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「よし、学会行こう」。AIスタートアップのエンジニアとリサーチャーが国際学会で学んだこと。

最新の研究成果をサービス開発に反映したい。だからABEJA のメンバーは国内外の学会にも足を運びます。忙しくても1人最低年1回は、学会や技術系カンファレンスに参加し、学んだ内容はブログや報告会などで、仲間や外部の人にシェアしています。

その一つが、10月27日から韓国ソウルで開かれたコンピュータビジョンのトップカンファレンス「ICCV2019」。リサーチエンジニアの中川裕太とリサーチャーの白川達也が参加しました。

ABEJA Insight for Retail など、画像認識の技術をつかったサービスの開発などにたずさわる2人。少しでも情報にあたろうと、食事をとる間も惜しんで最新の研究報告を見て回りました。

ICCV2019から戻った2人は11月14日に参加報告会をABEJA本社で開催。社外から約50人が参加しました。

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「これはトレンド」と思った推し情報、気になる論文などをリサーチャーとエンジニアのそれぞれの視点で報告しました。


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リサーチエンジニアとしてInsight for Retailの開発に取り組んでいる中川。業務をやりくりしてでも国際学会に参加する意義として「現地の雰囲気を肌で感じつつ集中的に(最新情報を)インプットする大切さ」をあげます。
「サービスのシステムが安定した今、自分がやるべきことは顕在化しつつある課題を解くためのなにかを、最新の研究成果から見つけること。『よし、学会いこう』と思った」

実際に参加して「膨大な情報量を一気にビジュアルでインプットできた」と中川。「『世の中ではこうして課題を解いている』と知ることができたし、特にぼくらのプロダクトの抱える課題が、世の中的にもアクティブに解かれている課題であること、そのアプローチの方法も似ていて、普段取り組んできた方向性は間違っていなかったと確信できた。大きな収穫でした」と話していました。



ICCV2019の参加報告会の詳しい様子は、ABEJA Tech Blogで白川と中川のパワーポイント資料とともに報告しています。
最新の研究成果をキャッチアップしつつ実際のサービスを開発してみたい方・インターンに興味がある方がいれば、ぜひご連絡ください。ABEJAの中の人と話ししたい!オフィス見学してみたいも随時受け付けています。お気軽にどうぞ。


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