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バアニャンお達者通信

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ノラ猫だったナナンの15年後。「バアニャン」になったナナンとの暮らしを紹介します。
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2018年9月の記事一覧

【バアニャンお達者通信】猫のお葬式

猫や犬など、ペットが亡くなった後の弔い方は色々あるようです。 火葬業者が引き取りに来て火葬して返骨してくれるケースもあれば、ペット霊園に持参して立ち会い葬儀をして納骨するケース、共同火葬でお骨もそのまま処分してもらうケース、自宅の庭に土葬するケースなど様々です。 私が知る限り一番割り切ってるなと思ったのは、母の友人の飼い犬が亡くなったとき、市役所に電話して引き取りに来てもらい、焼却処分してもらったという話です。費用ゼロ。その友人は飼い犬のことをとても可愛がっていて、決して

【バアニャンお達者通信】お別れ

9月5日12時24分、夫からLINEで「ナナンの呼吸が遅くなってきた」という連絡がきました。 これは一体どっちなのだろう? 落ち着いてきたのだろうか、それとも……。 急いで会社を早退し、電車に乗ったところで、また夫からLINE。「逝ってしまったような気がする」「まだ脈があるような気もするが、もうかれこれ15分くらいこんな感じ」「目に見えて呼吸が止まっている」 ーーウソでしょ! まだ脈あるんじゃないの? しかし、さらに数分後、またLINEで「脚がかたくなっている」と連絡

【バアニャンお達者通信】予兆

8月25日 月1で通っているナナンの皮下点滴のため動物病院へ行ったら、脱水症状が進んでいると先生に言われました。 今思うとその頃のナナンは、相変わらずゴハンを食べる意欲は強いものの、ゴハンを入れたお皿を目の前に置いてもすぐ気が付かずにボーッとしていました。いつも寝床にしていた玄関では、明るくオープンなドア前よりも薄暗くクローズな靴棚下に隠れるように寝ていて、いつもと違う、ちょっと気になる行動をしていました。 でも皮下点滴をしてもらったら幾分回復したのか、数日はゴハンをよ

【バアニャンお達者通信】ナナン、旅立つ

我が家のバアニャンことナナンが、9月5日に永眠しました。推定で17歳でした。 明日はペット霊園で葬儀の予定です。予想よりずっと早いお別れだったので、まだ心が追いついていませんが、落ち着いたら、亡くなるまでの顛末やペットの葬儀事情も書こうと思います。 今日は、元気だったころのナナンの動画を家族で見て偲びました。

【バアニャンお達者通信】老猫様は毛づくろいをしなくなる

前回もちらっと書きましたが、老猫ナナン(推定17歳)は自分で毛づくろいをしなくなってしまいました。いつごろからそうなったのか、はっきりとは覚えていませんが、今年17歳になった頃からだろうと思います。 以前は頻繁に毛づくろいをして、あんなにキレイ好きだったのに……。私の母方の祖母が晩年、半身が不自由だったり痴呆気味だったりしたこともあって身なりを気にしなく(できなく)なってしまい、母が「あんなにお洒落だったお母さんが……」と嘆いていたのを思い出します。きっとナナンも祖母と同じ