを現場で働く人たちに渡してしまえば実現できちゃいます。(もちろん細かいフローは存在しますが。。。)

ペーパーレス化によりマニュアル改訂のたびに印刷する必要もなくなりますし、何より紙でマニュアルを確認するより格段に業務効率がアップします。

「なんだDX化ってそんなことなの?」

と拍子抜けするかもしれませんが、それで良いのです。

まずはスモールスタート。これ非常に重要なキーワードです。

実際、弊社のお客様でもマニュアルのペーパーレスからDXに取り組んだお客様が沢山おられます。

タブレットの場合、QRコードを使ってマニュアルを見ることもできます。

ひとつ例を出しましょう。とある工場内にベルトコンベアがあるとします。

その側面にマニュアル用のQRコードを貼っておけば、ベルトコンベアにトラブルがあった時、タブレットをかざせばすぐにマニュアルを確認することができます。

製造業の工場には数多の機器がありますので、その機器ごとのマニュアル用QRコードを設置しておけばピンポイントでマニュアルにアクセスできるので、業務は劇的に改善できるのではないでしょうか?

QRコードからアクセスすれば劇的な業務改善に!

DXはただのIT化ではない

DXは単に新しい技術を導入すること以上の意味を持ちます。
マニュアル確認の業務時間を削減することで、製造プロセスの再考、労働力の再教育、そして組織文化の変革を含む包括的なアプローチが可能になります。

「IT化によって業務、組織、プロセス、企業文化・風土を変革する」

これこそがDXなのです。

どうでしょう?そう考えればDX化のハードルも低いような気がしますよね。

重要な事なのでもう一度言います。

DX化を実現するには「スモールスタート」。 これに尽きます。

この記事を読んでくれているあなたがもし製造業のDXに悩んでいるのであれば、これを機にぜひトライしてみてください。

製造業DXツール「ABookBiz」

ABookBizは製造業におけるマニュアルのペーパーレス化ツールとしても多くの企業様にご利用いただいています。

ドキュメントだけではなく動画も埋め込むことができるので、マニュアルの確認だけではなく教育向けのツールとしても有効です。

昨今、外国人労働者も増えてきている製造業の現場。多言語でマニュアルや教育動画を一度作っておけば、言葉が通じにくい外国人への教育もスムーズです。

百聞は一見に如かず。

ぜひ一度ABookBizを体感してみてください。

まとめ

ペーパーレス化は単に紙を使わないこと以上の意味を持ちます。デジタル時代における製造業の一歩先をいくためにも、いち早くDXに取り組みましょう!今回も最後まで読んでもらってありがとうございました!!