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ライブ配信で『小駒祭』を見て、ド素人が感想言います。

2022年4月
2人のお若い役者さんによる公演が、どちらもi Rego Garage(池田練悟氏の劇場)で行われた。

と、前投稿でも同じ出だしで書き始め、福本桜さんの『桜まつり』の感想を書かせていただいたが、
今回は、小駒ゆかさんの『小駒祭 ここまつり』の感想を書くことにする。

本当はあれやこれや書きたいのだが、現在アーカイブ販売中なので、少しだけ。


◆小駒無双か小駒伝説か◆

小駒さんの公演を語るには、まず「モノステ」について書かないとならない。
私が演劇についてnoteに書く時、たいてい「モノステ」が絡んでくるので、何度も目にされた方もいるかもしれないが、
番組説明と小駒さんの活躍について、少し触れておく。

「モノステ」はコロナ禍に活動の場を失ってしまった役者のために始まった、コンテスト形式のオンライン演劇(一人芝居)番組で、
この春で放送開始より2年が過ぎた。

この「モノステ」で3回優勝すると、主催者であり、番組で使われるモノローグ脚本を書いている渋谷悠氏から、
当て書き(その人の為に書かれた脚本)をもらえる。

また、月1回行われる「モノステR」では、運営の池田練悟氏のモノローグを使い、
こちらはなんと!1回優勝すれば当て書きをもらえるという、大盤振る舞い!!Σ(゚▽゜

詳細は以前書いた記事やマガジンを見ていただきたい。

番組2年目の中盤、彗星のごとく現れたのが小駒ゆかさんである。

いや、所属事務所のプロフィールを見て、これまでにも映画やドラマなどにも出演されていると知ったが、
なんせ演劇は「モノステ」が中心の私なので、急にものすごい子が現れた!という感じだったのだ。
そして一目で心奪われてしまう。

初出場で初優勝の快挙。
2度目の出場も、3度目の出場も優勝。
なんとストレートで当て書きをGETしてしまった!

そして4度目の出場は「モノステR」。
これもまた一発出場、一発優勝で、一発で当て書きをGET。

4回出て4回優勝で当て書き2本GETだなんて、もちろんモノステ2年間で、初のことである。
いわば最短コース。
もう無双状態。
今後番組が長く続いたとしても、なかなか達成できることではなく、伝説化すると思う。

ここから今回の単独公演へと、加速していくことになる。


◆『小駒祭 ここまつり』◆

└ 基本情報

<公演日時>
2022年4月24日
①昼公演 14:00~15:10予定
②夜公演 18:00~19:10予定
※本公演約50分+アフタートーク約20分

予定は未定なので、伸びる。けっこう伸びたと思う。
ファンとしてはちょっとでも長く見れたら、それはそれで嬉しい♪

<劇場>i Rego Garage

<劇場観覧> 3,000円
<ライブ配信>2,000円 Zoom
※アーカイブあり(5/8まで視聴可能)。購入はサイトより↓


└ My観劇データ

<視聴回> 夜公演 18:00~
<視聴方法>Zoom(ライブ配信)


└ 概要と感想

前述のモノステ出場の4本のモノローグと、当て書きモノローグ2本の、合計6本が『小駒祭』で披露された。

当て書きは初出しとなるが、4本は一度見ているものの、オンラインでの雰囲気をそのままに、
劇場ならではの発声や佇まいは迫力があり、オンラインとは違う新たな姿を見つけられることにも、
とてもワクワクさせてもらった。

6作品それぞれが際立って見え、幅広い役柄をこなしていたが、特に最後に演じられた「ここマクベス」は、
よりいっそうの新たな魅力とともに、彼女の代表作といえるものになったのではないかと思う。

ひとつひとつ細かく感想を書きたいところだが、アーカイブ販売中なのでこのくらいで(^▽^;)

上演作品への小駒さんの思いや意気込みは、サイトの上演作品の欄を参照して欲しい。
そしてぜひ見て欲しいので、チケットもコチラから↓


◆ 女優 小駒ゆか◆

彼女の素晴らしさは、誰もが認める明るさ。
お日様のような笑顔。
きっとご苦労や悩みはあるだろうけれど、それを観客には見せない強さ。

もともとの才能もお持ちかもしれないが、そういった良さを最大限に発揮し、
多くのことを素直に受け入れて、真っ直ぐに演じることに向かっていて、
潔い清々しい演技に結びついている。

この2年間見てきた中では、このスパッ!とした、カラッ!とした明るさの女優さんは稀有で、
負けん気の強さをところどころに覗かせながらも、これは本当に強みになるし、観ていて気持ちがいい(^O^)
(あ、鬱々ギリギリした中で作り出している若い役者さんも、個人的には相当好きですw)

以前モノステ優勝者を祝うトークショーで、今年の目標を聞かれたときに、今年の漢字一文字を(2つ)答えていた。
その内の1つが「開」。

開(く)
・自分を閉じてしまいがちなので(←意外だった)
・人と積極的にかかわる

トークショーでの発言より

ということだったが、私にはこの「開(く)」が、目標というよりもすでに小駒さんを表す言葉に思えて、
彼女の口からこれが出てきたことは、すごく自然な感じがした。

小駒さんの目の前はパッと開けていて、手も足も大きく広げて、光を受け止めているイメージだ。
ガンガン浴びてガンガン吸収!!\(^O^)/

思い描いていたものが、まさに『小駒祭』の↓この画像通りだったので、そうそうこれこれ!と、はしゃいでしまった(^▽^;)
デジタルフライヤーとしてダウンロードできたら、良かったな。

大注目の若手女優さんの1人として、今後もバリバリ推させてもらう!


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というわけで、
「ライブ配信で『小駒祭』を見て、ド素人が感想言います。」
~若い役者さんの挑戦にエールを送りたい2つのまつり その2~
でした。

読んでくださりありがとうございました。


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