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【書評】ネガティブ思考でも180度転換できる 『人生を好転させる「新・陽転思考」 - 和田裕美』

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新・陽転思考なにそれおいしいの?
和田裕美さんの書籍シリーズ書評第二弾。
今回は、思考法について体系化した本書「新・陽転思考」について取り上げてみたいと思います。
実際に和田さんとお話して感じたことでもあるのですが、とにかく和田さんは陽のオーラがすごい。
圧があるとかそういった類のオーラではなく、+(プラス)のエネルギーが溢れ出ていることからも、本書の考え方は説得力があるなと思えます。

「幸せになるために自分が選ぶべき道はどっち?」
色々考えるときもあれば、深く考えずにとりあえず進めーっていうときもありますよね?
どちらが正しい、間違っているって語り始めたらキリがありません。
でも、この考え方はとても重要だと思いました。
私達が何かを選択するときに「それって、(自分にとって)幸せになるの?」と一瞬でも頭によぎらせて行動することで、一つ一つの日々の行動経路が変わっていくと思いませんか?
楽しい、楽しくない、メリット、デメリットで判断することって多々あるかと思いますが、そうではなくて、”幸せになるのか”っていう判断基準のもとに選択をすれば、人生の満足度に与える大きなものさしになるんじゃないかと思います。

「事実は一つ。考え方は二つ。」
起きてしまったことは変えようがありません。
そして、起きて”しまった”という表現になるような出来事であれば、大抵は”やばい”、”まずい”と思えるようなことが起きているかと思います。
でも、冷静になって考える必要があると思います。

起きてしまった→やばい&まずい→不幸だわぁ

っていう方程式で良いのでしょうか?
それって不幸の連鎖を生むだけで、何も良いことないですよね。
一歩冷静に立ち止まって、こんなステップに思考の整理をすることも出来ると思います。

起きてしまった→事実としては〜〜である→●●できてよかった→陽転思考

考え方、捉え方を順序立てて整理するだけで結論が一転して良い方向に向き始めますよね。
つまり、不幸な結論に誘導することも出来れば、次に進むための前向きなステップの過程として導くことも出来る、っていう脳内情報処理の一つになると思うのです。

「よかった探し」
思考法というものは得てして納得しやすいものではありますが、みなさん一同に口にする事として、それが出来ないから困っているんだよ、出来たら誰も苦労しないよ、という言葉も同じくらい聞くことが多いと思います。
いますぐ改善できるカンタンなトレーニング方法として挙がっている「よかった探し」とはなんぞや?
これは起きた事実から、陽転思考につなげやすくするための思考法のトレーニングメニューです。

事実:
●●があった件について

結論:
▲▲してよかった
※ネガティブなことを挙げてもOKなので、結論に”よかった”と書いて下さい

なぜ?
■■することが出来たから

事実→結論を導き出す際は、ネガティブな表現でもOKですので、語尾によかった、と書いてみて下さい。
とにかく挙げてみて、文字に落とし込むことで客観視することが出来ます。
そして、なぜ?と内省をし、理由を書くことで前向きにつながる要因が浮かび上がりやすくなります。

ノートに書くことで、右脳が刺激されるので、新たな発想も生まれやすくなるので、おすすめな思考法かな、と思います。


『人生を好転させる「新・陽転思考」 - 和田裕美』


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