PD3220Uスペックと感想メモ
詳しくはブログにまとめました!
https://abolution.com/benq-pd3220u
■スペック
31.5インチ・ノングレアIPS・4K
最大輝度300 cd/㎡・コントラスト比1000:1
リフレッシュレート60Hz・応答速度5ms(GtG)
最大表示色約10億7000万色(10Bit)
色域sRGB 100%, Rec709 100%, DCI-P3/Display P3 95%
高さ:~150㎜・上下:-5°/20°・左右30˚/30˚・回転:90˚
■その他機能
工場出荷時キャリブレーション済み
HDR10 対応
Thunderbolt 3対応
VESAマウント100 x 100 mm
スピーカー2W x 2
■画面表示
フリッカーフリー・ブルーライト軽減
暗室モード・アニメーションモード・CAD/CAMモード
■接続端子
HDMI2.0 x 2・Display Port 1.4 x 1・Thunderbolt 3 x 2(85W給電、15W給電)・USB3.1 × 4(Downstream x 3、Upstream x 1)・USB Type-C x 1(Downstream)
■PD3220Uここがすごい
デュアルビュー
DualView機能をオンにすれば、左右異なる表示モードでデザインを隣り合わせに表示することができるので、作業効率がいっそう上がります。
KVM(キーボードビデオマウス)スイッチ
新たにアップグレードされたKVMスイッチ機能を使用すれば、1台または2台のディスプレイを接続した2台のPCを1セットのキーボードとマウスで操作することができます。これにより2台のPCをシームレスに切り替えながら複雑なデザイン作業を行い、作業効率を大幅に向上させることができます。
ホットキーパック G2(コントローラー)
ホットキーパックG2には、コントローラーキー3つとローテーションキー1つが備えられており、作業中に頻繁に使用する機能にそれらを割り当てることができるようになっています。 また、ホットキーパック上のダイヤルでディスプレイの輝度やコントラスト、音量を調整できます。前の設定に戻したい場合は、リターンキーを押すだけですぐに元の状態に戻すことができます。
■感想
デザイナー向けモニター
Thunderbolt端子付きでMacBookと接続でき、M-Bookモードを使用することでMacの色合いに近い色を再現できる
デザイナーやクリエイターはMac使いの人が多いから結構よさそう
工場出荷時キャリブレーション済みで色の精度は安心できる
色域はsRGBに加えてRec.709が100%、DCI-P3は95%カバーと広色域
ちなみに「WEB→sRGB、テレビ→Rec.709、シネマ→DCI-P3」
HDR10対応は映像を楽しむ目的としては微妙だけど、制作物がHDRでどのように表示されるのかを確認するために使うのには良いと思う
モニターの表示モードの切り替えを付属の専用コントローラー「ホットキーパック G2」で手軽に操作できて、デュアルビューを使うと右と左で別々の表示モードにすることで制作に役立つ
ちなみにホットキーパックG2は輝度・コントラスト・音量調整もできるから普段使いにも良さそう
KVM(キーボードビデオマウス)スイッチは、2台のPCを1つのキーボード&マウスで操作できるシステム
グループで作業する場合ならやり方を教えるときに使えるし、個人でもノートとデスクトップで同一のキーマウで操作できるのが結構便利そう
■問題点
問題は値段が約15万と高額なので一般人には手が出にくいところ
31.5インチは小さめのテレビぐらいのサイズだから、デスク環境によっては画面がデカすぎるかもしれない
スピーカーがついてるけど音質はおまけ程度
どんなモニターでもそうだけど、ドット欠けやいわゆるIPSグロー、画面四隅に近づくほど色ムラが出てしまうことはどんなモニターでもあることなので、保証もつけた方が無難。予算は1~2万円ほど多めに見積もっておいた方がよさそう
コスパとしては良くないけど、プロユースなものとして性能も使い勝手も良さそうなモニターだなと思います
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