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バアニャンお達者通信

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ノラ猫だったナナンの15年後。「バアニャン」になったナナンとの暮らしを紹介します。
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2018年7月の記事一覧

【バアニャンお達者通信】瀕死の脱水症状から奇跡のV字回復

去年の10月に、肛門線が破裂してお尻を6針縫ったナナンさん。当初は2週間後に抜糸と言われていましたが、抜糸前に尻尾付近の傷が開いてきてしまったので、一度抜糸してからまた3針縫い直しになりました。猫や犬は尻尾を動かすため、この付近の傷はどうしても開きがちなのだとか。 この時もまた老体を考慮して麻酔なしでの縫合でした。しかし瀕死の状態だった前回よりはずっと元気になっていたので、ものすごく暴れて吠えました。獣医のS先生のほかに、助手さん2人と飼い主の3人がかりで保定したほどです!

【バアニャンお達者通信】お尻が破けたときの話

去年の10月、肛門腺破裂でナナンのお尻が破けました。ナナンは当時推定16歳。 群ようこさんの『ビーの話』文庫版巻末の対談に、隣人Mさん(もたいまさこさん)の飼い猫ビーちゃんのお尻が破けたという話があり、それを読んだとき「えっ、どういうこと? そんなことってあるの?」と思ったのですが、本当に「お尻が破ける」としか言えない状態になりました。 ☆☆☆ この年の夏からナナンはどんどん食欲が落ちてきて、やたら水ばかり飲むようになっていました。最初は暑いせいかと思っていて、実際涼し

【バアニャンお達者通信】老猫様向け保存食

去年、ナナンは推定16歳になったころから、顎の力が弱くなってきたようで、固形物(カリカリ)があまり食べられなくなってきました。 そこで缶詰のウェットフードをあげるようにしましたが、一度の食事で一食分(80g)は食べられず、ちょっと食べてはどこかへ行ってしまい、フラッと戻ってきてはまた食べる、を繰り返します。しかしカリカリと違って時間が経つとカピカピに乾いてしまうため、そうなるともう食べたがりません。 どこかへ行ってしまったとき、猫皿を持って行って見せてやるとまた食べますが

【バアニャンお達者通信】老猫は吠える?

我が家には二匹の猫がいて、老猫(推定17歳)のほうはナナン、若猫(5歳)のほうはカリンといいます。「バアニャンお達者通信」というのは、主に私の知り合いに向けて、Instagramで老猫ナナンの様子を書いたものだったのですが、もうちょっと長文で書いてみようかと思って、noteで始めることにしました。 ノラ猫から我が家の猫になって15年、すっかり「バアニャン」になったナナンさんの日々の様子や、老猫との生活はどんなものかを紹介できればと思います。たぶん、カリンのほうもたまに出てき