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フローラS 2024 ひとり反省会

レース概要・結果

2024.4/21(曇)東京芝2000m 良
・土曜の東京競馬場は曇り。
・雨が降っているわけではなかったので、前残り傾向が見られた。
・日曜レース前は小雨も降るものの、発表は良馬場。合羽を着ているJRA職員もおらず、和乗りの際もジョッキーは合羽を着ておらず、雨は上がっていた。

レース結果
1着:⑧アドマイヤベル
2着:③ラヴァンダ
3着:⑬カニキュル
4着:⑭クリスマスパレード
5着:⑥トロピカルティー

前日予想時に意識したこと

・前残りを意識。一方で、外からスムーズに差し脚を生かすパターンも土曜には見られたので、距離延長の外枠&差し馬には注視。
・トライアルレースで、単純な実績比較は難しい。過去の対戦相手から能力の推測をした。

買い目(予算:1500円

単勝⑧(¥.500
馬連BOX ③⑥⑧⑬⑭(10通り×¥.100

予想印&感想

◎⑧アドマイヤベル(1着)

アーバンシックの+0.3、マーシャルポイントの首差を考えれば単純に能力上位。地力の出やすい東京競馬場ということもあり、本命。
・スタートこそ少々危うさもあったが、それ以外は道中スムーズな競馬。初角までの進路をもう少し、内に進めていたらもっと突き抜けていたように感じる。
・最後の直線で内に寄れていくあたり、まだ幼さも感じるが右鞭なのでしょうがないだろうし、なにより再現性の非常に高い理想的な競馬だったように思う。タケッシがオークスをこの馬で来たら、なかなか面白い。

〇⑥トロピカルティー(5着)

前走の若竹賞では、スプリングS好走馬に次ぐ3着。対戦相手の比較であれば本命にも劣らない戦績だが、いかんせん3か月の休養明け。ここまで全て出遅れと、開幕週向きではない感じもあり、対抗評価。
・ん-。非常に評価のむずかしい感じではあるものの、道中はアドマイヤベルを常にマークした形で進んでいるあたり、戸崎さんはさすがだなと思う。
・Sペースからの瞬発力勝負で勝利、Mペースの次走で3着、今回はやや早めのペースかつ3か月の休養明けと考えると、まだまだ侮れない。最後もまだ伸びていたし、距離的な不安もなく、オークスの穴候補になりそう。

▲⑭クリスマスパレード(4着)

外枠という事で、一定以上に割引は必要ではあったが、2200で番手から勝ち切っており、外枠はそこまで影響しないのではないかなと思った。前走3着のリアレストは土曜に勝利しており、2着馬は次走も2着。前走レベルも低くはないと判断。しかし、東京2000の外枠。さすがに割り引いて3番手。
・スタート後に少々前に行きたがる面もあり、まだまだキャリア3戦目だし、幼いなーって感じ。よれる場面も多かった。とは言え、大きくかかるわけでもなく大外枠から前に出した割には立派な結果。
・大外枠からのややハイペース先行、内を通れたわけでもなくなかなかに良い内容。前進気勢も強めなので、オークス内枠で同型が外枠ならワンチャンあるかも。折り合い良いのがいい。石川君結構うまいと思うんだよね。俺好きなんだよ。

△⑬カニキュル(3着)

フラワーCからの叩き2戦目。ホーエリートと比較した際、今一歩足りない印象ではあったが、ホーエリートはペッレグリーニに未勝利戦で勝っている馬。スプリングSの結果から、対抗馬よりは評価できないものの、相手関係や、内を回す可能性が少ないことを考えて4番手評価。
・カーブは膨れ、向こう正面まではかかっていながらのあの内容ならなかなかの結果。一方でそれなりに乗り難しさはありそうなレースだった。北村騎手の起用という事もあり、教育的な側面もありそう。
・ただ、折り合いさえクリアできていれば内容的には勝ち負けであり、外ブン回して3着の好走なもんで、今後に注目。オークス出られなさそうなのが痛いよなぁ。

☆③ラヴァンダ(2着)

チューリップ賞ではちぐはぐな競馬を見せながらも、最後まで競馬を辞めない精神性、岩田望騎手とのレースでは【1-0-1-0】と相性も悪くなく、枠的にも、15頭立てで考えれば2枠。ただ、前走不利も意外と走らないケースも多く、基本は先団後方から前が壁になる可能性もあったため爆弾評価。
・正直、初角前に①に馬体を当てたのは感心できない。不可抗力なのか、意図的なのかはわからないが、避けられそうにも見えたのでね。今そういう面は敏感な人も多いですから。でも勝負の分け目はあそこで前に出たところだったように思う。
・道中ロスなく進み、これと言って揉まれるわけでもなく、抜けられるタイミングで内を進んだ。脚を余している感じもなく、正直能力的な限界なのかなと感じましたねー。

注④エルフストラック(6着)

前残りで考えた場合、真っ先に穴として上がるのがこの馬。好走の多いフラワーC組であり、前日には同舞台で大逃げも決まっていた。印をつけた馬でなにかあった場合は真っ先に入れ替える一頭。
・まぁ出遅れて終了。踏ん張っちゃったね。スタートで踏ん張っちゃった。気負いでもあったのかねぇ。
・とはいえ、今回は半まくりみたいなレースを展開でき、上位にも食い込めたわけで、そういった面では操作性と一定の能力の高さを示したように思う。イメージ的には人気薄かつ前残り傾向の強い、開幕週かつ小回りで狙うべきの様に思います。

上位入着馬感想

1着:⑧アドマイヤベル
・前述
2着:③ラヴァンダ
・前述
3着:⑬カニキュル
・前述
4着:⑭クリスマスパレード
・前述
5着:⑥トロピカルティー
・前述

次走注目馬

カニキュル

・偏に成長に期待。クラブ馬という事で6歳春には引退を迎えるわけだが、能力的なポテンシャルはなかなか高いのかなと思いますね!
・オークスは難しいかもしれませんし、次走は確実に人気するでしょう。狙うならエリ女かなぁって感じ。出てくれば。ですけどね。らね。

クリスマスパレード

・東京芝2000&8枠&先行という事でかなり難しい競馬を強いられたわけで、ノーカンとは言えないが、キャリア無敗の実力を示せた印象。前述しましたが、オークス出てきて枠・並び次第では大穴として考えられる存在。マイナス体重なら結構しんどいかもしれないですけどね。

まとめ

 ホーエリート・アドマイヤマツリを物差しにした時、バロネッサがなかなかの過剰人気であることが想像できたし、トロピカルティーが舐められているように感じたレースだった。

 前目の馬には厳しい展開の予想されるのがオークス。距離的に不安な面もあるだろうし、アドマイヤベル・カニキュルは穴人気がしそう。
 牝牡共にレベルが高いと言われている年なだけに、有力馬と比較するとどうしても見劣り感は否めないかなとも思った。

 まぁただ、アドマイヤベルに関しては当初からの目標がオークスで、そこに照準を合わせて本当に順調に来ている印象もある。今回も先団につけて上り2位と優秀さは丸出し。
 まだここから成長するだろうしタケッシはオークスこの馬で出るだろうね。22年のスタニングローズのように、牝馬上位2頭に割って入ることができるのか。非常に楽しみなレースとなりました。

馬券もばっちりだったしね!いい日だった!!

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