バリ島旅行
日本からバリ島へ
バリ島には、ガルーダインドネシア航空に乗りジャカルタ経由で行った。ジャカルタの空港でVISAや税関申告書を提示する必要があるのだが、日本で出発前にオンラインで取得できた。大使館のホームページでそれら取得用のリンクを載せてくれていたので、詐欺サイトではないかと心配せずにすんだ。他にも知っておいた方がよいような情報がのっていたので、旅行するときに大使館のウェブサイトを見るのも有用だと思った。
乗ったのはマスクを着けたデザインの飛行機だった。
機内エンターテイメントは、インドネシア語の動画以外はインドネシア語の字幕しか付いていなかった。今まで乗った飛行機は、ほとんどの動画に英語の字幕が付いていたから珍しかった。機内食では、蕎麦や人形焼が出た。
ジャカルタの空港は、広々としていて綺麗だった。
ジャカルタからバリ島に行くまでの飛行機は、国内線であるにも関わらず機内エンターテインメントと機内食のサービスがついていた。
ジャカルタの空港でもだが、バリ島のデンパサール空港で、工事した直後のような、東南アジアという感じの匂いがした。
何かしらのイベントがあるからか、ヨーグルト飲料とシリアルバーが入った紙袋をもらった。
空港からタクシーで1時間半くらいで、ウブドにあるホテルに着いた。土曜日だったからか、バイクと車がすごく長い列をなして渋滞している場所があった。車窓から何回も、20mくらいの高さの凧がみえた。遊んでいたのだと思うが、1ヶ所に止まっていて、アドバルーンのようだった。
ウブド(Ubud)
ウブドはバリ島の中心地にある緑が多い場所だった。公共交通機関はほとんどなく、歩いて行ける所に行った。乾季だったので、雨がほとんど降らなかった。そして、9月だったので、東京と同じくらいか東京より涼しかった。
Campuhan Ridge Walk
Campuhanというところを歩いた。車道横の小道を入ったところに入り口があった。そこに寺院があった。
草の間の石畳道を30分ほど歩いた。山の中のような道だったが、途中にVillaが見えた。
途中門のようなものがあり、そこから先は住居やカフェが並んでいた。
水田もあって、眺めがよかった。
ウブド王宮
街の中心にあり、チケット無しでも入れるので、観光客が大勢いた。建物や塀の模様が、手間を考えたら気が遠くなりそうなほど緻密だった。実際に人が住んでいる所らしく、観光客は入ることができない場所が塀で区切られていて、入れるところはあまりなかった。
ウブド王宮周辺の街
ウブド王宮の近くには、観光客向けの店がたくさん並んでいた。小さい店や露店の店が多く、見て廻るだけでも楽しかった。木彫りの置物、綺麗な布や服、アクセサリー、葦のカゴやバッグが多かった。
お土産屋さんは値段交渉が前提なのか、最初から計算機を見せてこの値段でも良い?と聞いてきた。定価よりは上なのかもしれないが、ブレスレットを半額以下で買えた。
街を歩いていると、バリヒンズー教関連の物事を見かけた。バリ島の住民の約9割がバリヒンズーを信仰しているらしい。神棚みたいなところでお供えしている人もちらほら見かけた。伝統的なものが街のいたるところにあると、まるで街中が博物館のようで見ていて楽しい。
道に置いてあるものはチャナンという神様へのお供え物らしく、街のいたるところに置いてあった。
あらゆるところに寺院があり、異教徒は寺院に入ることができないが、塀の外からセレモニーをしている姿が見えた。
生活風景も日本と違うところがあって、面白かった。
女の人が頭に荷物をのせて歩いていた。
喫煙者を減らすためか、タバコに不健康な体のパーツの写真が載っていた。タバコを吸っている人を見かけなかった気がする。
モンキーフォレスト
モンキーフォレストに近いところでは、道端に猿がいた。
園の入り口近くには牛もいた。
園の中には、お寺やたくさんの木があって、そこで猿がくつろいだり歩き回ったりしていた。
子連れの猿や毛繕いしている猿もいた。
ベンチに座っていると、猿にかばんをとられそうになった。
プリ·ルキサン美術館
プリ·ルキサン美術館では、園の中に建物が4つ建っていた。その中に、バリ島の近代伝統美術が所蔵されていた。細密に、神話、人、自然風景を描いた絵が多かった。絵の人の顔は、全体的に目がギョロッとしてねぶたのようだった。
美術館はゆるい雰囲気で、トカゲもいた。
買ったチケットが昼食つきだったので、レストランにも行った。風通りがよく、涼しくて心地が良かった。
ヨガ·バーン
ヨガのクラスを受けることができる場所に行った。入り口から受け付けまでの間にヨーダの置物があった。初めて来た人は、QRコードで登録することになっていた。実際に受講料を払うのはクラス開始の30分前で、クラスがある場所でだった。何回も来たことがありそうな欧米人がたくさんいた。
自分はビギナーズクラスを受けた。最初に英語でヨガについての説明があり、それからヨガのいろいろなポーズをした。内容的には、YouTubeのヨガの動画でも紹介されるような基礎的なものだったが、葉っぱの音や風が心地良かった。ぼーっとできて、何回も来たくなる気持ちがわかった。
ウブド寺院
夜に寺院で、レゴンダンスとケチャを見た。どちらも当日、その寺院でチケットを買った。両方とも人気で、席がほとんど埋まっていた。
レゴンダンスは、女の人が金色が散らばった鮮やかな色の伝統衣装に身を包んで踊るものだった。目をキョロキョロとさせたり手首を独特な振りで動かすのが特徴的だった。
ケチャは、男性たちが火を囲み、チャッチャッと大合唱し、途中から寸劇のが始まるものだった。
最後に、ココナッツの殻に火をつけ、その中で踊るファイアダンスがあった。トランスダンスがルーツらしい。ココナッツの殻なので、かき回すことで赤い火花が散って綺麗だった。長いこと俊敏に動いていたので意外と熱くないのかなと思ったが、終わったら倒れ込むように座っていた。
最後にチップをたくさんもらっていた。
棚田
ウブド王宮前の大通りにある小道が、棚田へ繋がっていた。
田園は日本でもよくみるが、椰子の木があることで、南国感を感じた。
ホテル
IBAHというホテルに泊まった。山の中にあり、昔の遺跡のような雰囲気の場所だった。アプリゲームのTemple Runのコースに似ていた。
部屋が、広くて(値段の割にも)すごく豪華だった。エアコンと扇風機が付いていて、涼しかった。湿度が高く、布類がしっとりとしていた。
ベランダからは近くの森が見えた。葉っぱが動くざわざわという音と川の音がずっと聞こえた。海の近くの音と似ていた。浜辺でぼーっとするみたいに、ここで長時間のんびりできた。リスとかトカゲも見た。
ウブド以外(カーチャータで巡った場所)
バリ島は、鉄道がなく交通の便が良くないので、移動手段は主にタクシーか自分での運転になる。klookというアプリで、英語を話せるタクシー運転手さんの10時間カーチャーターを頼んだ。物価が低く、6000円くらいだった。運転手さんに行きたいところを伝えて、その場所に順に連れて行ってもらえた。その場所で運転手さんは他のタクシー運転手の人と談笑したりしながら待っていてくれて、車の場所に戻ったらすぐに次の場所に出発してくれた。
タマンアユン寺院
舞台もやっているらしく、楽器が置いてあった。
中庭みたいなところに茅葺き屋根の小屋や塔(メル)があって、周りの道から眺められるようになっていた。
シアターもあって、周辺の地の文化を紹介していた。
クタビーチ
クタビーチには、サーフィンをしている人がたくさんいた。強い日差しの中、真っ黒に日焼けした人たちがひしめき合っていた。
近くにビーチウォークというショッピングモールがあり、ユニクロ、H&M、バーガーキングなど、日本でも有名な店が入っていた。ゆるキャラも、暑い中ずっと立っていた。
タナロット寺院
タナロット寺院には、日の入りの時に行った。波が結構強く打ち寄せているのが良かった。
観光客で賑わっていた。岩の下から湧き出た聖水をお坊さんから受けて米粒を額につけてもらうお清めをしてもらえる所にも人が並んでいた。
夕日も丸くくっきりと見えて綺麗だった。
ゴア・ガジャ
ゴアガジャは、洞窟が有名な寺院だった。
奥では、たくさんの人が、飾り物を作ったりなど色々な作業をしていた。
結構広く、山道を散策しながら小さいお寺などを巡れた。
ブサキ寺院
ブサキ寺院は、バリ島のヒンズー教の総本山らしい。山中の広い敷地の中にあり、景色が良かった。チケットは、ローカルガイドの人や腰に巻く布が必ずつくような仕様だった。
カートに乗って、坂道を登った。
カートを降りてからは、ローカルガイドの人と一緒に、寺院を塀の外から眺めて歩いた。観光客それぞれのグループにローカルガイドの人が付いていて、どこか面白かった。
帰りは、カートで登った坂道を歩いて下った。人がほぼいなかったが、お店が並んでいた。
ブサキ寺院からケランビーチまで
ブサキ寺院に行った後、近くのビュッフェ形式のレストランに行った。山間の田んぼの景色が綺麗だった。
ブランコに乗っている人がいた。ここ以外にも、バリ島にはこういうブランコがたくさんあった。フォトジェニックな写真を撮るための、ドレスレンタルもあった。
レストランからケランビーチまでは、2時間くらいかかった。途中うとうとしたり、景色をぼーっと眺めていると、退屈せずに体感30分くらいで着いた。
ケランビーチ
空港に行く直前にケランビーチに寄った。空港に近くて、飛行機が滑走路にとまっているのが見えた。ビーチ沿いにはカフェが並んでおり、そこに夕陽が沈むまでいた。比較的人が少なかった。
なぜかポニーや犬もいた。
雲がなく、夕陽が綺麗だった。
空港
近代的な空港だったが、バリ島らしい建築物もあった。
バリ島では、時間がゆっくり流れている感じで、日常生活から離れられた。なので、空港から出発する時結構名残惜しかった。
食べ物
物価が低いので、1人一食500円以内で食べられるものが多かった。
Campuhan Ridge Walk の途中にあった、Karsa spa で飲み物を飲んだ。バンガローの中からの眺めが綺麗で、風も心地良かった。
ウブド市街のWarung Biah Biahというところで、チキンカレースープを食べた。香辛料が強くなく、クリーミーな野菜スープみたいで美味しかった。
Sayuri healing food というお店でヴィーガン料理を食べた。テンペ照り焼きバーガーは、野菜たっぷりのトルティーヤみたいで美味しかった。テンペは、煮物の大豆をぎゅっとまとめて少し乾燥させたような味だった。客は、ヨガをしてそうな人がほとんどだった。
ホテルでナシゴレンを食べた。雑穀米のような赤いお米がもちもちしていて美味しかった。
プリ·ルキサン美術館でスパイシーポークリブを食べた。
スーパーマーケットに売っていたラピスというお菓子が、クレープとういろうの中間みたいで美味しかった。
Yoga barn のところのカレーとチャパティ。カレーっぽくはなかったが、カレー風味のカボチャスープみたいで美味しかった。
クタのビーチウォークというショッピングモールでタイスキを食べた。野菜、肉、魚のすり身を鍋とバーベキューで食べられた。海が見れて景色が良かった。
ウブド王宮の近くのココナッツアイスクリーム屋さんでアイスクリームを食べた。ココナッツミルク味のアイスが濃厚で、ココナッツ片も香ばしかった。ココナッツアイスを見かけらた買おうと思うくらい美味しかった。
スーパーマーケットで、ナガサリとクエというお菓子を買った。主にもち米、ココナッツ、砂糖でできていて、もちもちしていて美味しかった。
ウブド王宮の近くで、バビグリンという豚料理を食べた。皮はパリパリで肉は柔らかかった。血の腸詰めとご飯もついていた。味付けが甘辛く、青唐辛子で辛さを足すことができた。
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