脱炭素6 ペットボトルに想う

生活の中の溢れていたペットボトル。

3月に意識するようになってから極端にその数が減るようになりました。

意識する前は1日1~2本ほどペットボトルゴミが出ていて、ペットボトルのゴミの日に必ず45Lいっぱいのゴミ袋を捨てていました。

多くは飲料水の2Lペットボトル。これをクリンスイの浄水ポットにすることでゼロにしたこと。あとは水筒を持つようにして、お出かけ時についつい買ってしまっていた500mlのお茶などのペットボトルも削減。

それを除くと驚くほどペットボトルは無くなり1か月で3本、10分の1までペットボトルのゴミを出さない生活が出来ています。

慣れてしまえば全く気にならないこの生活スタイル。

意識するだけでこんなに変わるものなのか。3本を0にすることも可能な気がしています。

こうして考えると思うのは、ペットボトルは「販売のため」コストパフォーマンスの良い配布方法であるだけで、消費者は無ければ無いでなんとかなるのだということ。

しかし、缶詰めの缶、びん詰の瓶、スーパーで買い物すればプラスチック容器やトレイなどまだまだあります。日本ではこれは過剰包装ではなくてごく当たり前の販売方法ですが、昔し味噌屋さんは樽に山型に盛った味噌を、お客さんがステンレスボウルなどに必要な量を取って販売していたことを思い出すと、包装を簡素化していった先に、昔の味噌屋さんの販売方法に還っていくのかもしれません。

思えば、ヨーロッパの日曜のマルシェでは、山盛りになったイチゴなどをごろんと渡されたもしくは紙袋に入れてくれていました。紙袋だって元はパルプ、木材由来ですが、プラスチックやペット素材に比べれば環境に優しいものになります。

そんなことひとつひとつを考えるキッカケになっていますし、今の矛盾をどうしたらより持続可能なものにしていけるか?身近であるからこそみんなで話し合い、共有していく必要があるように思います。

今販売している人たちの生活を維持し続けながら、より環境負荷の少ない方法を選択し、消費者もそれを進んで選択していく意識。難しいかもしれないですが、やってみたら案外簡単なことが多そうです。

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