見落とされている「ニオイ」の原因
間違った行動が新たな問題を生む。
この問題を解決するために、根本的な問題を解決することなく、場当たり的な対処をする。
そして、更なる問題を引き起こす。
経営でも、このようなことは、よくあります。
今回、「知られていない洗濯の正しい順番」などで、話題提供している「洗濯」についても、同じようなことが言えます。
すなわち、「洗濯」における間違った行動とは?
洗濯のプロである「洗濯ブラザーズ」が指摘する一つが
「節水」
洗濯に関するお悩みでは、「汚れが落ちにくい」や「洗濯物の臭いが気になる」といったことが、挙げられると思います。
この洗濯物の臭いを解決するために、
メーカーは、除菌殺菌効果の洗剤を開発する。
一般消費者は、天日干しで殺菌する。
と、色々な対処法を取っていますが、洗濯ブラザーズは、洗濯物の臭いの原因は「節水」だと言います。
洗濯時のお水が少ないと、すすぎ性が悪くなり、結果として汚れが残る。
この残った汚れが臭いの真の原因。
この汚れを落とすためには、たっぷりの水の中で、衣類を泳がせるように洗うことが必要である、と洗濯ブラザーズは指摘します。
「節水」という名のもとに、昔の縦型の洗濯機からドラム式の洗濯機が主流となりました。
しかし、洗濯ブラザーズは、洗濯機で「汚れを落とす」という基本機能を考えた時、縦型の洗濯機の方が理にかなっている、とも指摘します。
節水から始まった、臭いという問題を解決するために、節水を改善することなく、洗剤の除菌殺菌機能や匂い付きの柔軟剤が開発される。
「それって、違うよね」
と思いますが、世の中はこのようなことが多いですよね。
「課題解決能力よりも重要なのは問題発見能力だ」とよく言われますが、「まさしく!」だと思います。
あなたは、きちんと根本的な課題を捉え、その問題の解決に取組んでいますか?
ちなみに、我が家は、縦型の洗濯機です!
なお、今の洗濯機は「節水」モードが基準となっているので、水量は「自動」ではなく「手動」で標準より増やした方がいいそうですよ!
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