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帰国後の曽祖父一家:日本でも写真を撮る

日本に帰った曽祖父一家は、故郷の新潟県と福島県の県境にある山奥の村に滞在しました。

下の写真は、帰国した大正14年(1925年)の7月に新潟県三条市の水野写真館で撮ったものです。左が7歳の次女ヒメコで、右が11歳の祖母です。写真の台紙に「日本上陸第壱回ノ寫眞」とメモが書いてあります。

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今までと違って子供たちは和服を着ています。これ以降の写真は、和服で写っているものばかりになります。下の写真は大正15年(1926年)4月撮影です。

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それからなんと、保次郎・ヨキ夫妻には1926年に5人目の娘(大叔母)が生まれました。下の写真の、一番小さい女の子が、その大叔母(4歳)です。撮影年月不明ですが、祖母は16歳、次女ヒメコは12歳になっています。

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三女、四女はすでに亡くなっていたので、この大叔母は実質的に三女として育ちました。祖母とは12歳違いなので、あまり姉妹という感じはしなかったそうですが、次女ヒメコとは姉妹という仲で育ったと、大叔母本人から聞いたことがあります。

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