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【四国お遍路旅】Part6「感動の再開と景色」

巡礼箇所:23番札所〜24番札所

【まさかの再開】

 薬王寺前にある「道の駅 日和佐」まで乗せて頂いたところ、まさかの再開が。

23番札所 薬王寺から望む「日和佐の街並み」


 道の駅に降りたってうろうろしてたら、駐車場に見慣れた車が….。見た事あるステッカーに、泊まれそうな大きさの車。そう、以前に焼山寺の山頂から麓まで乗せて頂いた方ではないか!(キャンピングカーでお遍路中の方)

 運転席に座っていたためノックをしたら、あらびっくり。お互いに「何で⁉︎⁉︎」と😳
 どうやら向こうはトラブルで停滞していたよう。自分は車に乗せて頂いてばかりで…。まさか車の速度に追いつくとは😓

薬王寺で有名な「階段に硬貨を置く厄除け」
この式たりには驚いた。

 こういった偶然の再開があるから楽しいよね。ちなみに、翌日は次の目的地「波切不動尊」まで乗せて頂きました。また乗るんかい。

【神秘的な場所】

 23番札所 薬王寺から、24番札所 最御崎寺までは80km近い直接。その途中、以前にヒッチハイクで乗せて頂いた方がおすすめしていた『浪切不動尊』が。少し足を伸ばして向かってみる事に。

大通りから外れ、森の中にポツンと建つ。

 森の中にポツンとあるお寺。門をくぐると一面緑で何とも神秘的な景色。肌で自然を感じれて、来て良かったなぁと。

中央、奥にある二本の木。これが伝説の木か。

 奥にある二本の木は、弘法大師が大きな岩が落ちないように木を植えて防いだとか…。こういう神話を見たり聞いたりするのも楽しみの一つ◎


【永遠のルート】

 浪切不動尊の後は、いざ室戸岬の先端『最御崎寺』へ。ここは右手に山、左手に海が永遠に続くルート。歩き始めは透き通る程きれいな海に見惚れつつ、軽快に足を運ぶ事ができる。

え。先の先まで道が続くんだけど…。終わるのだろうか。

 しかし、慣れてくると辛くなってくるものだ。変わらない景色に、果てしなく続く道。この道は永遠に続くんじゃないかな?なんて思ってしまう。

 限界近くまでいこうと歩いていると、時刻は20時を超えて辺りは真っ暗に。街灯もない道がずっと続いていたから怖かった….。(知り合いにむっちゃ電話した)久しぶりに光を見た時は、光に集っていく虫の気持ちがわかった。

暗黒の道を抜け、ついに光と出会う。
この時の感動は忘れられない。

 2日間かけて歩いて何とか室戸岬まで到着。岬にあった『御厨人窟』は空海が修行した場合。洞窟から見た空と海の景色に感銘を受け、名前を『空海』と名乗るようになったそう。この感度は歩いてきたからこそ、より味わえるものなのかなとしみじみ….。

御厨人窟の入口
洞窟の中からは太平洋が見渡せる。
空海が見ていた景色。なんて綺麗なんだ。

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