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アラサー、親が急死した話。こうしておけばよかったとこと、役に立ったと思ったこと4つを書いてみた

忘れもしない、27歳の冬、突然母が亡くなった
朝、いってくるね〜。それが最後の会話でした
そんなドラマのようなことがいきなり起きるんだとも思いました。
間違いなく、私の価値観・考えがガラッと変わった出来事
(その1年の出来事で学んだことはまた別の機会に書こう)

重たい内容ではあるのはわかってはいるけど
誰もが避けては通れないものだろうし
この経験はやっぱり共有していきたいなぁと心のどこかにずっとあった。
ただ、重たい内容だからりリアルで関わる人に共有したくても難しいものもあるので、こういった形で発信することにしてみたのです。
また、ようやく身の回りが落ち着いついて、心もだいぶ整理できたので


①勤務先や自分のオフィスの連絡先を共有しておく


え?スマホは持ってるし、ラインも持ってるからいいんじゃなかい!?
と、思われる方もいるかもしれませんが
状況によっては、会議や出先で私用の携帯は見れない環境かもしれないです。
うちの父はスマホを使いこなしてない and めちゃくちゃアナログだったこともあり、弟への連絡は警察が代わりにしてくれ早かったものの連絡が私は遅かったのです、、、(なんでやねん!って今も思う)
駆けつけた警察などが代わりに、連絡してくれますので、アナログではあるけど
冷蔵庫など目にしやすいところに貼っておくなりしておきましょう。

母が亡くなったあと、この反省点を活かし、祖父母2人で住んでいる家の固定電話の前に、叔母や我が家の固定電話と携帯の番号も書いておいたのです。
そしたら、祖父がお風呂場で亡くなっていた際にはスムーズに連絡がきました。
高齢の方とかは特に活かせることだと思いますし、今は家族ラインもあるかと思うので早いかもしれませんが、昔学校とかであった連絡網的なものは、作っておくといいでしょう。
緊急時は気が動転して頭が真っ白になるかもしれないので、迅速にやるために気づいたときにやっておきましょう


②銀行・保険・クレカ・証券会社など、どこに加入しているかまとめといてもらう


正直、家族といえども、どこで契約しているなんて、100%全部把握してる訳ではありませんよね。
簡単にノートでまとめておいてもらうだけでも、残された身としてはかなり楽です。
(というか、母の死後に把握してなかったので、結構大変でした)
生前中はいくら持ってるとか見せる必要はもちろんないので、なにかあったらここにあるからね。とかでも。
自分の家族に普段から軽くでもいいので(重くなると喧嘩になったりしますから)「おかん〜、なんかあった時のためにまとめといてや〜」くらいでいいので伝えてみてください。


③葬儀代はできるならポイントもつくからクレカで


人が亡くなっているのにこんなことを書くのは非情なことかもしれませんが
安くはない葬儀代ですので、クレカで払えるならポイントもついてくるので大きいと思います。
頭が混乱している中、なぜポイントがつくから、クレカ支払いにしてもらおう!と思ったかはいまだに謎ですが、ポイントがつけば何か好きなものでも買えるので、マイナスではなかったと思ってます。


④グリーフケアという言葉を知っておく


これはもう義務教育でやってほしいと思ってるくらいです。
この言葉をもっと早く知っていたら気持ちが楽になっていたでしょう。生きてく中で喪失という悲しみは誰もは1度は経験するものです。その時の対処の仕方を1つでも知ってると知っていないとでは大きさは違うと感じます。

グリーフケアについては、長くなってしまうので
別の回で、もう少し掘り下げていきたいと思います!


自分ではなく身の回りに、そういった人がいたら…


自身が経験した場合ではなくとも、身近な友人や恋人が悲しみに直面してしまったとき、どう声をかけたらいいのかわからないというケースもあると思います。
その時は、無理に明るく振る舞おうとしなくていいと思っています。
相手が話したい、話してくれるならいいですが、死因や葬式の様子は根掘り堀聞くのは厳禁だと思います。
ただいつも通り一緒にいてあげる、気晴らしに遊びに出かけたりするだけです。
そっと静かに隣で見守ってあげるだけ、それだけでも安心します。
その存在だけでどれだけ救われることか、、、、


おわりに

周りの友人等まだご両親がご健在な方が多く、私の年齢より一回り二回りの方でも親御さんがご健在方もいるし、なかなか共感してくれたり、理解してくれる人もおらずしんどい日々が続きました。
親孝行的なことより、いざ直面したときの、実務的なことが多い内容でしたが
私の経験が少しでも役立ててもらったらと思います。
私もまだまだ時々思い出したり、葛藤もあったりもしますが
少しずつこの経験を強みにできるくらいまでになりたいと思います!


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