一歩一歩 ~手術への道のり③~
お腹でスクスク育った大きな子宮筋腫を取るため、子宮全摘手術へ向けて、日々の徒然を記録します。
~第9話~
心臓血管内科へ受診した記録
前回手術前に必要な事前検査の中で、心電図で引っ掛かり、心臓血管内科医師からのGOをもらえないと、手術へ進めないこととなった。
そのため、昨日午前中に心臓血管内科へ受診。
またもや月曜日の午前中…
はい、やはり混んでます。
そして、そんな混んでる中、手術予定日よりも前に心臓血管内科医師のアセスメントが必要とのことで、無理して予約を入れてもらえた時間が朝イチ。
いつも仕事へ出勤する時間よりも早く家を出発せねばならない。
病院内での待ち時間も長い。
大きな病院を受診するのはホント体力勝負だね。
病院のオモワク??
これから手術を受ける身…
もしかして、このように何度も何度も病院へ頻繁に足を運ばせているのは、わざとなのかな?
とも思った。
・術後回復に必要な体力回復のために、ある程度筋力を保つため?
病院へ受診するだけでも結構な運動量に感じるもの。
私は仕事をしているから嫌でも外出するけれど、もしかしたらどこにも出かけずに、家で考え込んでしまう患者さんもいるかもしれない。
そんな患者さんも、受診の必要があれば、引きこもってもいられない。
家で悩んでるよりも、外へ出た方が気分転換にもなる。
・この「一歩一歩~手術への道のり~」と題名をつけて書いている私の考えと同じくなのだけれど、何度も通ううちに、手術への迷いがなくなり、覚悟を固めさせるため?
そんなことを考えていたら、検査室より呼ばれた。
診察の前に、まず心エコー。
「まず台の上に横になって。脱がなくても良いですが、下着を含めて、上半身の服を顔の方へグイッと上げて、胸にバスタオルを掛けてお待ちください」
とアナウンス。
はい、と着ていたニットをグイッとその通りに。
技師さんがやって来て、プローブへジェルをつけて、心臓やお腹を丁寧に丁寧にエコー撮影始めた。
そこまでやってから途中、ふと思い付いたように技師さんより
「まくってもらってる洋服がジェルで汚れないように、タオル挟みますよ。」
と。
私がお腹~胸にかけていたバスタオルを、まくりあげた服と肌の間に入れてくれ…
たのは良いのだが、なんと、すでにバスタオル自体に、私のお腹に塗ったジェルがベットリついていた…
かえって服にジェルが付き、さらにタオルでそれを押さえつける結果に…
あぁニットが…
…ニットに鼻水垂らしてカピカピになったみたい…
道行く人は「あぁ、あの人、鼻水垂らしたのね」と見るのだろうか?…
いやいや、いくら花粉症でも、こんなに鼻水垂らさないでしょ?!
…寒くても、検査ある時にニットなんて着てくるもんじゃないね…。
不整脈は眠れない
エコー中、時折、音が入り…
「ポニョンポニョン♪ポニョンポニョン♪」と、まるで水の中の音みたい。
あら、これは私の鼓動の音?!だね?!
あぁ何だか心地よい…
もっとずっと聴いていたい音…
寝ちゃいそう…
自分の心臓の鼓動を聞きながら眠れる機械があったら良いなぁ…もしかしたらもうあるかもだけど。
と思った瞬間に、音が止み…
あ!脈が飛んだ!
私は不整脈で音が突然飛ぶので、自分の鼓動を聞いていたら、脈が飛ぶ度に気になって安眠できなそう、と気づいた。
そして受診の結果
心臓血管内科医師の診断の結果、時々期外収縮はあるものの、手術して良いことになった。
手術中、何か問題起これば、心臓血管内科の医師もフォローに入ってくれる、とのこと。
不整脈のせいで手術受けられないかも?と思ったりしたので、予定通り手術できそうでひと安心。
あら?
今、私ったら手術できることにホッとした?
手術嫌だな、怖いなという気持ちがあったはずなのに、いつの間にやら手術を心待ちに?!
病院のオモワク通りってヤツかしら?
明日からも引き続き日々の徒然を書いていきます。