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なぜ、病院薬剤師に?

私が卒後のキャリアとして病院薬剤師を選んだのは当時次のような考えを持っていたからです。

・電子カルテをみながら、検査値、疾患名、他職種と患者さんのやりとりの記録などの各種情報を把握したうえで、服薬指導ができること

多職種の意見や考えを知りながら体系的に治療を学べること

・総合病院だと特定の領域だけでなく幅広い領域で学べること

注射薬抗がん剤など内服薬のみならずすべての薬を学べること



では、その選択が適切だったのかどうか今から振り返ると、そこまで間違っていなかったと思っています。

上記の理由があったのはもちろんですが、私は学生時代、人の役に立ちたいと思いながら、ボランティア活動などを行っていました。


【東日本大震災をきっかけに】

転機となったのは東日本大震災

直接、被災したわけではないですが、被災県で生まれ育ったこともあり、当時、関西に住んでいた私は何かできることはないかと必死にできることをしました。

・現地でのがれき撤去、清掃

・関西での募金活動

・関西に避難してきた人の支援

出来ることはそんなに多くはありませんでしたが、そこで、学外の様々な人と出会い、様々な価値観を学ぶことができました。

毎日新聞記事  110820

京都新聞記事 140109


この時の経験から派生して、

病気で困っている人を薬剤師として支えたい

そのために、薬剤師として学べる環境で働きたい

そういった理由から病院で働くようになりました。

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