見出し画像

2001年のPowerBook G4チタニウムをSSD化してみた

PowerBook G4をSSD化してみました。
対象にしたのは2001年10月リリースのPowerBook G4 Onyxの550MHz版PowerPC G4 の768MB メモリ/1TB SSDです。

SSDは、1TBですが、およそ500GBずつで2つのパーティションに分け、ドライブ設定にてMacOS拡張でフォーマットしました。

SSD自体は本体の2.5インチHDDの場所に1TBmSATA SSDドライブを玄人志向の2.5インチmSATA IDE変換アダプタを介して接続しました。

それまでシステムに約400の機能拡張と40のコントロールパネルが入ったMacOS9.2のHDDでの起動には数分掛かっていましたが、SSD起動にすると電源ボタンを押してからほぼ1分でデスクトップ画面のマウスポインタの時計マークが消えて利用することが可能になりました。

だからなんだ?ということですが、HDDからSSD化したことによるストレス軽減と、消耗したバッテリーとDVDドライブを外すことで2.4kgの重量を2kg程度に落とせば、電源に繋ぐ必要はあるものの、持ち運びして使えてしまいそうな気持ちにすらなりました。

本体背面にはVGAコネクタやGigabit Ethernetコネクタ、USB-Aコネクタ2つ、さらにFireWireコネクタまで並んでいます。さすがに電話線に繋いでモデム接続先はありませんが、、、。

昔買っていたMacOS 9.2のクラシック環境で使えるPhotoshopやイラストレーターも昔のHDDからサルベージ出来れば使えてしまうかと思うとワクワクします。

2023.9.11 10:10追記

起動時間は当初1分を切るぐらいでした。
「メモリ」コントロールパネルの仮想メモリが「入」になっていたのに気付き、仮想メモリの設定を「切」にし、同時にディスクキャッシュを初期設定の8190kから20000kに変更したところ10秒ほど早い50秒を切るぐらいで起動するように早くなりました。

2023.9.11 13:30再追記

今回1TBのmSATA SSDを奢ってパーテーションを切っていたのですが、何だか違和感が。

そう古く漢字Talk7.1までは最大2GB(2048MB)、その後も漢字Talk7.5.1までは4GB上限で悩まされていたMacOSの起動ボリュームとして認識する最大容量問題を忘れておりました。

2つのボリュームに分けるときに違和感あったものの実際に起動してみて区切ったボリュームが60GB程のものが2つ。

ああ1ケタ足りない。

丸真商店さんまとめて解説していただいてありがとうございます。

今回はIDEドライブの制限にかかり137GB超を認識していなかった模様。

PowerBook G4では今回1TBを2つに分けたとき6という数値は見えていたもののケタ数よく見ないでフォーマットしていて約500GBが2つ出来ているものだと思い込んでいたのですが、実際は60GB程度が2ボリュームしか使われていなかった訳です。

普通パーテーション区切ったら残りをバー表示で自動的に見せてくれるところ、実際には1TBあるボリュームをIDEの制限で137GBボリュームまでとして表示されていたのがそもそもの問題でした。

なんと9割近くを捨てているのと同じことに。
ただ、また120GB程度のmSATA SSDをまた購入すると3,000円ほどの追加投資が必要になります。サンクコストに感じられなくもないですが1TBのSSDを別用途に使えるならそれはそれでありですと、3,000円の追加で悩んでしまった。

というのもMacOS Xを今後もインストールすることを考えたらクリーンインストール可能なDVDインストーラーを手に入れたいところ、オークションでは3,000円台から5,000円超えの価格が付いていておいそれと手を出せないため、たかが、3,000円されど貴重な3,000円なのでした。

この記事が参加している募集

今日やったこと

沼落ちnote

サポートいただきありがとうございます。自分の記事がみなさまの生活の豊かさに少しでも役に立てたら大変嬉しいです。