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『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』 チームレジャーランド レギュラーステージ全体戦略について

1. はじめに

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』teamレジャーランド所属 アドバイザー べあーです。


6月から始まった『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』ですが、本日9/28を持ってレギュラーステージが終了しました。

まず初めに『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』に関わる全ての方々、本当にお疲れ様でした。


本日の放送を見て思うことは色々とあるのですが、
レジャーランドのアドバイザーとして、この記事ではレジャーランドのレギュラーステージ全体戦略について書いていきます。

約2万字の長文記事になるため、各試合の内容については、これまでの記事と概ね同じなので読み飛ばしても大丈夫です


2. ドラフト会議について


『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』は始めに、各チーム選手をどうするか決める必要がありまきた。

レジャーランドについては、昨シーズンと同じメンバーで全員継続することになりました。

理由は、レジャーランド公式アカウントからのツイートの通りとなります。


又、レジャーランド全選手 昨シーズンから更に上手になっており、ドラフト候補者を見た上で全員継続こそが一番強いチームで、優勝を目指せるチームだと考えていました。


3. 対戦の組み合わせの印象

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』のレギュラーステージは各チーム7試合ということで、「指定A (大将 LEVEL11) が4試合、指定B (大将 LEVEL12) が3試合」のチームと、「指定A (大将 LEVEL11) が3試合、指定B (大将 LEVEL12) が4試合」のチームがあります。

「指定A (大将 LEVEL11) が4試合、指定B (大将 LEVEL12) が3試合」のチームと、「指定A (大将 LEVEL11) が3試合、指定B (大将 LEVEL12) が4試合」のチームどちらになるかと、試合の組み合わせはドラフト会議より前の日程で、抽選で決定しました。

そのため、各チームは試合する順番や、全部の試合について指定A・指定Bのどちらで試合するか分かっている状態でドラフト会議を実施しています。

チームレジャーランドは全員継続が決まっており、「指定A (大将 LEVEL11)」が強いチームなので、「指定A (大将 LEVEL11) が4試合、指定B (大将 LEVEL12) が3試合」になることを祈っていました。


祈りが通じたのか、レジャーランドは「指定A (大将 LEVEL11) が4試合、指定B (大将 LEVEL12) が3試合」となり、まずは一安心でした。

ドラフト会議前に各チームの継続選手の情報は共有されており、この時点(ドラフト会議前)での印象は以下の通りです。

・第4試合 APINA VRAMeS戦 :指定B (大将 LEVEL12)
3名が継続。指定A (大将 LEVEL11)、指定B (大将 LEVEL12)どちらでも同じくらい強いが、できれば指定A (大将 LEVEL11)で戦いたかった。


・第6試合 GiGO戦:指定B (大将 LEVEL12)
新チームで選手構成がどうなるか分からないため、特になし


・第9試合 GAME PANIC戦:指定A (大将 LEVEL11)

全員継続。GAMEPANICは指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さなのでツライ


・第15試合 SILKHAT戦:指定A (大将 LEVEL11)

SEIRYU選手のみが継続。SILKHAT戦は指定B (大将 LEVEL12)で対戦しなくて済んだので当たり


・第20試合 ROUND1戦:指定B (大将 LEVEL12)

U*TAKA選手とKUREI選手が継続。U*TAKA選手がいるため指定B (大将 LEVEL12)はツライ


・第23試合 TAITO STATION Tradz戦 :指定A (大将 LEVEL11)

新チームで選手構成がどうなるか分からないため、特になし


・第25試合 SUPERNOVA Tohoku戦:指定A (大将 LEVEL11)

「全選手継続なし」で選手構成がどうなるか分からないため、特になし



4. 対戦テーマ決定時の印象


対戦テーマは、ドラフト会議が終わった直後に全試合のテーマがくじ引きで決まったのですが、第一印象は以下の通りです。



・第4試合 APINA VRAMeS戦:指定B (大将 LEVEL12)

『BEMANI PRO LEAGUE 2021』のセカンドステージのAPINA VRAMeS戦 の大将戦 が [テーマ: CHORD LEVEL12] で。このテーマはUCCHIE選手が非常に強く苦戦を強いられたことから、 [テーマ: CHORD LEVEL12]は最悪でした。

大将戦は「SCRATCH」、「CHARGE」、「NOTES」等が良かったです。



第6試合 GiGO戦:指定B (大将 LEVEL12)
テーマとしては無難で良い。

第9試合 GAME PANIC戦:指定A (大将 LEVEL11)
「指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さである GAME PANIC」と指定Aで戦うだけでも嫌なのに、テーマの癖が凄い。

GAME PANICは第7試合の VS APINA VRAMeS戦で大将戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL11]があり、猛練習した状態でレジャーランドの試合に出場できるのため、GAME PANICに有利なのも厳しい。

・第15試合 SILKHAT戦:指定A (大将 LEVEL11)
チームレジャーランドは「指定A (大将 LEVEL11)」が強いチームで、テーマとしては無難で良い



・第20試合 ROUND1戦:指定B (大将 LEVEL12)

大将戦  [テーマ: CHARGE LEVEL12]はU*TAKA選手が全国TOPスコアをほとんど保有しており、隙がなくて厳しい。別の選手が大将戦に出てくれば勝利できるチャンスあり



・第23試合 TAITO STATION Tradz戦 :指定A (大将 LEVEL11)

チームレジャーランドは「指定A (大将 LEVEL11)」が強いチームで、テーマとしては無難で良い



・第25試合 SUPERNOVA Tohoku戦:指定A (大将 LEVEL11)

チームレジャーランドは「指定A (大将 LEVEL11)」が強いチームで、テーマとしては無難で良い


<全体を通して>
先鋒SOF-LAN 4つはヤバすぎる。

先鋒SOF-LANを複数人で担当するのは効率が悪いと考え、この時点でU76NER選手には「基本的には全て担当して欲しい(ソフランマシーンになって欲しい)」とお願いしてました。

1人の選手が専任した方が他選手の練習負荷が減るというメリットはあるが、選曲は各試合終了後に、次回試合の楽曲提出となるため、苦手な曲(スコアの水準)がバレるとその曲を各試合で選曲されることになりかねないデメリットがありました。

実際に、U76NER選手はSILKHAT戦のANSA選手「Agnus Dei」で敗北しており、その後のROUND1戦でI6VV選手からも「Agnus Dei」を選曲されています。

U76NER選手は昨シーズン先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]に出場していたものの、ドラフト会議直後の時点では苦手な曲がいくつかありました。


選曲は各試合終了後に次回試合の楽曲提出となるため、苦手な曲がバレるとその曲を各試合で選曲されることになりかねないのですが、U76NER選手だったら試合までに全曲仕上げてくれると信じて、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]を任せる方針としました。


5. オーダーについて~ドラフト会議(全試合テーマ発表)直後のタイミング~


ドラフト会議の直後にレギュラーステージ全試合のテーマは抽選で決定しています。テーマ発表直後のタイミングで全7試合にどの選手を出すか一度検討しました。

レジャーランドの試合順番は以下の通りです。


レジャーランドは昨シーズンではレギュラーステージ敗退となり悔しい思いをしました。

今シーズンは全員継続させて頂き、もう一度同じチームで優勝を目指せることになりました。

そのため、全員継続をさせてくれたチームオーナである山崎屋様、昨シーズンから応援してくれているファンの方々のためにも『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』ではクォーターファイナル出場は絶対にしなければならないと考えていました。


クォーターファイナル進出するために、『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』のレギュラーステージは全7試合中4勝すればクォーターファイナル進出は確実ですが、引き分けなども発生する可能性があるためクォーターファイナル進出には3勝すれば十分と思い、抑えるべき試合は確実に勝利して勝ち点を積み上げていくことが重要だと考えていました。

そのため、レジャーランドの初期の方針として、「指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さである GAME PANIC 戦」「指定B (大将 LEVEL12) で最強クラスの強さである ROUND1戦」については勝利することは難しいので、優先度を下げコストを温存しつつも勝てる可能性残した選出する予定でした。(=上記2試合以外で勝利できるように強い選手を配置し、残ったコストで2試合の選出を決める。)

レジャーランドはこの時点では、「指定A (大将 LEVEL11)」 の方が強いチームなので、3勝は「GiGO戦」・「SILKHAT戦」・「TAITO STATION Tradz or SUPERNOVA Tohoku戦」で狙いたいと思っていました。

<詳細理由>
GiGO戦については指定Bですが、最初の2試合で1勝もできないと他チームから狙い打ちされる(マークがキツくなる)可能性が高く、GiGO戦に勝利できなければ、レギュラーステージ通過はできないと考えていました。

詳しく書くと、『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』のレギュラーステージのルールは、全8チームのうち、上位6チームがクォーターファイナルに進出となります。

そのため、勝利数が多いチームに勝利するよりも、勝利数が少ないチームに勝利する方がクォーターファイナルに進出できる可能性が高くなります。

対戦テーマや残りコストにもよるため、一概には言えませんが、最初の2試合で1勝もできなかった場合、他のチームから重点的にマークされる(強い選手を選出される、ストラテジーカードを多用される)リスクがあると判断しました。

初戦のAPINA VRAMeS戦は大将戦のテーマが厳しかったので、GiGO戦は勝利必須だと考えていました。

もし、APINA VRAMeS戦とGiGO戦で勝利できていなかった場合、元から厳しいと考えていたGAME PANIC戦、勝利を狙っていたSILKHAT戦でストラテジーカードを集中され、元から厳しいと考えていたROUND1戦と続き、1勝もできない可能性もありました。


同様に、4~5試合目終了時点で2勝していないと他チームから狙い打ちされる(マークがキツくなる)と思っていました。

レジャーランドは3試合目 GAMEPANIC戦:指定A (大将 LEVEL11)、5試合目 ROUND1戦:指定B (大将 LEVEL12)が厳しい戦いになることが予想されていたため、4試合目のSILKHAT戦:指定A (大将 LEVEL11)で勝って、2勝目を獲得するのは必須だと考えていました。

第5試合終了時点までに2勝できていれば、レジャーランドの6試合目であるTAITO STATION Tradz戦、 最終戦のSUPERNOVA Tohoku戦どちらかで勝利して3勝とし、クォーターファイナル進出を狙う予定でした。



5.1 オーダーについて~(6月収録:APINA VRAMeS戦、GiGO戦)~


全チーム2試合分のオーダーを纏めて提出しています。

レジャーランドは、第4試合 APINA VRAMeS戦、第6試合 GiGO戦のオーダーを纏めて提出となります。

基本的にどのチームもドラフト4巡目選手を最低出場回数4回出し、1~2巡目選手のコストを使いきる戦略を取ると考えていました。

レジャーランドは、U76NER選手は先鋒SOF-LAN 4つに出す方針(場合によってはGAME PANIC戦のSCRATCHに1回出場、先鋒SOF-LAN 3つに出場)だったので、最初の2試合については、ドラフト1~3巡目指名選手である1-PIN選手、DINASO選手、G*選手で選出する方針でした。


5.2 第4試合 APINA VRAMeS戦


「第4試合 APINA VRAMeS VS レジャーランド」のテーマと、選手選出は以下の通りです。APINA VRAMeSの選出は予想していた通りでした。

[テーマ: CHORD LEVEL12]のUCCHIE選手は非常に強く、1-PIN選手を選出したとしても、自選曲を勝利できるか難しいと考えていました。

そのため、レジャーランドがAPINA VRAMeSに勝利するためには、「先鋒戦 2タテ+中堅戦 引き分け+大将戦 引き分け」が一番だと考えていました。

レジャーランドの選出についてですが、大将戦については、ここで1-PIN選手のコストを30使用するよりかは、このテーマで1-PIN選手と同じくらい強いG*選手が最適だと判断しました。

又、G*選手がUCCHIE選手相手に1勝することができれば本人の自信もつきますし、チームとして間違いなく勢いがつき、今年のレジャーランドは強いことを他チームや視聴者に示すことができると感じていました。

先鋒戦・中堅戦については、中堅戦でNIKE.選手が「ZETA~素数の世界と超越者~」を選曲した場合に備えて、「ZETA~素数の世界と超越者~」が一番上手かつ、得意な楽曲があるDINASO選手、昨シーズンで [テーマ: CHARGE LEVEL8-10] に出場しており楽曲への理解が深いことから先鋒戦は1-PIN選手としました。

この試合は大将戦 UCCHIE選手相手に1勝しなければ勝ちはないため、容易ではない試合でしたが、G*選手が「Please Welcome Mr.C」を仕上げて勝利することができました。

又、この試合でストラテジーカードを使用することは無駄になってしまう可能性が高いので、どんな楽曲がきてもストラテジーカードを使用するつもりはありませんでした。


最終的に、レジャーランドは「先鋒戦2タテ+中堅戦1勝+大将戦1勝」の勝ち狙いでしたが、レジャーランドは「先鋒戦2タテ+中堅戦2タテ+大将戦1勝」の狙い以上の結果を出し勝利することができました!


APINA VRAMeS戦は大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL12] と厳しいテーマで、勝利するのが難しいと思っていた試合だったので、チームに勢いがつきました!!

今振り返ってみると、初戦を勝利できて良いスタートが切れたことが本当に大きかったと思います。


試合の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



5.3 第6試合 GiGO戦


前述の通り、レジャーランドは「指定A (大将 LEVEL11)」 の方が強いチームなので、3勝は「GiGO戦」・「SILKHAT戦」・「TAITO STATION Tradz or SUPERNOVA Tohoku戦」で勝利を狙いたいと思っていました。

「第6試合 レジャーランド VS GiGO」のテーマと、選手選出は以下の通りです。

GiGOの選出は以下の2パターンを考えていました。

<パターン1>
先鋒戦 [テーマ: CHORD LEVEL8-10];NCHO72選手 or LOOT選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11];CYBERX選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12];CORIVE選手

<パターン2>
先鋒戦 [テーマ: CHORD LEVEL8-10];CORIVE選手 or LOOT選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11];CYBERX選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12];NCHO72選手

レジャーランドの選出についてですが、まず最初に、大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]は、1-PIN選手が得意なフィールドで、CORIVE選手・NCHO72選手のどちらが大将に出場しても対応できると判断して、すぐに決定しました。

GiGO戦には絶対勝利したい試合だったため、中堅戦はLEVEL11で絶対的な強さを誇るDINASO選手とし、先鋒戦はG*選手としました。

レジャーランドとしては「先鋒戦2タテ+中堅戦 引き分け+大将 引き分け」「先鋒戦 引き分け+中堅戦2タテ+大将 引き分け」での勝利を狙っていました。

GiGO戦で勝利できなければ、レジャーランドはレギュラーステージ通過はできないと考えていたため、APINA VRAMeS戦が始まる前からストラテジーカードを中堅戦と大将戦に使うことは決めていました。


『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』が開幕し、レジャーランドは初戦APINA VRAMeSに勝利することができました。

レジャーランドは中盤に最強クラスの強さであるGAME PANIC戦、ROUND1戦が控えていることから、GiGO戦にも勝利して早い段階で2勝としておくべきだと判断し、ストラテジーカードを中堅戦と大将戦に使用する方針のままでいくことにしました。

元々の作戦では先鋒戦にストラテジーカードを使用する予定はなかったのですが、残り5試合の内、「先鋒SOF-LAN 4つでU76NER選手は1~3巡目選手と対戦する可能性が高く使用するのは勿体ない、先鋒CHARGEは1-PIN選手が出場し2タテは絶対にできる」と考え、GiGO戦に使うべきだと判断しました。


レジャーランドはGiGO戦に先鋒戦・中堅戦・大将戦全てにストラテジーカードを使用し、戦略がハマり「勝利」を収めることができました。

レジャーランドは大将LEVEL 11である指定Aの方が強いチームで、残り5試合の内、指定Aが4つ、指定Bの試合が1つとなります。

あと1勝できればレギュラーステージ通過できる可能性が高いと思っていたので、最後のどこでも使えるストラテジーカードで3勝目を確実にとれば良いと考えていました。


GiGO戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



6.1 オーダーについて~(7月収録:GAME PANIC戦、SILKHAT戦、ROUND1戦)~


全チーム第9試合~第20試合(レジャーランドはVS GAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦の3試合分)のオーダーを纏めて提出しています。


この時点でレジャーランドの成績は以下の通りです。

【レジャーランド】
勝ち点:6 (2勝)

<残りコスト>
1-PIN選手:100
DINASO選手:100
G*選手:100
U76NER選手:140

第8終了時点の順位表

このタイミングで、第8試合終了時点の各チームの残りコストと勝利数から、全チームの第9試合以降のオーダーを予想した上で残り5試合のレジャーランドの選手選出をおおよそ決めています。

残り5試合のうち、レジャーランドが重要視していた試合は指定Aの「SILKHAT戦」「TAITO STATION Tradz戦」 「SUPERNOVA Tohoku戦」でした。

これは前述の通り、レジャーランドは指定Aが強いチームであること、「指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さである GAME PANIC 戦」「指定B (大将 LEVEL12) で最強クラスの強さである ROUND1戦」については勝利することは難しいので、優先度を下げたいと思っていたためです。


その後、最終的には残り5試合どの試合でも勝利が一番狙える布陣を検討することにしました。

この時点で、U76NER選手は先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]を猛練習して課題曲全てを仕上げていたため、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]の4試合全てをU76NER選手に任せることにしました。U76NER選手が試合までの期間で猛練習したことで課題曲全てを仕上げ、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]が多い嫌な状況を打破してくれました。

以下が対戦表になりますが、レジャーランドが重要視していた試合である「SILKHAT戦」「TAITO STATION Tradz戦」の中堅戦が【LEVEL10:NOTES 】、大将戦が【LEVEL11: CHORD】となっています。ここは同じ選手が出場した方が練習効率が良いと考えていました。

特に【LEVEL10:NOTES 】は課題曲が多いため絶対に同じ選手とし、【LEVEL11: CHORD】については異なる選手を出場するのも選択肢の一つとして考えていました。

【LEVEL10:NOTES 】【LEVEL11: CHORD】それぞれについて、出場選手を予想した上で、1-PIN選手、DINASO選手、G*選手誰が出場した方が強いのか・残り試合の選出バランスも考えた上で、【LEVEL10:NOTES 】はG*選手、【LEVEL11: CHORD】はDINASO選手となりました。

大将戦【LEVEL11: CHORD】DINASO選手に任せれば、どんな選手が相手でも2タテを狙える。又、こうすることで1-PIN選手がGAME PANIC , ROUND1の大将戦に出場することができ、GAME PANIC , ROUND1戦の勝利できる可能性を上げることに繋がると判断しました。

こうして、「SILKHAT戦」「TAITO STATION Tradz戦」のオーダーは決まりました。

<SILKHAT戦>
■ 先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]:U76NER
■ 中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]:G*
■ 大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]:DINASO


<TAITO STATION Tradz戦>
■ 先鋒戦 [テーマ: CHARGE LEVEL8-10]:1-PIN
■ 中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10] : G*
■ 大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11] : DINASO

上記のオーダーにした場合、1-PIN選手の残りコスト90、DINASO選手残りコスト40となり、1~2巡目選手のコストを使いきることを考え、1-PIN選手はGAME PANIC , ROUND1 , SUPERNOVA Tohokuの大将戦に選出としました。

DINASO選手は重要視しているSUPERNOVA Tohokuの中堅戦は確定で、ROUND1とGAMEPANICの中堅戦どちらに選出するべきか考えた際に、ROUND1の中堅戦【LEVEL11: PEAK】はGiGO戦でDINASO選手が経験しているため、DINASO選手が出場した方が強く、練習効率がよいと考えました。

そして残ったGAMEPANICの中堅戦【LEVEL10: SCRATCH】についてはG*選手となりました。中堅戦【LEVEL10: SCRATCH】にはG*選手の得意な「SPEED DEMON」があったこと、GAME PANICが中堅戦ストラテジーカードを使用しており、自選曲を確実に選曲できることもG*選手を選出する後押しになりました。

又、第9試合~第20試合の3試合は連日で行われるため、3試合出る場合は、練習量がかなりの負担となります。そのため、U76NER選手を除いた3選手はGAME PANIC戦、 SILKHAT戦、ROUND1戦の中で2試合出るようにしています。

色々なことを考慮し、この選出が残り5試合どの試合でも勝利が一番狙える布陣だと考え、レジャーランドが重要視していた試合の「SILKHAT戦」「TAITO STATION Tradz戦」 「SUPERNOVA Tohoku戦」で、大将戦で自選曲を守れば勝てる状況になったら最後のストラテジーカードを使用する方針でした。



又、第9試合~第20試合(レジャーランドはVS GAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦の3試合分)は3日連続で試合を実施していますが、3試合のうち1勝して3勝になることができればクォーターファイナル進出するには十分だと考えていました。


それぞれの試合のオーダーが同時に発表され、レジャーランドは開幕2連勝してレジャーランドのマークが緩くなることを期待していたのですが、 残念ながらGAME PANIC 、SILKHAT、ROUND1戦全て1~3巡目の選出をされていました。

オーダーから、勝利の優先度はSILKHAT>GAME PANIC>ROUND1となりました。


6.2 第9試合 GAME PANIC戦


指定A (大将 LEVEL11) 最強クラスの強さである GAME PANIC 戦は非常に厳しい戦いになると考えていました。

「第9試合 レジャーランド VS GAME PANIC」のテーマと、選手選出は以下の通りです。

GAME PANICの選出は以下の2パターンを考えていました。

【GAME PANICの選出予想】
<パターン1>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];#MA3#選手
中堅戦 [テーマ: SCRATCH LEVEL10]; MIKAMO選手
大将戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL11];PEACE選手

<パターン2>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];PEACE選手
中堅戦 [テーマ: SCRATCH LEVEL10]; MIKAMO選手
大将戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL11];54GAYA選手


一番強いオーダーであるパターン1だった場合、レジャーランドがGAME PANICに勝利するためには、「先鋒戦 2タテ+中堅戦 引き分け+大将戦 引き分け」が一番だと考えていました。

レジャーランドの選出についてですが、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]はU76NER選手に全て任せる方針だったので即決。

大将戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL11]については、DINASO選手と1-PIN選手のどちらを出すかがポイントでしたが、PEACE選手相手に一番自選曲を通せるのが1-PIN選手だと判断しました。

ドラフト会議終了時点でGAME PANIC戦、ROUND1戦は優先度下げる方針で、『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』が開幕するまでは、1-PIN選手を大将戦に出すのはコストがもったいないと考えていました。

前述の通り第8試合まで終了後に残り5試合のオーダーを考えた際に、1-PIN選手がGAME PANIC、ROUND1戦の大将戦に出てもコスト的に問題ないと判断しました。

SILKHAT戦、TAITO STATION Tradz 大将戦【LEVEL11: CHORD】DINASO選手に任せれば、どんな選手が相手でも2タテを狙える。又、こうすることで1-PIN選手がGAME PANIC , ROUND1の大将戦に出場することができ、GAME PANIC , ROUND1戦の勝利できる可能性を上げることに繋がると判断しました。

中堅戦【LEVEL10: SCRATCH】についてはコストの兼ね合いと、G*選手の得意な「SPEED DEMON」があったことからG*選手となりました。

オーダーが発表されたタイミングで、この試合は「先鋒戦2タテ+中堅戦 MIKAMO選手と大将戦 PEACE選手相手に1勝」しなければ勝ちはなく、かなり厳しい戦いだと考えていました。

試合前に1-PIN選手が他選候補である「FUTURE is Dead」を仕上げたことで勝率は上がりましたが、レジャーランドとして、1番恐れていたのはGAME PANICが保有しているどこでも使えるストラテジーカードを使用されることでした。

「1-PIN選手相手に使うか?」「残りの試合も多く残っている中、使うか?」ということを思いつつも、GAME PANICのオーダーからこの試合は絶対に勝つという意気込みが感じられていたため、ストラテジーカードを使って自選曲を封じてくる可能性があることも考えていました。


レジャーランド側としては、GAME PANIC戦の勝率は低く、ストラテジーカードを使用することは無駄になってしまう可能性が高いので、どんな楽曲がきてもストラテジーカードを使用するつもりはありませんでした。


最終的に、レジャーランドは「先鋒戦2タテ+中堅戦1勝+大将戦1勝」の勝ち狙いでしたが、レジャーランドは「先鋒戦2タテ+大将戦2タテ」で勝利することができました。

大将戦1-PIN選手の活躍により、非常に厳しい戦いであったGAME PANIC戦を勝利することができ、大きな大きな3勝目を獲得することができました。

レジャーランド全員がこの試合は厳しい戦いになると考えていたので、勝利した時は自分も泣きましたし、選手の喜びっぷりからも伝わると思います。


この大一番に勝利し、レジャーランドは唯一の3連勝となり、レジャーランドの目標はクォーターファイナル進出から、セミファイナル進出を目指す気持ちになりました。


GAME PANIC戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



6.3 第15試合 SILKHAT戦


これまで書いてきた通り、レジャーランドは「SILKHAT戦」を絶対に勝利を狙いたいと思っていました。

「第15試合 レジャーランド VS SILKHAT」のテーマと、選手選出は以下の通りです。


SILKHATの選出は最終的に以下の2パターンを考えていました。

<パターン1>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];ANSA選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];EXIT選手

1~2巡目指名選手が中堅、大将戦に出場する強いオーダー。

<パターン2 >
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];EXIT選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];SEIRYU選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];ANSA選手

先鋒戦・中堅戦でリードを作り、大将戦でストラテジーカードを使って自信のある自選曲を確実にプレイして勝利を狙うオーダー。


レジャーランドの選出についてですが、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]はU76NER選手に全て任せる方針だったので即決。

中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]にG*選手を選出した理由については、G*選手が レジャーランドの中で[テーマ: NOTES LEVEL10]については、1番強いと判断したためです。

又、大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]をDINASO選手にした理由については、「どんな対戦相手がきても確実に勝てる自選曲がある」、「第8試合までで中堅戦LEVEL11で4勝0敗と強さを見せており、対戦相手へのプレッシャーを与え、ストラテジーカードを使用されにくくする」、「昨シーズンも[テーマ: CHORD LEVEL11]の試合経験があり曲のこともよく分かっており、ストラテジーカードを使用されても幅広くカバーできる」ためです。


対戦相手のオーダーが発表され、レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」or「先鋒〜中堅戦のどこかで1勝+大将戦2タテ」だと考えていました。

オーダーが発表された時点で、「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け」や「大将戦2タテ」は一筋縄ではないですが、個人的に勝率としては60%程度だと考えていました。

又、ストラテジーカードについてですが、レジャーランドはDINASO選手の自選曲である「明鏡止水」は絶対に勝てると思っていたので、大将戦で自選曲を守れば勝てる状況になったら最後のストラテジーカードを使用する方針でした。(大将戦で自選曲を守れば勝てる状況でなければ、「TAITO STATION Tradz戦」 「SUPERNOVA Tohoku戦」にカードを温存してました)


SILKHATは「第8試合(全チーム2試合)終了時点で0勝、先鋒戦のみストラテジーカードを使用済み」だったため、レジャーランド戦の前の試合であるGiGO戦には絶対勝利しなければならず、GiGO戦の中堅戦・大将戦のどちらか、もしくは両方使用すると予想しており、レジャーランドにストラテジーカードを使用してくる可能性は低いと考えていました。


最終的に、レジャーランドは「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」or「先鋒〜中堅戦のどこかで1勝+大将戦2タテ」の勝利狙いでしたが、「中堅戦2タテ+大将戦1勝」で勝利することができました!

「先鋒戦U76NER選手の敗北分を、中堅戦2タテ勝利で取り返したG*選手、大将戦で自選曲をキッチリ勝利したDINASO選手」と、チームメンバーで補いながら、クォーターファイル進出を確定させる大きな4勝目を獲得できました!!

これまでの4試合で全選手2タテしていますし、各選手がいなかったら勝利できない試合ばかりだったので、チーム全員で掴んだ結果だと思っています。

SILKHAT戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



6.4 第20試合 ROUND1戦


指定B (大将 LEVEL12) 最強クラスの強さである ROUND1 戦は非常に厳しい戦いになると考えていました。

「第20試合 ROUND1 VS レジャーランド」のテーマと、選手選出は以下の通りです。

ROUND1の選出は以下の2パターンを考えていました。

【ROUND1のオーダー予想】
<パターン1> U*TAKA選手が出場するケース

先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];KUREI選手 or I6VV選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; I6VV選手 or KUREI選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; U*TAKA選手

1~3巡目選手で固めるROUND1の一番強い選出


<パターン2> 大将戦にU*TAKA選手が出場しないケース
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10];MAKO-G選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL11]; KUREI選手 or I6VV選手
大将戦 [テーマ: CHARGE LEVEL12]; I6VV選手 or KUREI選手

レジャーランドの選出についてですが、先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]はU76NER選手に全て任せる方針だったので即決。

中堅戦と大将戦がGiGO戦と同じテーマのため、GiGO戦と同じ選手が出ると練習効率が良いメリットがあります。又、U*TAKA選手が出る・出ないに関わらず、レジャーランドが一番勝利できる可能性が高い布陣となっています。
(U*TAKA選手が出ない可能性が少しでもある以上、強いオーダーで攻めるべき。実際に他チームもROUND1戦の大将にはエース選手を投入している)

U*TAKA選手が大将戦に出場することから勝利することは非常に厳しい戦いになることは予想されていましたが、レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」が1番可能性としてあると考えていました。

最終的にレジャーランドは初の敗北となりましたが、ROUND1戦は大将U*TAKA選手選出が確定した時点で勝利するのが非常に厳しいと思っていたので、悔しさはあるものの落ち込むことはなく、先鋒 I6VV選手+中堅KUREI選手+大将戦U*TAKA選手と一番強いオーダーである ROUND1相手に5-7まで迫ることができたことを前向きに捉えていました。


ROUND1戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



7.1 オーダーについて~第20試合終了時点(7月の収録終了時点)~


全チーム5試合を終えて、この時点でレジャーランドの成績は以下の通りです。

【レジャーランド】
勝ち点:12 (4勝1敗)

<残りコスト>
1-PIN選手:40
DINASO選手:50
G*選手:60
U76NER選手:110

<ストラテジーカード残数>
なし

第20試合終了時点の順位表

レジャーランドは4勝で1位の状況で、レジャーランドがセミファイル進出条件である2位以上になるためには「レジャーランドが残り2試合で1勝する(獲得ポイントによっては1引き分け)」「ROUND1かAPINA VRAMeSのどちらかが2連敗する」でした。

残り2試合のオーダーですが、全選手ここまで活躍できていること、第8試合終了時点で予想していた対戦相手が出てくる可能性が高いことから、第8試合終了時点で決めたオーダーのままでいくことにしました。TAITO STATION Tradz戦、SUPERNOVA Tohoku戦も勝利できるオーダーだと思っていました。

<TAITO STATION Tradz戦>
■ 先鋒戦 [テーマ: CHARGE LEVEL8-10]:1-PIN
■ 中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10] : G*
■ 大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11] : DINASO


<SUPERNOVA Tohoku戦>
■ 先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]:U76NER
■ 中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL10]:DINASO
■ 大将戦 [テーマ: NOTES LEVEL11]:1-PIN



レジャーランドが残り2試合のどちらかで勝利を狙う上で気にしていたのは「TAITO STATION Tradz」「SUPERNOVA Tohoku」のストラテジーカードです。

基本的には1位のレジャーランドにストラテジーカードを使用して勝利を狙うよりも、順位が近い同士の戦いでストラテジーカードを使用して勝利を狙う方が順位を上げるためには良いため、レジャーランドに使用される可能性は低いと考えていました。

使用される可能性はゼロではないため、第21試合のSUPERNOVA Tohoku VS GiGO戦が非常に重要だと思っていました。

結果として、第21試合で「SUPERNOVA Tohokuはストラテジーカードを使用」、「GiGOはストラテジーカードは使用せず」でした。

これにより、第21試合でSUPERNOVA Tohokuが最後のストラテジーカードを使用したことで、第23試合:レジャーランド戦にストラテジーカードは使用されないことが確定しました。

又、第21試合で GiGOが最後のストラテジーカードを使用しなかったので、第28試合:TAITO STATION Tradz戦にストラテジーカードを使用することになります。そのため、TAITO STATION Tradzは第23試合:レジャーランド戦にストラテジーカードを使用しにくい状況となりました。


一番理想的な展開だったので、レジャーランドは喜んでいました。



7.2 第23試合 TAITO STATION Tradz戦


レジャーランドはセミファイナル進出のシード権がかかっているので、「TAITO STATION Tradz戦」を絶対に勝利を狙いたいと思っていました。

「第23試合 TAITO STATION Tradz VSレジャーランド」のテーマと、選手選出は以下の通りです。

TAITO STATION Tradzの選出は最終的に以下を考えていました。

<TAITO STATION Tradz  レジャーランド戦のオーダー予想>
先鋒戦 [テーマ: CHARGE LEVEL8-10];TATSU選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];PPJT選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];RIOO選手

残りコストから、残り2試合の中堅・大将戦は1~2巡目で固めてくると予想。
これまで出場したテーマ、残り2試合のテーマから上記で間違いない。

【レジャーランドの選出について】
SILKHAT戦のオーダーで、中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10]はG*選手が一番強い、大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11]はDINASO選手が最適と判断したため、
TAITO STATION Tradz戦も同様とし、以下のオーダーで決めていました。

先鋒戦 [テーマ: CHARGE LEVEL8-10];1-PIN選手
中堅戦 [テーマ: NOTES LEVEL10];G*選手
大将戦 [テーマ: CHORD LEVEL11];DINASO選手


最終的に対戦相手は先鋒戦; NORI選手、中堅戦;TATSU選手、大将戦 ;RIOO選手となりました。PPJT選手のコストを使いきらないのは正直、予想外でした。

対戦相手のオーダーが発表され、レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」or「先鋒〜中堅戦のどこかで1勝+大将戦2タテ」で、個人的に勝率としては60%程度だと考えていました。


又、同日に実施した第21試合で GiGOが最後のストラテジーカードを使用しなかったので、TAITO STATION Tradzは第23試合のレジャーランド戦にストラテジーカードを使用しにくい状況となったので、レジャーランドとしては追い風でした。


結果としては、レジャーランドは7-8で敗北となりました。

この試合に勝利することができればセミファイナル進出が確定できたので、本当に悔しかったです。


TAITO STATION Tradz戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



7.3 第25試合 SUPERNOVA Tohoku戦


レジャーランドはセミファイナル進出のシード権がかかっているので、「SUPERNOVA Tohoku戦」を絶対に勝利しなければいけないと思っていました。

「第25試合 レジャーランド VS SUPERNOVA Tohoku戦」のテーマと、選手選出は以下の通りです。

SUPERNOVA Tohokuの選出は最終的に以下を考えていました。

<SUPERNOVA Tohoku  レジャーランド戦のオーダー予想>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]:VELVET選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL10]:FRIP選手
大将戦 [テーマ: NOTES LEVEL11]:8S.選手


【レジャーランドの選出について】
ROUND1戦以外で勝利できていることから、元々考えていた以下のオーダーでいくことにしました。

<レジャーランドのオーダー>
先鋒戦 [テーマ: SOF-LAN LEVEL8-10]:U76NER選手
中堅戦 [テーマ: PEAK LEVEL10]:DINASO選手
大将戦 [テーマ: NOTES LEVEL11]:1-PIN選手


最終的に対戦相手は予想通り、先鋒戦; VELVET選手、中堅戦;FRIP選手、大将戦 ;8S.選手となりました。

レジャーランドの勝ち筋としては「先鋒戦2タテ+中堅戦引き分け+大将戦引き分け」「先鋒戦1勝+中堅戦2タテ+大将戦1勝」「先鋒戦~中堅戦のどこかで1勝+大将戦2タテ」でした。


全チーム6試合が終わった時の順位表は以下の通りです。

レジャーランドは、引き分け以上であればよい状況で、両者ストラテジーカードも残っていない状況なので、自選曲をきちっと守っていくことを大事にしようと考えていました。

この試合で負けた場合、セミファイナル進出にならない可能性が高くなる状況だったので、緊張感がある試合でした。

最終的に、「先鋒戦:引き分け+中堅戦:2タテ+大将戦:引き分け」で、レジャーランドは8-4で勝利となりました。

レジャーランドは5勝で暫定1位でセミファイナル進出となりました。最後の試合を「勝利」し、自力でセミファイナル進出を決定することができ本当に嬉しかったです。


SUPERNOVA Tohoku戦の戦略詳細は以下の記事を参照ください。



8.最後に


約2万字の長文でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

レジャーランド、レギュラーステージの全体戦略について記事を書いていきました。

本日でレギュラーステージ全試合が終了しましたが、レジャーランドはレギュラーステージ1位で通過し、セミファイナル進出となりました!!


レジャーランドが1位通過できたのは、個人的には「去年の悔しさをバネに全員が頑張ってきたこと」、「戦略通りにいかない試合展開になった場合でも選手全員で補えたこと」、「全員が大事な局面できちんと勝利できたこと」、「序盤から勝利を重ねて良い流れを掴んだこと」、「チームオーナである山崎屋様の手厚いサポート」が要因だと思っています。


レギュラーステージですがレジャーランド全選手の勝率が50%以上と素晴らしい成績を残すことができました。

<レギュラーステージ結果>
1-PIN選手:12試合中9勝3敗


DINASO選手:12試合中9勝2敗1引き分け


G*選手: 10試合中5勝5敗



U76NER選手: 8試合中4勝4敗

個人賞

<ストラテジーカード被弾数>
0枚

レジャーランドは全チームの中で唯一、1回もストラテジーカードを使用されずにレギュラーステージを終えることができました。

ストラテジーカードを使用されなかった理由としては、「レジャーランド選手が強く、ストラテジーカードを使用するメリットが少ないこと」、「レジャーランドは早々に3勝を決めたため、レジャーランドを倒す優先度が下がったこと」、「レジャーランドがストラテジーカードを2試合目のGiGO戦に3枚使用したこともあり、対戦相手からすると自選を守るためにストラテジーカードを使用する必要がないこと」が理由だと思っています。

GiGO戦でストラテジーカード3枚を使用して、2勝目を狙う戦略は完璧だったと思います。


又、レジャーランドは昨シーズンの『BEMANI PRO LEAGUE 2021』では勝利数1の5位と悔しい結果に終わり、レギュラーステージ敗退で次のステージに進出することができませんでした。

昨シーズンの悔しさをリベンジするべく、チームレジャーランドは全員継続で『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』に臨みましたが、昨シーズンと同じメンバーでレギュラーステージ1位でセミファイナル進出をすることができ本当に嬉しいです。

今シーズンへかける思いは、選手ページにある意気込みからも伝わると思います。

<1-PIN選手>


<DINASO選手>


<G*選手>


<U76NER選手>


最後になりますが、レジャーランドの次の試合は10/12(水)のセミファイナルで、レジャーランドはクォーターファイナル第1試合 勝利チームとの試合になります。

最終目標は勿論優勝ですが、まずはセミファイナルで勝利して、ファイナルに行きたいと思っています。

チームレジャーランドの応援を引き続きよろしくお願いします!!


8. うらレジャ纏め


チームサポーターのSYU Xさんが、チームレジャーランド各試合の裏側を四コマ漫画で書いてくれていました。

ここではレギュラーステージのうらレジャを纏めます。

セミファイルのうらレジャも投稿予定なので、お楽しみに!


<第4試合 APINA VRAMeS戦>


<第6試合 GiGO戦>



<第9試合 GAME PANIC>


<第15試合 SILKHAT戦>


<第20試合 ROUND1戦>


<第23試合 TAITO STATION Tradz戦>


<第25試合 SUPERNOVA Tohoku戦>

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