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クルマ屋さん行脚

先日、半日で6軒のクルマ屋さんを回るという短くない人生で初めての経験をしました。

一軒目 Mars inc.さん

超高級車を扱うお店で、見てきたのはこちらの2台

■アルテガ GT
アルテガGT 3.6 V6 D車 世界153台生産 日本7台 レカロ製Sシ-ト

アルテガGTはたぶん今を逃すと二度とお目に掛かれない一台だと気合い入れて見てきました。

アルテガ オートモービル社は、ドイツの電子システムサプライヤー「パラゴン」を経営するドイツ人のクラウス・ディーター・フレールス氏が、2006年にドイツ西部のヴェストファーレン州デルブュリックという街にあったのですが、年間生産500台の目標に届かず消えてしまったメーカーです。

アストンマーチンDB9などのデザインをしたフィスカーの手になるデザインは、ドイツ製ロータスエヴォーラとでも呼べそうでした。

手作りスポーツカーとして見ると洗練されたボディデザインとメーター回りなどかなり凝った作りである半面、VR6エンジンが見えなかったり、エアコン吹き出し口が2000年ころまでのフォルクスワーゲンゴルフそのもので、まさに他社パーツ流用のロータスエスプリを思い出します。

お値段がASKで、文字通り聞いてきました。

金額は、海外で売られている車輌が84,999ユーロで、これに比べると割安でした。ポルシェで言うところアゲートグレーメタリック外装色がかなり近い、そこそこ暗めのグレーでした。

■ジャガー XJコンバーチブル 770万円
XJ-S V12 正規D車 ナルディ製ステア 茶幌 16AW 左H

これまた今まで見た中でも一二を争う素晴らしい程度のXJコンバーチブルでした。ナルディハンドルとありましたが、純正ハンドルやその他おまけパーツがどっさり載せられていて、お値段出せる方にはお買い得車でした。

見に行ったその日に売れてしまいました。

二軒目 Venicoさん

マニアックなクルマを良く扱われていますが、メルセデスベンツの新車が得意でいらしたりします。

見てきたのはこちらの一台
■ポルシェ911(996)カレラ

4.3万キロで車輌本体価格326.9万円は割安な車輌で、試乗もさせていただきました。

ダメージを受けやすいセンターコンソールの傷も最小限で、外装は入庫したてだというのに傷ひとつなく、前のオーナーの方の大事にされ方の素晴らしさが伺えます。

三軒目 田名部自動車さん

見てきたのは下のXKコンバーチブル含めXKシリーズ5台

■ジャガー XKコンバーチブル 178万円
R 右ハンドル

数少ないXKシリーズを何台も見られるショップです。ちょっと古いジャガーなかなか手強そうでした。

四軒目 大田区の某個人工場

こちらは頼んでいたパーツを引き取りに伺いました

五軒目 プジョー大田(東邦自動車)さん

見てきたのは2008と208と308SWでした。

https://ota.peugeot-dealer.jp/cgi-bin/WebObjects/113339c02c4.woa/

以前はシトロエン大田と並んでいましたが、シトロエンは少し離れた場所へ移転してプジョーだけになっていました。

新しいプジョーたち。サイズ的には2008か308SWが気になっていました。ショップの方は口を揃えて208が良いと言われていました。試乗出来たら違いが分かるかもしれません。

六軒目  アウトレーヴさん

その日入ったばかりの70年代のフランスのスポーツカーが外から見えて思わず飛び込んでしまいました。残念ながらすでに買い手がついているとのこと

古いクルマから新しいクルマ、高いクルマから安いクルマ、憧れのフランスのスポーツカーと一日中好きなクルマを見られて幸せでした。

アルテガGTは投資として見るとどうだろう?
専門店があるフェラーリ328GTBあたりの方がパーツも出るでしょうし維持しやすいかもしれません。

ただ、キャブレターのクルマに乗りたいという気持ちも捨てがたいです。

クルマを買うこと自体出来ないかもしれません。
何せ手がかかるサーブは手がかかる子ほど可愛いという気持ちになりなかなか踏ん切りがつきません。

こうしてあれこれ迷えている時こそ楽しいです。

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