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『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』 レギュラーステージ 第15試合 レジャーランド VS SILKHAT戦について

1. はじめに

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』teamレジャーランド所属 アドバイザー べあーです。

今シーズンも、レジャーランド各試合の戦略についてnoteを公開していきます。

今回の記事では、8/17(水)に配信された「第15試合 レジャーランド VS SILKHAT」の戦略、感想、舞台裏などを書いていきます。


<注目ポイント>
『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』公式サイトより引用


2. 対戦テーマの印象

「第15試合 レジャーランド VS SILKHAT」のテーマは以下の通りです。

■ 先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]
■ 中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]
■ 大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]

<対戦テーマの第一印象>
第9試合 GAME PANIC戦がSOF-LANとSCRATCHばかりで強烈だったため、この試合については無難になってくれて良かったです。

又、SILKHATとは昨シーズン、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]や中堅戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]で戦ったことがあるため、今回も似たテーマで試合するのは面白く感じました。

2.1 オーダーについて~ドラフト会議(全試合テーマ発表)直後のタイミング~


ドラフト会議の直後にレギュラーステージ全試合のテーマは抽選で決定しています。テーマ発表直後のタイミングで全7試合にどの選手を出すか一度検討しました。

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』のレギュラーステージは全7試合中4勝すればクオーターファイナル進出は確実ですが、引き分けなども発生する可能性があるためクオーターファイナル進出には3勝すれば十分と思い、抑えるべき試合は確実に勝利して勝ち点を積み上げていくことが重要だと考えていました。

SILKHATさんは「指定B (大将 LEVEL12)」が4試合あるため、「指定B (大将 LEVEL12)」の大将戦に4回SEIRYU選手を出す可能性が高く、「指定A (大将 LEVEL11)」の3試合のうち1つでSEIRYU選手が中堅戦に出場することになると予想していました。

そのため、「SILKHATはレジャーランド戦は指定A (大将 LEVEL11) のため、SEIRYU選手が出場しない可能性があること。仮に出場したとしても中堅戦の可能性が高いこと」、「指定A (大将 LEVEL11) の試合は、レジャーランドのフィールド」ということもあり、SILKHAT戦は初期の頃から絶対に勝ちたいと思っていた試合でした。


ドラフト会議直後の時点でのSILKHATの選出予想は以下の通りでした。

先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];ANSA選手 or EXIT選手

中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]; 4選手ありえる

大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]; EXIT選手 or ANSA選手

<理由>
先鋒戦については、昨シーズンSOF-LANの試合の出場経験のあるANSA選手、第2回 べあー杯の決勝戦で「op.31叙情」を投げていたEXIT選手のどちらかの可能性が高そう

大将戦については、先ほど書いた理由からSEIRYU選手が出る可能性は低く、4巡目の選手を大将戦に出すことは基本的にないことから、EXIT選手かANSA選手だと考えていました。

中堅戦については誰が出るのか全く予想できませんでした。


次にレジャーランドの選出についてですが、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]については、昨シーズンも同じテーマを担当しており譜面の理解力があるため、U76NER選手にすることは確定していました。

この時点ではSILKHATの新選手達の本番力がわからないこと、オーダーが読めきれていないため、中堅戦と大将戦に誰を出すか決めてませんでした。

ただ、SILKHAT戦は絶対に勝ちたいことから大将戦は1-PIN選手がDINASO選手のどちらかにしたいと思っていました。


先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];U76NER選手

中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]; U76NER選手以外の誰か

大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];1-PIN選手 or DINASO選手


全7試合のオーダーをこの時点でキッチリ決めているチームもあると思いますが、レジャーランドは大将戦に誰でも対応でき、柔軟にオーダーが変えられる点が強みのチームのため、最終的には第8試合までの結果を見た上で、再度オーダーを検討する方針としました。



2.2 オーダーについて~第8試合終了時点(6月の収録終了時点)~


この時点でレジャーランド、SILK HATの成績は以下の通りです。
【レジャーランド】
勝ち点:6 (2勝)

<残りコスト>
1-PIN選手:100
DINASO選手:100
G*選手:100
U76NER選手:140

<ストラテジーカード残数>
どこでも使えるFREE 1枚


【SILKHAT】
勝ち点:0 (0勝2敗)
<残りコスト>
SEIRYU選手:140
EXIT選手:80
ANSA選手:110
KIDO選手:110

<ストラテジーカード残数>
中堅戦、大将戦1枚ずつ
どこでも使えるFREE 1枚


又、各チーム第9試合~第20試合(レジャーランドはVS GAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦の3試合分)のオーダーを纏めて提出する必要がありました。ここが戦略的にかなり重要で、相手チームの選手選出を予想しながら、各チーム3試合の中でどこの試合で勝利を狙っていくかがポイントとなります。


上記の状況下で、SILKHATの選出予想、レジャーランドの選出を検討しました。


【第8試合終了時点のSILKHATの印象】
・SEIRYU選手がコストを140残しており、残り5試合で4回大将戦、1回中堅戦にでることは間違いない

「順当に考えれば、指定B LEVEL12大将戦に4回、指定A LEVEL10中堅戦に出るべき」だが、「指定B LEVEL12大将戦を1回別の選手に任せて、指定B LEVEL12大将戦3回、指定A LEVEL11大将戦1回、指定B LEVEL11中堅戦1回」の可能性がある。

・EXIT選手を大将戦に2回出したことで、コストを非常に多く使っており、残り80しかない

・SILKHATは2連敗しており、3戦目となるGiGO戦には絶対勝たなければいけないことから、SILKHATは残った中堅戦・大将戦のストラテジーカードをどちらか(場合によっては両方)使用する可能性が高い。

・SILKHATは「指定A (大将 LEVEL11)」の試合は、4戦目のレジャーランド戦が最後となり、その後は「指定B (大将 LEVEL12)」の試合となる。そのため、レジャーランド戦に勝つことができれば余裕が生まれる。

・4巡目選手は基本的に出場必須な4試合選出までとするはず。KIDO選手は第8試合までに2回出場しており、残り5試合のテーマからレジャーランド戦に出場することはない


【SILKHATのオーダー予想】
上記の理由からSILKHATは1〜3巡目の選手選出することは間違いないと思っていましたが、4つの選出パターンが考えられました。


<パターン1>  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];ANSA選手 
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];EXIT選手

1~2巡目指名選手が中堅、大将戦に出場する強いオーダー。

又、ANSA選手は 昨シーズン先鋒戦 SOF-LANに出場経験あり、今シーズンもROUND1戦で中堅戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL10]に出場しており、課題曲の理解が深い。 

ただし、レジャーランドはこの時点で2連勝しており、レジャーランド戦にコストを使うよりも、他の2試合で勝利をした方がクォーターファイナル進出の可能性が高くなるため、残りのコストが80と少ないEXIT選手を大将戦に出すか疑問

<パターン2 >  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];EXIT選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];ANSA選手

先鋒戦・中堅戦でリードを作り、大将戦でストラテジーカードを使って自信のある自選曲を確実にプレイして勝利を狙うオーダー。

前述の通り、第9試合~第20試合(3試合分)のオーダーを纏めて提出する必要があり、他の2試合でSEIRYU選手とEXIT選手のコストを多めに使用して勝利数を稼ぎ、レジャーランド戦はSEIRYU選手とEXIT選手のコストを温存するパターン


上記のパターン1か、パターン2の選出の可能性が高い。




<パターン3>  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];ANSA選手 
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];EXIT選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];SEIRYU選手

大将戦 1巡目選手、中堅戦 2巡目選手、先鋒戦 3巡目選手と特に強いオーダーなので、レジャーランドとしてはこのオーダーが1番つらい。

ただ、SEIRYU選手は指定B LEVEL12大将戦に4回出る可能性が高いためこのオーダーの可能性は低いはず。

SEIRYU選手は、「指定B LEVEL12大将戦を1回別の選手に任せて、指定B LEVEL12大将戦3回、指定A LEVEL11大将戦1回、指定B LEVEL11中堅戦1回」の可能性もあるので、このオーダーの可能性も気にしておく必要がある。


<パターン4>  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];EXIT選手 
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];ANSA選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];SEIRYU選手

パターン2の先鋒戦・中堅戦と逆のパターン。

EXIT選手は第2回 べあー杯の決勝戦で「op.31叙情」を投げており、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]も強そう。又、中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]にはANSA選手が得意な楽曲「VJ ARMY」があるので、このパターンもありえる。

「パターン3」と「パターン4」も選択肢としてはあるので警戒していましたが、最終的にオーダー提出のタイミングで、SILKHAT 選手達の課題曲のスコアの詰め具合から、中堅戦のSEIRYU選手は確定で、SILKHATのオーダーは「パターン1」が最有力で、次点で「パターン2」だと考えていました。

<パターン1>  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];ANSA選手 
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];EXIT選手

<パターン2 >  
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];EXIT選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];ANSA選手




【レジャーランドの選出について】
前述の通り、各チーム第9試合~第20試合(レジャーランドはVS GAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦の3試合分)のオーダーを纏めて提出しています。

GAME PANIC戦・ROUND1戦は全7試合の中でも特に厳しい戦いになることが予想されていたため、初期の方針の通り、SILKHAT戦は絶対に勝ちたいと思っていました。そのため、3試合の中で最優先でオーダーを決めています。

SILKHATの選出を読みきることが難しく、上記のどのパターンであっても勝てるように、純粋に強いオーダーを考えることにしました。

1巡目指名の1-PIN選手のコストを温存するためのオーダーに見えるかもしれませんが、今回の布陣が一番強いオーダーだと考えて選手選出を行っています。

1番大事な大将戦をDINASO選手にした理由については、「どんな対戦相手がきても確実に勝てる自選曲がある」、「 第8試合までで中堅戦LEVEL11で4勝0敗と強さを見せており、対戦相手へのプレッシャーを与え、ストラテジーカードを使用されにくくする」、「昨シーズンも[テーマ: CHORD LEVEL11]の試合経験があり曲のこともよく分かっており、ストラテジーカードを使用されても幅広くカバーできる」ためです。

先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]については、当初から決めていたU76NER選手のままで、GAME PANIC戦の先鋒戦も同じ [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]なので、纏めて練習できるメリットがありました。

又、中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]にG*選手を選出した理由については、このテーマではG*選手がレジャーランドの中で1番強いと判断したためです。

最終的に対戦相手は、先鋒戦;ANSA選手、中堅戦;SEIRYU選手、大将戦 ;EXIT選手となりました。


対戦相手から、レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」or「先鋒〜中堅戦のどこかで1勝+大将戦2タテ」、SEIRYU選手が中堅戦に出るので一番厳しいのが「中堅戦2タテ+大将戦1勝」だと考えていました。

第8試合終了時点で2連勝しているチームがレジャーランドだけだったので、第9試合以降レジャーランドのマークが緩くなることを期待していたのですが、GAME PANIC戦に引き続き、先鋒戦に3巡目選手・中堅戦に1巡目選手・大将戦2巡目選手と強いオーダーをSILKHATさんから選出されることになりました。


3. 先鋒戦 U76NER vs. ANSA [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]

<試合結果>
ANSA選手が2タテしました。


#自選曲、他選曲予想など

<U76NER選手 自選曲について>
GAME PANIC戦、SILKHAT戦と [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]に出場することもあり、U76NER選手はどちらの試合でも2タテをするために、課題曲全てを徹底的にやりこみ、試合2日前の時点で全曲自己ベストでANSA選手に勝利していました。

ANSA選手はLEVEL9以下の課題曲を試合前日まで未プレイだったこと、ANSA選手のプレイスタイルだと「2hot2eat」の速度変化に対応するのは難しいと考え、「2hot2eat」が自選曲となりました。

U76NER選手は「op.31 叙情」が非常に上手く各チームから警戒されているのですが、選曲しなかった理由は以下の通りです。


<U76NER選手練習時のリザルト>     



<ANSA選手 選曲予想について>
U76NER選手が課題曲のスコアをかなり詰めていたため、自己ベストが2点差の「Agnus Dei」が本命、自己ベストが9点差の「GRADIUS -FULL SPEED-」の2択だと考えていました。

<U76NER選手は 直前練習でも「Agnus Dei」を練習していました>



# U76NER選手 自選曲 「2hot2eat」

<楽曲について>
beatmania IIDX 14 GOLDの楽曲です。(2008年AC稼働開始作品)
NOTES数;854
スコア理論値;1708
BPM;140-155


<試合結果について>

U76NER vs. ANSA
1657 - 1679 ☆

「2hot2eat」はBPM 140で開始し、中盤から少しずつ速度が上がっていき BPM155となり、ラストでBPMが140に戻る譜面構成になっています。

BPM140に合わせたハイスピードの状態でプレイすると、BPMが155に上がりきった箇所でノーツの降ってくる速度が速くなりすぎるため、ハイスピードの調整が必要になる楽曲です。

U76NER選手は1657点と、GAME PANIC戦のスコア1663点と同程度のスコアを出していたのですが、ANSA選手が1679 (MAX-29)と非常に高いスコアを出して敗北となりました。自己ベスト伸ばしてるの強すぎる。

ANSA選手が本当に仕上がっており、U76NER選手もANSA選手にこのスコアはやばい!と言っていました。


<先鋒戦 出場選手のツイート>



# ANSA選手 自選曲 「Agnus Dei」

<楽曲について>
beatmania IIDX 12 HAPPY SKYの楽曲です。(2006年AC稼働開始作品)
NOTES数;1051
スコア理論値;2102
BPM;70-168



<試合結果について>
U76NER vs. ANSA
2068 - 2086 ☆


「Agnus Dei」のメインBPMは168で、部分的にBPM70,150,160になる楽曲です。

ほとんどの箇所がBPM168なので、[テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]課題曲の中では速度変化が大人しめな楽曲ですが、BPMが遅くなる箇所についてはfastになりがちなのと、ズレ譜面になっている部分が特にスコアを出すのが難しいです。

U76NER選手は自己ベストが出ている固定オプションのMIRROR、ANSA選手はRANDOMを使用していました。

前半のズレ譜面でANSA選手が点数をリードし、最終的にANSA選手が2086 (MAX-16)と非常に高いスコアを出して敗北なりました。

「2hot2eat」、「Agnus Dei」共にANSA選手の仕上がりが本当に凄かったので、ここの敗北は仕方がないと思っていました。

レジャーランドが勝利するためには次の中堅戦で1勝は必須となるため、G*選手に託すことにしました。


<先鋒戦 出場選手のツイート>



4. 中堅戦 G* vs. SEIRYU [テーマ: NOTES LEVEL10]

<試合結果>
G*選手が2タテしました。


#自選曲、他選曲予想など


<G*選手 自選曲について>

昨シーズンの記事でも書いていますが、SEIRYU選手には「BPM150帯の中速の楽曲」で勝負するのが一番よいと考えていました。

「プレイしていないとスコアを出すのが難しい楽曲で勝負する」選択肢もあったのですが、SEIRYU選手が課題曲のほとんどをプレイしており、高水準なスコアが出ていたため、この作戦は「なし」となりました。

最終的に自選曲は「Neonlights」となりました。

G*選手がこの楽曲にした理由は「BPM145で中速系の楽曲」、「相手からG*選手が選曲するとは絶対に思われない楽曲で、SEIRYU選手がやり込んでいなさそう。又、トリルや連皿地帯がある楽曲で、久しぶりにやるとそのことを知らなくて失点がでる」と考えたためです。

試合後にSEIRYU選手と話をしましたが「Neonlights」は想定外の楽曲だったようです。


<SEIRYU選手 選曲予想について>
SEIRYU選手は「S-RANDOMでやらないような楽曲」「他の人が固定オプションでプレイしない楽曲」でくると考えていました。

SEIRYU選手のスコアデータから、本命「symbolic (S-RANDOMで全国TOP-4)」、「革命(全国TOP-8)」が候補だと考えていました。

SEIRYU選手は直前練習で、LEVEL 12のIMPLANTATIONをS-RANDOMでプレイしており、S-RANDOMでやるsymbolicでほぼ間違いないと思っていました。


# G*選手 自選曲 「Neonlights」

<楽曲について>
beatmania IIDX 20 tricoroの楽曲です。(2012年AC稼働開始作品)
NOTES数;1127
スコア理論値;2254
BPM;145


<試合結果について>
G* vs. SEIRYU
☆ 2225 - 2221

両選手ともにRANDOMでプレイしています。

中盤のブレイク地帯に入った所でSEIRYU選手が3点リードしていました。ブレイク後が難しいためチャンスは全然あると考えていました。

「ブレイク後にトリル地帯でG*選手が少しリード」→「SCRATCH+トリルの地帯の配置が悪く、少しのリードがなくなる形」となりましたが、その後の連続SCRATCH地帯でG*選手が7点リードを作りました。


ここでのリードを保ち、最終的に4点差で勝利することができました!!SEIRYU選手相手に、自選曲を勝利したことにレジャーランド一同喜んでいました!

一方で、G*選手はこの後、他選曲があることから冷静に見えました。(本当の理由は振り返り配信で語っています)


# SEIRYU選手 自選曲 「symbolic」

<楽曲について>
beatmania IIDX 8th style の楽曲です。(2002年AC稼働開始作品)
NOTES数;1138
スコア理論値;2276
BPM;155


<試合結果について>
G* vs. SEIRYU
☆2258 - 2257


G*選手はR-RANDOM , SEIRYU選手はS-RANDOMでプレイしています。

symbolicは2回くる連打地帯が難しいのため、SEIRYU選手はS-RANDOMでやったのだと思います。(*連打地帯は叩きやすくなりますが、他の部分は難しくなるので普通はS-RANDOMでやりません)

2回目の連打地帯が終わった時点で2点 SEIRYU選手がリードしていましたが、その後SEIRYU選手がS-RANDOMにしたことによって連打が多くなった部分で失点がありG*選手が1点リードしました。

一つのミスで命取りになる接戦で、G*選手を信じて見守ることしかできませんでした。

両者とも最後までミスがほとんどなく、ラストの2,4トリル地帯も非常に難しいのですがG*選手は1点しか落とさず、1点差で勝利することができました!
(改めて試合を見ると、G*選手は998コンボ付近で17落ちでしたが、最後の1138コンボまで1つしか落としておらず、完璧なプレイでした。)

ラスト1小節の攻防


G*選手が勝利した瞬間、レジャーランド一同 叫びました!!!


SEIRYU選手は直前練習でsymbolicはプレイしていませんが、LEVEL 12のIMPLANTATIONをS-RANDOMでプレイし一桁落ちを出していて、かなり仕上がっていると感じていました。

そんなSEIRYU選手相手に2タテしたG*選手が本当にカッコよかったです。SEIRYU選手の自選曲を倒したのはG*選手が初となります。


この試合は何度見ても興奮しますし、感慨深くなります。

G*選手が2タテしたことで、0-2から4-2となりリードすることができました!

レジャーランドは大将戦までにリードしている展開が理想だったので、G*選手が間違いなくこの試合のMVPです!


<中堅戦 関連ツイート>

「G*選手が2タテして、U76NER選手の負け分を取り返したこと」にU76NER選手が感謝しているシーン



5. 大将戦 DINASO vs. EXIT [テーマ: CHORD LEVEL11]


<試合結果>
引き分けとなりました。


#自選曲、他選曲予想など

<DINASO選手 自選曲について>
選曲理由はシンプルで、DINASO選手が誰が相手でも絶対に勝てる自信があった楽曲が「明鏡止水」でした。

そのため、大将戦までにレジャーランドがリードできていたら、最後のストラテジーカードを使って自選曲を守りきって勝利するのがレジャーランドの方針でした。(もしリードしていなければストラテジーカードは温存して、真っ向勝負で大将戦2タテで勝利を狙う方針)


又、SILKHATから大将戦でストラテジーカードを使用される可能性があると思っていました。

理由は、SILKHATは「大将戦とFREEのストラテジーカードを保有。レジャーランド戦以降は指定B (大将 LEVEL12)が3試合残っており、コスト的にSEIRYU選手が全て大将にでることが決まっており、レジャーランド戦で勝利して2勝目を獲得できると今後が楽になる」と考えたためです。

G*選手がSEIRYU選手に2タテして繋いでくれた勝利への道筋を無駄にしないため、最後のストラテジーカードを使って自選曲を守りました。


<EXIT選手 選曲予想について>

EXIT選手が固定オプションで全国TOPのスコアを所持している「Welcome」が本命、第二候補としてSCRATCHも多い「apo:llioth (全国TOP-15)」のいずれかだと予想していました。

試合前の練習でEXIT選手にチームレジャーランド3名で「Welcome」ダンスしながら、「これでしょ?」と牽制してました 笑

牽制の前に「Welcome」ダンス練習中


どちらの楽曲が来ても勝利できるように練習してきましたが、自選曲を確実にプレイして勝利を確実なものにするために最後のストラテジーカードを使用しました。

直前練習で「apo:llioth」を練習するDINASO選手


# DINASO選手 自選曲 「明鏡止水」

<楽曲について>
beatmania IIDX 23 copulaの楽曲です。(2015年AC稼働開始作品)
NOTES数;1443
スコア理論値;2886
BPM;208-290

<試合結果について>
DINASO vs. EXIT
☆ 2813 - 2784


DINASO選手はRANDOM、EXIT選手はMIRRORオプションを選択しています。

明鏡止水はノーツがズレている箇所が多く難しいのですが、DINASO選手はズレ譜面が得意なため、終始リードし勝利することができました。


DINASO選手が自選曲を勝利したことでレジャーランド勝利が確定となり、選手一同 喜びました!!

獲得ポイントも今後重要になる可能性があるため、次の試合を見守ることにしました!

<大将戦 関連ツイート>



# EXIT選手 自選曲 「Welcome」→「in the Sky」(ストラテジー)


<楽曲について>
初出は家庭用 beatmania IIDX 12 HAPPY SKYですが、beatmania IIDX 15 DJ TROOPERSで収録された楽曲です。(2007年AC稼働開始作品)

NOTES数;1279
スコア理論値;2558
BPM;180


<試合結果について>
DINASO vs. EXIT
2548 - 2552 ☆


「in the Sky」は固定オプションの配置が当たっているので、DINASO選手は正規、EXIT選手はMIRRORを選択しています。

又、「in the Sky」が精度勝負になる楽曲のため、ストラテジーカードで出た楽曲としてはハズレでした。

試合前日にやりたくないと話していた楽曲だったので、DINASO選手のストラテジーカードの引きの悪さよ。

「in the Sky」はラストが難しい楽曲で、ラストに入るまでで「DINASO選手が9落ち、EXIT選手が5落ち」で4点リードされていましたが、ラスト次第で逆転もできると考えていました。

ラストは両者ともに1個黄グレを出しただけで、4点差で敗北となりました。EXIT選手が本当に仕上がっていたの一言につきます。


<大将戦 関連ツイート>


試合が終わり、レジャーランド WINの画面が出た瞬間、感情がめちゃくちゃになって涙が止まりませんでした!

「U76NER選手の敗北分を2タテで取り返したG*選手、自選曲をキッチリ勝利したDINASO選手」と、チームメンバーで補いながら、クォーターファイル進出を確定させる大きな4勝目を獲得できました!!

これまでの4試合で全選手2タテしていますし、各選手がいなかったら勝利できない試合ばかりだったので、チーム全員で掴んだ結果だと思っています。

レジャーランドは昨シーズンの『BEMANI PRO LEAGUE 2021』では勝利数1と悔しい結果に終わり、レギュラーステージ敗退でセミファイナルに進出することができませんでした。

昨シーズンの悔しさをリベンジするべく、チームレジャーランドは全員継続で『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』に臨みましたが、昨シーズンと同じメンバーでクォーターファイナル進出をすることができ本当に嬉しかったです。

クォーターファイル進出が確定して喜んでいる様子は配信からも伝わると思います。


試合の放送を繰り返し見ながら記事を書いていますが、見るたびに目頭が熱くなります。

又、去年から引き続きチームレジャーランドを応援してくださっているファンの方々、今年からファンになって頂いた方々、全員継続して頂いたチームレジャーランドのオーナーである山崎屋様に「クォーターファイナル進出」という結果をお届けできて本当に嬉しく思います。

レジャーランドはクォーターファイナル進出確定となりましたが、この勢いのまま連勝を重ね、1位通過でクォーターファイナルをスキップし、セミファイナル進出確定を目指したいと思っています!

これからもチームレジャーランドを応援してください

レギュラーステージ 上位2チームはセミファイナル進出となるルールです。


又、2022/8/12より「みんなで応援!BPLプロ選手サポーターズ -SEASON 2-」のイベントが始まっています。

現時点で、レジャーランド選手はランキング上位10人に入っていません。

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』を全力で頑張って、結果も出しているレジャーランド選手全員がランキング上位10人に入る姿が見たいです!

どうか「1-PIN , DINASO , G* , U76NER」への投票をお願いします!!



6.最終試合結果


レジャーランドは「中堅戦2タテ+大将戦1勝」で勝利することができました!!第16試合終了(全チームが4試合終了)時点で、4連勝しているレジャーランドが1位となります!

チームレジャーランド、勢いにのっているので残り3試合も勝利して全勝で1位通過を目指したいと思います。



<勝利者インタビュー>


<レジャーランド選手のツイート>



7. チームの振り返り配信や、記事等


第15試合 SILKHAT戦について、チームレジャーランドで振り返り配信も行っています。選手自身が感じたことを話していますので、良かったらご覧ください!

今後の振り返り配信も試合に勝っても、負けても放送終了後の23時にやりたいと思ってます!



レジャーランド公式のYoutubeアカウントのチャンネル登録をすると配信開始の通知もいくので、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします!!! チャンネル登録1000人超えたら何か企画やりたいと思ってます。


SILKHAT戦の様子は、チームサポーターのSYU Xさんが四コマ漫画で書いてくれています!毎試合後に四コマ漫画の投稿を予定しているので、今後もお楽しみに!

rainbow flyerごっこ(実写版)


又、第15試合 についてSILKHATさんも振り返り配信を行っています。良かったらご覧ください!



8. 最後に


感情が高ぶって今回も1万字を超える長文の記事になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

レジャーランドの試合について今後もこういった記事を書いていきます!

次の試合は8/31(水)で、レジャーランドはROUND1さんとの試合になります。

レジャーランドは第16試合(各チーム4試合)が終わった時点で、他のチームと比べて1~2巡目選手のコストがよく残っているチームの一つだと思います。


【レジャーランド】
勝ち点:12 (4勝)

<残りコスト>
1-PIN選手:70
DINASO選手:70
G*選手:60
U76NER選手:120

ROUND1戦のオーダーは8/24(水)に発表されるので、どのような対戦カードになるか楽しみにお待ちください!

繰り返しになりますが、チームレジャーランドは優勝を目指して引き続き頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!!

又、クォーターファイナル進出記念として8/18~8/31の期間でBPL参戦タイトルのパセリ10%引きのキャンペーンを行っています!

ぜひ最寄りのレジャーランドで沢山遊んでください!!


9. オフショット写真



ここでは、試合前に撮影したオフショット写真をのせていきます。

オフショット掲載の許可を頂いた「株式会社コナミアミューズメント様」、「チームSILK HATのオーナーである株式会社マタハリーエンターテイメント様」、「レジャーランドのオーナーである株式会社 山崎屋様 」には、この場をお借りしてお礼申し上げます。

<U76NER選手 & ANSA選手>


<SEIRYU選手 & G*選手>


<EXIT選手 & DINASO選手>


10. 関連記事

<BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- レギュラーステージ これまでの記事>



<昨シーズンのSILKHAT戦の記事>


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