見出し画像

脱サラオジサン、ワインエキスパートへ~資格取得までの道のり~28

テイスティング編その6:赤ワイン集中見直し&直前模試②

今回は、苦手の赤ワインの集中講座(6種)&模試②です。
1.赤ワイン6種飲み比べ
①Barossa Shiraz/Shiraz 100%/オーストラリア・2021年/14.5%
外観:清澄度=深みのある
   輝き=輝きのある、艶のある、
   色調=紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット
   濃淡=やや濃い、濃い
   粘性=やや軽い、やや強い、
   印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
   ※ガーネット+濃淡が濃い=深みのある
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、強い
   ※濃縮感がある=一遍にいろいろな香りがする
    深みのある=スワリングすると後から、後からいろいろな香りが
    複雑な=発展段階にある
   果実・花=ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、スミレ、牡丹
   メントール、ユーカリ、土
   ※牡丹:ブドウが温暖な場所で育ち、色が濃いときに
   ※ユーカリ:オーストラリアのワインに特有

   香辛料=黒胡椒、丁子、ナツメグ、甘草、ヴァニラ、生肉、鉄分、
   チョコレート
   ※丁子、チョコレートは樽由来の香り
   香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=強い、
    甘味=まろやかな、豊かな
    酸味=なめらかな、しなやかな酸を感じる時の表現
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=力強い、緻密、
    バランス=骨格のしっかりした、豊満な、
    アルコール=やや強め、
    余韻=やや長い

②Rioja Tempranillo ”Lacrimus 5”/Tempranillo 100%/スペイン・2021年/13.5%
外観:清澄度=澄んだ
   輝き=輝きのある、(艶のある)
   色調=紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット、
   濃淡=やや濃い 
   粘性=やや強い、
   印象=若々しい、成熟度が高い、
   ※若々しい=縁がピンク色のとき
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、深みのある、複雑な
   ※濃縮感がある=一遍にいろいろな香りがする
    深みのある=スワリングすると後から、後からいろいろな香りが
    複雑な=発展段階にある
   果実・花=ブルーベリー、カシス、ブラックチェリー、乾燥イチジク
   ゼラニウム、杉、タバコ
   ※タバコ:Tempraの特徴
   香辛料=シナモン、ナツメグ、甘草、ヴァニラ、樹脂、チョコレート
   ※丁子、チョコレートは樽由来の香り
   香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、
    甘味=まろやかな
    酸味=なめらかな、生き生きとした酸を感じる時の表現
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=力強い、緻密、
    バランス=骨格のしっかりした、力強い、
    アルコール=中程度、やや強め
    余韻=やや長い

③Beaujolais-Villages"Combo Aux Jacques"/Gamay 100%/仏・2021年/
13.0%
外観:清澄度=澄んだ、
   輝き=輝きのある、
   色調=紫がかった、ルビー
   濃淡=やや明るい、やや濃い、
   粘性=やや軽い、やや強い、
   印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
   ※若々しい=縁がピンク色のとき
香り:第一印象=開いている、チャーミングな、華やかな
   果実・花=イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、ゼラニウム、紅茶、
   土
   ※ゼラニウム:赤い花、チャーミング、華やかなとつながる
   香辛料=シナモン、ナツメグ、甘草、生肉、
   香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、
 →ここまでの判断で、Pinot NoirかGammayを推測すべし。
  Muscat Baily Aは違う!!
味わい:アタック=やや軽い、
    甘味=ソフトな、まろやかな
    酸味=(爽やかな)、なめらかな、生き生きとした
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=緻密、サラサラとした
    ※きめ細かいタンニンが
    →量が少ない=「サラサラとした」
    →量がそこそこある=「緻密な」

    バランス=スマートな、流れるような
    アルコール=中程度、
    余韻=やや短い、やや長い

④Chanti Classico Riserva Rocca Guicciarda/Sangiovese 90%,Merlot 10%/
14.0%
外観:清澄度=澄んだ、
   輝き=輝きのある、艶のある→発展段階
   色調=縁が明るい、ルビー、※「オレンジがかった」は言い過ぎ
   濃淡=やや明るい、やや濃い、
   粘性=やや強い、
   印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い
   ※若い状態を抜けた=発展段階にあるとき
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、複雑な
   ※複雑な=発展段階にある

   果実・花=ラズベリー、ブルーベリー、カシス、干しプラム、牡丹、
   ゼラニウム、ドライハーブ、紅茶、黒オリーブ
   ※干しプラムは、成熟
   香辛料=シナモン、甘草、生肉、乾いた肉、なめし皮、樹脂
   ※なめし皮は瓶熟成
   香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
   木樽からのニュアンス
   ※成熟=ブドウが熟している⇔未熟
   ※熟成=ワインが年を重ねている⇔

 味わい:アタック=やや軽い、
    甘味=ソフトな、まろやかな
    酸味=(爽やかな)、なめらかな、生き生きとした
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=緻密、溶け込んだ
    バランス=スマートな、流れるような
    アルコール=中程度、
    余韻=やや短い、やや長い

⑤Colchagua Valley Cabernet Sauvignon”Montes Alpha” /CS90%,Merlot 10%
14.5%
外観:清澄度=深みのある
   輝き=輝きのある、艶のある、
   色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット
   濃淡=やや濃い、濃い
   粘性=やや強い、強い
   印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
   ※ガーネット+濃淡が濃い=深みのある
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、強い、複雑な
   果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、
   干しプラム、ゼラニウム、メントール、ローリエ、杉、
   針葉樹、土
   ※メントール:チリ産ワインに特有の香り
   香辛料=シナモン、ナツメグ、甘草、樹脂、コーヒー
   香りの印象=第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=強い、インパクトのある
    甘味=豊かな
    酸味=なめらかな、
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=収斂性のある、力強い
    バランス=骨格のしっかりした、力強い
    アルコール=やや強め、熱さを感じる、
    余韻=やや長い

⑥Anjou-Villages Tradition/Cabernet Franc 100%/仏・2018年/13.0%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある
   輝き=艶のある、
   色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット
   濃淡=やや濃い、濃い
   粘性=やや軽い、やや強い、
   印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
   ※ガーネット+濃淡が濃い=深みのある
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、複雑な
   果実・花=ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、干しプラム、
   乾燥イチジク、ゼラニウム、ピーマン、ドライハーブ、
   ※ボルドー系品種:CS,CF,Merlot,Carmenere
   香辛料=ナツメグ、甘草、鉄分、乾いた肉
   香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや強い、
    甘味=まろやかな
    酸味=なめらかな、しなやかな←酸を感じる時の表現
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=緻密、溶け込んだ
    バランス=豊満な、ふくよかな
    アルコール=中程度、
    余韻=やや長い
※口に入れて軽い=CF CSとの違いを!

2.模試その2
①甲州”テロワール・セレクション 下岩崎”/甲州100%/日本・2021年/8.5%
外観:清澄度=澄んだ、
   輝き=輝きのある、
   色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
   濃淡=淡い、
   粘性=さらっとした、やや軽い、
   印象=若々しい、軽快な、
      →軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控えめ、フレッシュな、
   果実・花=柑橘類、青リンゴ、スイカズラ、菩提樹、
   ヘーゼルナッツ、フレッシュアーモンド
   香辛料=石灰、貝殻、パン・ドゥ・ミ、ヴァニラ、丁子
   ※丁子:甲州に現れる樽を使ったサイン

   香りの印象=若々しい、嫌気的な、第2アロマが強い、ニュートラル
   木樽からのニュアンス
      →嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=軽い、
    甘味=ソフトな、
    酸味=爽やかな、軽やかな、
    苦み=穏やかな、旨味をともなった
    バランス=スリムな、スムーズな、コンパクトな
    アルコール=軽い、やや軽め、
    余韻=短い、やや短い、

②Casablanca Valley Sauvignon Blanc ”20 Barrels Limited Edition"/SB 100%/
チリ・2022年/13.0%
外観:清澄度=澄んだ、
   輝き=輝きのある、
   色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
   濃淡=淡い、
   粘性=やや軽い、やや強い
   印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
      →軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=開いている、フレッシュな、
   果実・花=柑橘類、青リンゴ、パッションフルーツ、スイカズラ、
   ミント、ヴェルヴェーヌ、草のような
   ※草のようなは、マル必で
   香辛料=石灰、貝殻、香木、麝香、
   香りの印象=若々しい、嫌気的な、第1アロマが強い、
      →嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや軽い、
    甘味=ドライ、まろやか
    酸味=爽やかな、溌溂とした、
    苦み=穏やかな、
    バランス=スリムな、ドライな、
    アルコール=中程度、
    余韻=やや短い、やや長い

③Chanti Classco/Sangiovesse 100%/イタリア・2020年/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、
   輝き=輝きのある、艶のある→発展段階
   色調=オレンジがかった、縁が明るい、ガーネット
   濃淡=やや明るい、やや濃い、
   粘性=やや強い、強い
   印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、やや熟成した
   ※若い状態を抜けた=発展段階にあるとき
香り:第一印象=開いている、深みのある複雑な
    ※深みのある=スワリングすると後から、後からいろいろな香りが

    ※複雑な=発展段階にある
   果実・花=ブルーベリー、カシス、干しプラム、乾燥イチジク    
   ゼラニウム、ドライハーブ、紅茶、土、黒オリーブ
   ※干しプラムは、成熟
   香辛料=シナモン、ナツメグ、甘草、乾いた肉、なめし皮、樹脂
   ※なめし皮は瓶熟成
   香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
   ※熟成=ワインが年を重ねている

 味わい:アタック=やや強い、強い
    甘味=まろやかな、豊かな
    酸味=なめらかな、
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=力強い、緻密、溶け込んだ
    バランス=骨格のしっかりした、豊満な、力強い、ふくよかな
    アルコール=やや強め、熱さを感じる
    余韻=やや長い、長い
 ※バランスが良いのがSangioveseの特徴。Pinot Noirと間違えないよう!
  PNはもっと色が明るい。PNよりも果実味が厚い。追いかける渋みが
  ない。
④Western Australia Shiraz/Shiraz 100%/オーストラリア・2019年/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある
   輝き=輝きのある、艶のある、
   色調=紫がかった、黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット
   濃淡=やや濃い、濃い
   粘性=やや軽い、やや強い、
   印象=若々しい、若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
   ※ガーネット+濃淡が濃い=深みのある
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、強い
   ※濃縮感がある=一遍にいろいろな香りがする
   果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹
   メントール、ユーカリ、ドライハーブ
   ※牡丹:ブドウが温暖な場所で育ち、色が濃いときに
   ※ユーカリ:オーストラリアのワインに特有

   香辛料=黒胡椒、丁子、シナモン、甘草、ロースト、生肉、鉄分、
   チョコレート
   ※丁子、チョコレートは樽由来の香り
   香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=強い、インパクトのある
    甘味=豊かな
    酸味=なめらかな、いきいきとした
    →赤ワインは、MLFしたものが多い=なめらかな
    タンニン分=力強い、
    バランス=骨格のしっかりした、力強い、
    アルコール=やや強め、熱さを感じる
    余韻=やや長い
⑤Grand Solage de Boulard Calvados Pays D’Auge
コニャックは、カラメル香がするので、カルヴァドスとは違う!
アルマニャックは、カラメル香+藁や干し草の香り、で区別。
⑥Madeira Sweet
(トーニー)ポートとマデイラは、ポートの焦げた香りで区別。

まとめ


実際は模試→赤ワイン6種の講座の順番で。
模試は、白:32+29=61/76点、赤:23+23=46/82点。
その他のお酒:0点/10点。合計107/168点。
なかなかコメントがすりあわず点数が伸びない赤ワイン。もともと白ワインが好きで、生涯飲んできた量でいうと、7:3で白。この差が、ここに来て
大きく影響。今回は、その他も最後の2択で失敗。⑤は、カルバドスorコニャックで、最後にコニャックを選択しドボン。⑥は、ポートorマデイラで悩んでポートを選択しドボン。
合格には、その他のお酒は絶対に当てたいが、なかなか一筋縄ではいかないなぁ、と。琥珀、茶色系のお酒は要注意!
ワインのほうは、産地・ヴィンテージ・ブドウ品種以外で7割という目標からすると、81/84点と少し足りない。。。ここは前回の模試と同様。
今回の模試は、115点を目標に、とのこと。最悪、110点前後を目安に、と。

赤ワインは、最後の6種をやっても、なかなかコメントがすりあわず。6種類中4種は、10点代。CFとCS以外は何が来てもアウト!。残り1週間、赤ワインを中心にテイスティング生活を。次週は、試験前の最終講座と模試。
つづく。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?