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オンラインコミュニケーション、オフラインコミュニケーション.共通する大事なことは.

どうも、あべこうです.

昨日に引き続き集中講義2日目です.

今日はオフラインで実習があった.実習と言っても、何かしら手を動かしたり、何か作ったりすることではなく、沖縄県の政策の中で具体的にやっている事業の現地を訪れ視察する.というものだ.

この集中講義は、昨日の記事を書くきっかけにもなった.オンラインのコミュニケーションがうまくいかず、モヤモヤしながら書いたのである.”今日の講義もうまく話せずに終わるのかな...”と思いながらとバスに揺られながら現地に向かったが、その予想は全く間違っていた.

講義は午前10:00~17:30の間で行われ、現地の事業者のところを見学したり、グル―プワークをしたり、グループで調査を行った.具体的に話すと、午前中は沖縄市にあるエイサー会館に集まり、施設内を個人個人で見学.その後昼食をはさんで、沖縄市にある子どもの国をグループで見学.その後グループワークをして終了という流れであった.

ぶっちゃけて話すと、個人個人でエイサー会館見学する時にはグループ内でも仲が良いとは言えず、バラバラに行動.中には話さなかったグループメンバーもいた.この時は”あ、こんな感じで終わるのか...”とちょっと落胆していた.

第一の転機が訪れたのは、昼食の時である.僕のいるグループは社会人の方が1名、学生が5名(男子3名女子2名)で構成されており、僕は車を持っておらず足がないため社会人の方と食事を一緒に取り、車に乗せてもらい子どもの国へと向う.

この時、食事を取りながら社会人の方と話す事ができ、しかもちょっとお互いがどういう感じの人なのかという事もわかったと思う.積極的にお願いしたり、質問したり、話をひろげようとした姿勢とそれに応じてくれた社会人の方の心意気もあり良い感じの雰囲気で話せたのが、第一の転機.

そして第二の転機は、子どもの国をグループで回った時に生じる雑談.これは非常に効果的に作用した.よくよく考えてみれば、動物がいる子どもの国自体が動物が居たり、アトラクションがあったりと雑談しやすい環境にあるので、雑談が生じる確率は高いのだろう.

しかも、同じ場所を移動しているため”同じ体験”をすること、”同じ場所に行く”という共通の目的があること、少し早めに切り上げ”30分程雑談する時間があった”ということは、圧倒的にチームの距離を近くしてくれた.

おそらく、上の同じ体験と同じ共通の目的をクリアするということについては、人間が本能的に持っている意識なのだろう.体育祭で騎馬戦をしたり、縄引きをしたりした後に団やクラスの中が良くなる現象と同じである.

30分程雑談する機会は、上2つで感じている集団意識に加えて、”お互いのコトを知ることができた”という事が強い.ただの”同じ琉球大学生”ではなく”工学部3年生でカメラが趣味の安部さん”というように、その人の詳しい情報が話した人同士で認知され、”安部さん”という名前に変わる.

そして、雑談の中「あれ?皆さん学部とか学んでいることって??」と質問したら、全員が答えてくれたことも強かった.これで”工学部の○○さん”というラベルが付く.

つまり、チーム内でコミュニケーションを上手くとるには”チームメンバーの情報をよく知ること”が大切なのだろう.

よくよく考えていたら、先週のチームビルディング講習で「リーダーはメンバーの名前、趣味、好きな食べ物、強み、弱みは知らないとうまくまとまらないよ~」と言っていた.まさに、このことだ!と感じた.

この、ちょっと昔に学習したことが、実践した後の結果と合致する快感がたまらない.もちろん学んだことがすべて当てはまる事はないと思うが、少なくとも有効性は試す事が出来たのだ.いい.非常にいい.

興奮して眠れなさそうだ。

ただ、今日も7時半に起きないといけない.続きはまた今度.

2020/11/23 2:30記

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