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首里城の今⑩【2022年10月】

10月29日から11月3日は首里城復興祭が行われています。
首里城では11月3日まで、国王・王妃が乗っていたおこし(御輿・うちゅう)乗車体験や正殿のぬり絵が楽しめるコーナーなどのイベントを実施中です。

イベントにあわせて10月29日、首里城に行ってきました。
この日は国王と王妃の出御(しゅつぎょ)があり国王と王妃が奉神門へおでましに。
10月からは木材倉庫・加工所の見学スペースもオープンしていました。

正殿の完成予定は2026年。
正殿再建に向けて本格的に動き出したという印象を持ちました。

定点観測・奉神門から

奉神門から御庭(うなー)方面。木材倉庫・加工所が完成しています。
10月にオープンした見学スペース
職人さんが作業している様子が見られるのが楽しみです

木材加工所の原寸エリア側の見学スペースに入れるようになっていました。職人さんたちの姿はまだありませんでしたが、ガラス張りになっていて中の様子がよく見えそうです。
10月12日からは正殿に使われる木材が倉庫に搬入され始めたという報道もありました。

これから再建される正殿を覆う素屋根の工事が始まります。
倉庫に搬入された木材は加工所で加工され、素屋根の下で正殿の再建が進められるそうです。
見学スペースから見学できる原寸エリアは設計図をもとに材木を加工する場所になります。

正殿が完成するのは2026年。4年後です。

定点観測・東のアザナから

木材倉庫ができて、奉神門は見えなくなりました。
素屋根の工事が始まると東のアザナから見える景色もどんどん変わっていくのだと思います。
この日はいい天気でした。
海外に移住したウチナーンチュが5年に1回集まる「世界のウチナーンチュ大会」も開催されていて、城内には里帰り中らしいみなさんの姿もありました。

11月3日は正殿の起工式。起工式の前には国頭村から正殿に使う木材を運ぶ木遣行列があります。11月3日に再び首里城に行く予定です。

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