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思い込みの可視化

長年の経験や勘はとても頼りになるし、判断基準として時にスピードを生み組織の一助となるのは、私も分かる。

ただし、新しいことを行うべきだと提案する動きに対しては、とてつもないほど大きな壁になることが多い。

最近のベルクはお店に行けば、そこかしこに工夫がみられる。そして、他のスーパーを選ばずまた来ようと思わせる何かがある。以下の記事を見ても、さすがと声が漏れてしまうばかり。

『「AIカメラを導入する前は、商売人としての経験と勘に頼る部分がありました。『これまではこうだったから、こうなるよね』といった形で進めていましたが、いまは違う。『数字がこうなっているから、このようなことができるよね』といった話ができるようになりました」』

まさに、この一文に凝縮している。経験や勘が不要というわけではない。判断基準の中に調査結果などの数字を入れ、客観的な事実に基づく判断を取り入れてほしい、それだけなのだ。

そうはいっても大切なのは説得だけではない。数値となる材料を集め、丁寧に説明し実施のタイミングを見計らい、そして何より結果を出すことが結果につながる。思うだけでなく行動するしかないのだ。

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