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【書評】日々のいまこの瞬間に活きる直球メッセージ 『腐った牛乳になるくらいなら美味しいヨーグルトになりなさい ここから一発逆転する方法 - 和田裕美』

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心にずしんと響く言葉は毎日違うはず

ブリタニカ社にてグローバルセールス実績No2の成果を出し、のちに営業コンサルタントとして数々の著書を贈る和田裕美さんのワンフレーズメッセージをまとめた本書。
本書で和田さんが発する言葉は、誰でも人生で直面する、日常的なワンシーンにおいて私達の選択指針となることでしょう。
COMMITMENT(自分との約束を守る)/POSITIVE(前向き)/WORK(働く)/COMMUNICATION(つながる)/ENJOY(こころ、踊る)という切り口からメッセージを綴られています。

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「決断するにはカウントダウン10秒しかない。」

私達は日々、行動と決断の繰返しの中で生きています。
朝起きて何を着るか、食事は摂るか、外出時の交通経路はどのルートでいくか、今日の仕事はどこから手を付けるか、など。
新たな人との出会いや、やってみたいなと思えること、この人と話してみたいな、とか、あの人から誘われたけどどうしようなど、全てにおいて決断は求められます。
そこで話を延ばすことも可能ですが、それもまた決断の一つ。
どうせ決断するなら、私は次の行動につながる決断を選びます。

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「話すことは理解のスタート、話さないことは誤解のスタート」

目を見れば分かる、相手の表情から言葉を理解するなど、所謂「以心伝心」という言葉はありますが、まずは話をし、相手を理解することから全ては始まります。
その過程で、「あ、この人こんな一面もあるんだ」、「この人のここは好きだな、だけどここに関してはちょっと嫌いかも。」といった好き嫌いが少しずつ生まれてくると思います。
一方、最初から硬い雰囲気で話しにくくしてしまったり、積極的に相手に会話をしない、したくないときもあるかもしれません。
人間なので、どうしても気分が優れなくて気持ちが前向きにならないときもあると思いますが、そんなときは出来るだけさっとフェードアウトした方が良いかもしれません。
また、対面でコミュニケーションをせず、間接的なメッセージを送ったり、オンラインだけでやりとりしてしまうことも誤解のもとになると思います。
相手に誤解を与えては元も子もありませんので、どんな状況であれ、相手と向き合う姿勢は忘れないように身に染み込ませたいものです。

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「子供に戻ったように、好奇心に素直に従って動けば必ず経験値がついてきます。」

あなたは何がしたいの?と言われたことがある人は多いと思います。
言われたことのない方は恐らく、すでに目の前のことに向かって好きなことをやり続けている人でしょう。
年齢を重ねるたびに、「やってみたい」「面白そう」という感情だけで選択出来なくなることは多いと思います。
「でも、時間があまりないしなぁ」とか「お金がかかるしなぁ」とか、「●●だしなぁ」とかとか。
自分の心の中で言い訳を始めたら、ブレーキの強さは急速にかかるだけです。
結局前に進めなくなるのは、心のブレーキをかけてしまうことが最大の障害ではないでしょうか。(どんな理由があれ)
いまの気持ちを素直に出すには、熱いうちに鉄はたたけ、の精神が必要かもしれません。

『腐った牛乳になるくらいなら、美味しいヨーグルトになりなさい ここから一発逆転する方法 - 和田裕美』


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