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コストアルゴリズム担当の1日

こんにちは!キャディでコストアルゴリズムの担当をしている阿部です。
社内ではCMチームと呼ばれています。Cost Modelの略です。

「キャディって聞いたことあるけど、実際中の人がどんな風に働いているかよくわからない…!」という声を受けていろんな職種の人の1日とやりがい、プライベートに迫るnote企画が走り出し、このnoteはそれに参加しております。

組織図

この企画の他の記事はこちらから!キャディのあらゆるポジションのメンバーが登場します!

CADDiの1日

自己紹介

大学院で実験発達心理学を専門に赤ちゃんの運動発達研究をした後、コンサルに行くか最後まで迷いつつも教育業界への想いが迸り、障害福祉や教育の事業を運営する株式会社LITALICOでSaaSや人材事業の営業企画・マーケ・事業企画に従事。その後「教育業界の中にいても教育を変えられないのでは?」と行き詰まりを感じ、思い切ってキャディにジョイン。キャディでは入社以来原価計算ロジックの作成と精緻化を担当しています。
ジャズダンスや読書が趣味で休日はそれらに時間を使うことが多いです。おしゃべりするのも好きですが、お酒は「ほろ酔いでガチ酔い」というキャッチフレーズでやらせていただいてるほど弱いため、オンラインやお茶を駆使ししています。これが適量。手が大きい訳ではない。

CADDiの1日_酒

CADDi CMの1日

CMの1日

一人暮らしなので自由気ままに時間を使います。今は基本リモートワークなので、始業直前に起床して準備を始めます。biz組織に属しますが、業務特性や働き方はエンジニアに近いかもしれません。

To-doチェック:
チームや自分が今日何をどこまでやるべきか整理します。CMチームはキャディのビジネスの根幹を担う原価計算ロジックを司るため、CX; Customer Experience, SCM; Supply-Chain-Management, Tech, そして社長とあらゆる部署からあらゆる粒度の質問・相談・依頼が飛んできます。
その際、全てにノータイムで反応していては単なる御用聞きになってしまいプロダクトとしてあるべき姿から離れかねません。強い心と明確な軸を持ってコストモデルを進化させていくために何を優先すべきか確認する大事な時間です。

Check-in:
Check-inはじめ、中間進捗、Check-outと1日3回手を止めて、チーム内で進捗共有や相談をする時間を15-30分設けています。
リモートワークになってからより重視して設けるようにしました。「いつでも聞いていいよー」と言いつつ、特にインターン生や新入社員は「今聞いていいのかな?」「こんなこと聞いていいのかな?」とどこか迷いを抱えるものです。その時間はチームにとっても、彼らにとっても勿体ないので、「1日に3回確実になんでも聞いていい場がある」ということをセーフティーネットにしています。これによってタスクがどんなに滞留しても5時間くらいで気が付けるのでチームマネジメント上も機能しています。

個人タスク:
コストモデルを作成・精緻化していく上でデータ分析業務が業務のコアとなります。途中で話しかけられたり別の業務に移ってしまうと、また一から考え直さないといけなかったりする類の業務のため、まとまった時間をブロックして作業に充てます。
コストモデルの業務って実際どんな感じ?分析って何してるの?と興味持っていただいた方は是非こちらの記事も併せてご覧ください!

ここまで読んで「CMチームってデータ分析のチーム?」と思った方!
半分正解で半分違います(笑)

コストモデルを作成/精緻化していくにあたり、受注率や発注率などの大局的な分析も求められる一方で、パートナー(協力加工会社様をパートナーと呼びます)の見積や加工の実態、社内での見積オペレーション・顧客やパートナーへの交渉の背景といった手触り感のある個別の事象の深い理解も求められます。前者だけでは評論家で終わってしまうかもしれませんし、後者だけでは「木を見て森を見ず」な施策を打ってしまったりしかねないからです。

多様性に富んだ製造業の生態系を解きほぐし、それをロジックの世界で再現するためにパートナー、そして社内でCX, SCM, OM; Operation Management, Tech(ほとんどの部署!)と密に連携を取って仕事をしています。パートナーに訪問して加工の現場を拝見したり、図面を一緒に見て加工の想定をすり合わせたりするのは日常茶飯事です。

そもそもこの業界に真の意味での”適正価格”なるものは存在しません。様々な業界のお客様の案件を扱い、様々な強みを持つパートナーに発注するというキャディだからこそ、それらの接点から得られる定性/定量含む様々なデータを元に、適正価格を作っていく、それがCMチームの仕事の醍醐味の1つです。

さらに言うと、CMチームにとって「コストモデルの作成・精緻化」はあくまでもミッションのための施策の1つであり、キャディとしての価格(売値も仕入値も)に関するアジェンダ全般、wholeproductとして必要な社内の仕組/ツール/プロダクトの作成や連携等にも関わります。

CMチームの仕事、イメージ伝わっていたらうれしいです!

アキさん1on1:
週次で弊社CTOのお時間をいただける本当に貴重な時間です。彼とはさほど年齢は変わらないのですが、恐らく私より10回以上人間の経験が多いんじゃないかと思います。視座・技術力・包み込むような人間性の高さ、全てで圧倒されます。コストモデルというbizとtechの中間、顧客サイドとサプライサイドの中間に位置し、板挟みにあいやすい部署にいる身としては彼と週次で話せることがチームの進捗においても、私自身の成長においても、精神衛生においても非常に大事な意味を持ちます。

Whole product定例:
キャディにはWhole productという考え方があります。ソフトウェアのような狭義のプロダクトだけでなく、オペレーションそのものであったり、簡易的なツールも含め、長い製造業のサプライチェーンを完成させるのに必要な機能をひっくるめプロダクトとして扱います。
そのためPdMはじめ、OM, CMなど何かしらのプロダクトオーナーとなっている部署が集まり、プロダクト間の連携であったり、課題への解決策を皆で議論します。尚、誰でも参加でき議題も持ち込めるようになっていて皆でプロダクトを育てているんだと強く感じられる場です。

サプライチェーン開拓連携MTG
Whole prodcut定例が仕組みサイドのMTGとすると、こちらはサプライサイドのMTGです。キャディは自社で加工工場を持たないため、パートナーの協力なくして成り立ちません。
お客様の取引コストを下げるためにキャディとして対応が必要な製品領域はどこでどのようなパートナーの協力が必要なのか、またパートナーのポテンシャルも解放できるようにするにはキャディとしてどのような価値を提供すればよいのかを話し合う場です。

夜の時間
お尻はその時期のタスクの状況によって仕事したりプライベートな予定に充てたり、学習に充てたりと様々です。アキさんが「必要になってから何かを学ぶのでは遅い。日頃から学び続けなければならない」と仰っているのを聞いて、意識的に中長期のことを考えたり、勉強したり、他社の方と話したりする時間を設けるよう心がけています。
朝のtodo確認と共に夜の振り返りも大事な時間です。
スタートアップという不確実性の高い環境の中でも1日の始まりと終わりはコントロールしやすいので意識的に確保しています。
下記の本の受け売りですが(笑)

仕事のやりがい

前職では「市場価値の高い人材にならなければ!」と常に焦りがありました。ただキャディに入って「これだけ大きなミッションを成そうとしたら短期で個人としてどうこう言ってる場合じゃない。課題解決のために『本質的に大事なことは何か』腰を据えて、かつがむしゃらに向き合っているうちに勝手に力はつくだろう。」とマインドチェンジできました。

キャディが向き合う製造業のサプライチェーンは非常に複雑でステークホルダーも多いこと、長年蓄積による業界の負が途轍もなく大きいこと、日本を支える巨大産業であることから自分の人生の時間を費やすに値する課題であると思うとともに、その難しい挑戦をしていく上で最適な仲間と一緒に歩めているという実感があります。

まだまだ個人としても会社としても至らぬ点が多いのも事実ですが、「ものづくり産業のポテンシャルを解放する」という途轍もなく大きいミッションを必ず実現すると、覚悟を持って向かっています。

おまけ_OFFの日

もうすぐ1歳になる甥っ子がかわいすぎて写真や動画を見ては「君は本当にかわいいね~」と日々愛でてます。そろそろ誕生日なので何を買ってあげようか、赤ちゃん研究を専門にしていた身としては真価が問われるなあと勝手にプレッシャーを感じています。おすすめがあれば教えてください(笑)

キャディは仲間を募集しています!!

いかがでしたか?コストアルゴリズムというチームがどんな感じで仕事をしているのか、雰囲気をつかんでいただけたでしょうか。

CADDiでは、全方位的に積極採用中です。ご興味をお持ちいただいた方は、DMでもカジュアル面談でも、お話しにきてください!

twitter:@KazuhiroAbe1

今後もキャディの1日を全職種順次公開予定です。お楽しみに~!^^


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