見出し画像

お裾分けで考える!税金で国の借金を返す無意味で害悪なことについて!

金額設定していますが、全文読めます。ご購入頂けると励みになります。

以前に日本に財源の心配は無いことを下記の記事に書きました。

それでも借金は借金だし、やっぱり返さないと…と考える方も多いと思います。そこで今回はお裾分けを使った例えをもって、国の借金を税金で返す事がどういう事か見ていきたいと思います。

あなたは家庭菜園でゴーヤを作っているとします。今年はゴーヤが豊作で、とても全てを自家消費出来そうに無かったのでいつもお世話になっている山田さんにお裾分けをしました。その際にあなたは収穫した個数とお裾分けした個数を紙にメモしていました。 

さてゴーヤをもらった山田さん、近所の田中さんから旅行のお土産をもらった事を思い出し、田中さんにお礼としてこのゴーヤを渡しました。

その田中さんも知り合いの加藤さんに車のバッテリーが切れて困っていたところを助けてもらった事を思い出し、お礼としてこのゴーヤを渡しました。

ゴーヤをもらった加藤さんは何と実家から大量にゴーヤをもらっていたため、とても自家消費出来る量では無くなってしまいました。そこで加藤さんはもらったゴーヤが元々誰から来たものかも知らずにお裾分けという形であなたの所に渡したはずのゴーヤが返ってきました(笑)あなたは律儀にメモったゴーヤの収支からお裾分けした個数を消して収穫した個数に足しました。そんな一向に減らないゴーヤはまだまだ実を付けて数を増やしてくる一方でした…

上記の例え話は現実でも結構あると思います。多分乾いた笑が出てしまうとおもいます(笑)

さて、このゴーヤを日本円とし、メモった収支を国債発行と考えて下さい。日本国は先ほどのゴーヤのように貨幣を発行出来ます。建前として銀行から借りてはいますが、実質発行です。そもそも国は年度の予算を確保する際に政府短期証券という証書を日銀に持ち込んで、政府の口座に記帳してもらいます。

この例えで考えれば国の借金とやらの返済はゴーヤの個数を返ってきたゴーヤの個数分メモ上の数字を消してることに他なりません。ここで問います!

この行為に何の意味があるのでしょうか?

普通の人なら無意味だと感じるはずです。念のため申し上げますと税金が必要無いという意味ではありません。税金は通貨を通貨たらしめる効果、景気の調整、格差是正、政策手段(例:タバコ税)と非常に重要な要素がありためです。ここで言いたいのは国の借金返済のために税金を課したり増税する事の無意味さです。

さらに言えばこの目的で増税する事は害悪であることも分かります!無意味な行為をするために国民の資産を奪うわけです。目的が借金返済だから消費税増税と言った過酷な税制を行なってしまいます。正直、奪った資産で豪遊する昔の施政者の方が遥かにマシです。だってその資産を豪遊目的でまた市中にばら撒いてくれますから!税金で国の借金を返す行為はただ単に…

無意味にお金を消す行為に他なりません!

今回は以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございます!

ここから先は

43字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?