Photo by shokonote 三島由紀夫「時計」 アボカドトマトナス 2023年8月30日 13:02 1966年、三島由紀夫41歳の作品。千栄と勉という恋人たちの小説だ。ただ、筆者には初めよく分からず、 三島由紀夫「時計」男はスリ! | 憂き世忘れ 「時計」は1967年、「文芸春秋」1月号です。売春婦の千栄と、そのヒモ男、勉のお話。大変貧乏クサく、お互いの過去を知らない tamegoro.exblog.jp この記事を読んでやっと腑に落ちた。残酷な短編だ。千栄は勉との結婚を求めるが、勉はスリ。オチとしても弱く、しかも不必要に残酷だ。また、作中の文に「千栄はその静かな股間に休日を保つてゐる」という下りがある。確かに彼女は売春行為で生計を立てているが、この書き方にはあまりに品がなく、女性に対する侮蔑があり、不愉快としか言えない。三島の安い短編でも特に質が悪い。読む必要はない。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #読書感想文 189,831件 #読書感想文 #時計 #三島由紀夫 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート