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ちょっと心を軽くしたい方へ(不登校生の親むけ)

子どもが不登校になったことで
疲れている、つらい、しんどい、もう自信がない、
といった親御さんは多いです。

そこで今回は
疲れて、つらくて、自信を失っている親、であるみなさんと
ごく簡単なワークをちょっとだけ一緒にやってみようと思います。

・簡単な作業をする
・もうひとつ作業をする
・最後に伝えたいこと

そんなに時間はかかりません。
終わった頃に、みなさんの気持ちが少しでも軽くなっていることを願っています。


ではまず
紙とペンを用意して下さい。
あるいはメモがとれればスマホでもタブレットでもOKです。

けっこう自信をなくしている方は
いったん読むのをやめて、本当に準備して下さい。

よろしいでしょうか、では

「お子さんの良いところ」を
3つくらい書き出してみて下さい、どうぞ。

できれば、
「昔は成績も良くて〜運動もできて〜」などの「過去のこと」ではなく
現在のことが良いです。

「良いところ」が難しければ「こんな時は親として嬉しい」といったことでもOKです。

なかなか思い浮かばないなという方は、
これを3つ書くだけでも、良いワークになるかと思います。


3つ、書けましたか。

ボクも、例として3つ挙げておきます。

「優しい」
「よく気が利く」
「笑った顔がかわいい」

このような例を挙げておきます

書けましたか。

そのメモをただながめるだけでも、気持ちの面で充分に効果がある、という方もいらっしゃるかもしれません。


お子さんの良いところ、ありますよね。

けど、不登校。

お子さん良いところを使って、頭の中で紹介文を作ってみましょう
「優しくて、気が利く性格で、笑顔がかわいい、けど不登校なんです」

といった感じでしょうか、

だから、悩んで、自信をなくしているわけですよね。


では2つめの作業。

先に作ったお子さんを紹介文の、
言葉の順番を入れ替えてみましょう

「優しくて、気が利く性格で、笑顔がかわいい、けど不登校なんです」を
「不登校」を前に持ってきて「良いところ」を後ろにして下さい。

そしてこれは、可能であれば
ぜひ声に出して、読み上げて下さい。

「不登校だけど、優しいんです」
「不登校だけど、気が利く性格なんです」
「不登校だけど、笑顔がかわいいんです」


少しだけ、印象が変わったのではないでしょうか。
その少しの変化が大切です。

では最後に、
書いていただいた3つの「良いところ」を
いまいちどながめてみて下さい。

「優しい」
「よく気が利く」
「笑顔がかわいい」

ながめましたでしょうか、
お子さんの良いところ、よく見つめて下さい。

こういう「良いところ」がある
これだけの「良いところ」がある

そういう子に育てたのは
まぎれもなく、あなたです。

こういう「良いところ」を育んだのは
親である、あなたなのです。

それは忘れないでいて欲しいと思います。
そして引き続き「良いところ」を大事にしてあげて下さい。


というわけで
今回はワークにお付き合いいただきました。


以前に、同じようなことをブログに書いていました^^;
https://abe-futoukou.jp/think/131019

あとは今回、この内容を動画で話しています

最後までお付き合いをいただきまして、ありがとうございました。


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