プロ1年目で学んだ3つのこと-その②-
○何か武器を持っていること
プロ1年目で学んだことその②は、
『何か武器を持っていること』である。
なにか他の人よりも自信を持って優れている、という武器があることで、試合に絡む可能性が増えてくる。
その武器はいろいろなものがある。
例えば、ガードであるならば圧倒的なスピードを持っている、パスがめちゃくちゃうまい、P/Rで何度もクリエイトできる、など。
逆に、なんでもできる、というタイプの選手は余程の能力を持っていないと必要とされるケースは少ないとぼくは思っている。
その理由は、外国人籍選手がどのチームにもいる、武器がなにか分からず使い勝手があまり良くない、その分野のスペシャリストより劣る、からである。
もちろん、これは中途半端なオールラウンダーの話である。
日本代表に入るような、190センチくらいあってドリブルもシュートもパスもディフェンスもリーダーシップもコミュニケーションも一級品なら例外である。
そうではなく、自称?オールラウンダーと思ってこれまでバスケットボールをやってきている選手は、最初こそ使われるかもしれないが、チームが成長するにつれて役割がぼやけてくる。
ましてや、プロチームになると外国人籍選手が所属しており日本人よりも能力も体格も良く、オールラウンダーとしては外国人籍選手の方が優れているケースが多い。
さらに、オールラウンダーということはそこそこなんでもできる、言い換えれば全て70ー80点くらいということ。
シュートに特化した選手、クリエイト能力に長けた選手、ディフェンスに特化した選手などには勝てない可能性が高い。
まあ、そのスペシャリストもそれだけしかできない場合はプレイタイムも限られてくるけれども。(どの分野もある程度のレベルは必要)
ぼくが1年目で一緒にやった選手は、ほぼ全員と言って良いほど何か武器を持っていた。
外国人籍選手をガードできるディフェンス力が武器の選手もいれば、圧倒的なフィジカルとスピードを持ってアタックできる選手、どこからでも点が取れる選手、など。
やっぱりそれぞれチームには役割があるので、どの役割に自分がなるのかを考えていく必要がある。
その武器を持っていることに加えて、コーチがどんな選手を求めているのか、というのも重要になってくる。
走ることを目指すチームなのに走らない選手は優先順位が低いだろうし、タフなディフェンスを目指すチームならば、ディフェンスが出来ないと話にならないだろうし、と考えれば当然のことだろう。
ただ、それ以前に声を出すこと、情熱を持っていることなどバスケをする以前のことは最低限身につけておかなければ難しい、
これからプロを目指す方たち、ぼくのような若手でプレイタイムを獲得していきたい選手は、自分の武器は何か?と考えること+チーム内での役割+コーチはどんな選手を求めているのか、ということを考えて見つけていこう。
試行錯誤を重ねて、チームで欠かせない選手になっていこう!
以上が僕がプロ1年目で学んだ3つのことその②です。
拙い文章ですが、読んでいただきありがとうございます😊
次回がラスト3つ目です!
お楽しみに。
P.S.
note更新は毎週日曜日でやっていこうかなと思います。もしかしたら今日スケジュールの都合で前後するかもですが。また読んで頂ければ幸いです。
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