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Leica ゾフォート2手強い

10月に予約しまして、せっかくだからライカの直営店に取りに行く設定にしたらなかなか行けず、ようやく引き取ってまいりましたLeicaのトイカメラ ゾフォート2

概要は前回記事はこちらです。

全体にプラスチック感満載な上、SUMMAR 1:2/2.4レンズの直径は2ミリにも満たないそんなトイカメラが6万円もしていいのか?

素材原価の積み上げで5,000円にも充たないはず。分かっちゃいるけど手にしてしまった自分。ひとえにブランド力への憧れとはすごいものです。

最初の一枚はマグネット式レンズキャップ。
Lマウントレンズ時代からの伝統へのオマージュですよね。

日本製なら自動開閉式にするか、手動でもキャップは本体内格納式にします。

カプチーノを撮ってみました。

Leica sofort2

RGBのJPEG画像で、1.2MB、2560×1920ピクセル、f2 1/50s。焦点距離2.37mmというのはなんだろうか。
とはいえ、1枚写すごとにデータシートのcsvファイルを吐き出してくれるのはありがたい反面情報少なすぎ。

比較のためiPhone Xでも同じ対象を撮ってみました。

iPhone X

28mm f1.8 12MP 4032×3024 ISO40 1/25s

ライカの名を付けて本当に良かったのか?
暗い場所でのノイズの嵐に敗北感に苛まれています。

ノイズ含めてこれを味として楽しめる持つ側の心の余裕を要求されます。

確かに、ゾフォート2には他には無いプリント出力出来る武器があります。しかし世界的に人気なインスタックス2の用紙の問題がありまして、というよりかなり貧乏性でまだ試せておりません。

前回の記事の中で、100万円台のライカへの導きの商品かと書きましたが、それは合っているとも言えるし、逆に100万円台のライカを楽しんでいる方が小さな子供に与えるトイ。車好きのミニカーのような存在なのだと改めて理解。

品薄の今なら転売で1万円UPぐらいで売れそうではありますが、そこに抵抗感もあり、消費者の枠からはみ出せない自分の限界を感じさせられた商品でした。

このハードルを乗り越えて使う場合も、①アプリからのBluetooth転送はプリントするデータだけ、②カメラからアプリへのBluetooth転送は不可。代わりに③microSDカードを介してPC等へデータ移動は可能です。

撮影データは1.2MB程度と小さいのでBluetoothでのデータ移動も大した負荷ではないので②のカメラからアプリへのBluetooth転送不可の制限って何かすごく上から目線で見下され感満載でたまらないですね。

それにレンズ銅鏡を回すと絞りではなくレンズエフェクトが変わり、本体左上のつまみを回すとフィルムエフェクトが変わる。アナログ時代だったらフィルム巻き上げレバーに相当するレバーを引くとプリントアウトしちゃうとか。全ての操作が自分の中の常識を打ち砕かれ続ける仕様。

まさに違和感の固まり。自分のアタマの中がいかに硬くなっているのかを思い知らされます。

買っちゃったからには使いましょう。
どんなに手強くても。。。きっと

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