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なろう版「オーバーロード:前編」の感想

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アニメ化もされてるタイトル、「オーバーロード」の原作?ーー書籍の前のなろう投稿版ーーを読んだよ。今回の感想はなろう版の感想で、書籍もアニメも一切見てないのでそちらの内容はほぼわかりません。

一応ネタバレもあると思うので、そこら辺はよろしく。

あらすじは上のリンクからどうぞ。

一言で言うとVRゲームの世界が現実になっちゃった話。

今となってはそれほど珍しくないけれど、所謂人外転生かな。転生というと赤ん坊の時から転生前の記憶があって〜みたいなことが多いけど、人外に生まれ変わってるという意味での転生の方が言葉としてはしっくりくると思う。

世界観は剣と魔法のファンタジー世界。ゲーム時にはなかった3つの強国が存在していて、王国だったり帝国だったり宗教国家だったり。冒険者とかも当たり前に存在する。まあテンプレですね。

最初は混乱する主人公だけど、とある目的も持って行動していくことになる。

ただ、キャラクターがかなり多いので主人公の影は薄い。読んでると、「あれ?主人公どこいった?全然出てこん。」という感想を持ちます。転生前の主人公はただのサラリーマンで始めのうちはすごく日本人的な感じだけど、時間が経つにつれて種族特有?の考えに染まっていってる感じがとても良い。

私がこの作品で面白いなと思ったのは、他のキャラクターで一つの物語みたいに仕上がってるところ。先に言ったように主人公がなかなか出てこない分他のキャラクターについての話が多いし、人物像もどんどん掘り下げられていく。初めは噛ませ犬的な感じでさっさと主人公が出てくるのかなーなんて思いながら読み進めていくけど、ほんとに出てこない。

そしてやっと主人公出てきたかと思ったら、今まで語られてたキャラクターが割とあっさり殺される。これがまた魅力の一つだと思う。

なんならそのままそのキャラクターで物語かけちゃいそうなのに、スパッと終わらせられちゃう。そのおかげで余計に主人公が際立つのかなーという感じ。

なろう版では、この「オーバーロード:前編」と「オーバーロード:後編」が投稿されてるけど、後編の方は更新が途中で止まっちゃってるのでもう続きは読めそうにないなーという感じ。少し調べてみたけど、前編は書籍版の大体10巻までになってて、11巻以降は完全に別ルートらしい。書籍化時の変更はよくあることだし、アニメの主人公の近くにいるお姉さん(絵だけはみたことある)出てこないなーと思ってたらなろう版には登場せず書籍からの登場人物だったので、そのうち書籍版も読むかなーとは思ってるくらいには面白かったよ。


ちょこちょこ書き始めてる感想文だけど、なかなか難しく感じるな。

読んだ作品についてのメモ書きくらいの緩い気持ちで進めよう。

書き方も色々試すしかないなー。

私が面白いと感じた部分に共感した誰かが作品を読んでくれるようになると嬉しいね。その際はコメントくださいね。喜ぶので。


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