三菱FG 決算ハイライト

昨日は分析というより銀行トークをしていきました

三菱フィナンシャルグループ 銀行の頭の中|北村 悠|note

今日は、ちょうどいいハイライトがあったのでそれを活用しながら話を進めていきます。


1の業務粗利益は、要は粗利です。
そこから販管費に値する営業費を引いて
業務純益というものが出ます。

業務粗利益は、金貸しと預りの利息の差額が資金利益となります。

内訳はこんな感じだそうです⇩


国内法人と海外貸出が同じ50兆円くらいとなっています。



海外で増やしています。

ダナモン銀行とは、インドネシアの大手銀行で2019/4月に参加にしました。


ダナモン銀行の純金利収益率は8%だそうです!
リスク費用を加味しているのかな?純の金利収益だからしていないだろう。
でも三菱堅そうだから相当管理はしっかりしているんだろうな。

という感じです。

高金利のものってやっぱり返って来づらくて。

昔、日本振興銀行っていうのが中リスク中リターンのビジネスモデルで銀行始めたんだけど、
初のペイオフ食らっちゃいましたからね。

金利が高いってやっぱりそういう印象にはなっちゃいます。


さて、続いて

②営業費のところと、③与信関係費用のところに、
MUB売却に関するものが出ています。

MUBというのは旧東京銀行が参加に置いていた、アメリカのリテール部門の銀行だそうです。
これを売却したことにより、東京色が消えるという記事がありました⇩

(2ページ目)三菱UFJFGが米国地銀MUBを売却…いよいよ消え去る「東京銀行」の残滓|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

みずほがなんだか未だに3行の足並みがそろっていない気配がありますが、
三菱FGはちゃんと三菱に服従したことで統制が取れている様なイメージはありますよね。
内情は知りませんけど。


三菱は昔から海外というイメージが強かったですけど、
初めて報告書を見てみてやっぱりそちらで伸ばしているんだなぁと思いました。

次は三井住友銀行あたりでしょうかね。

そういえば三井物産が不動産で頑張っていましたね。
三井物産~四半期報告書~|北村 悠|note
また、住友商事も精密を買って販売網を広げようとしていました。
5大総合商社〜住友商事2〜|北村 悠|note

財閥が絡んできて私の頭の中も繋がってくるとおもしろそうです!

どんな関連性が出てくるのか、楽しみにしています。

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