小学生の頃は、試合で負けたらただ悔しいと思い泣いていた。練習は真面目に行なっていなかったが負けず嫌いなのでなんか悔しかった。ただ負けてもその負けについて考えたことはなかったので、同じ負け方をすることが多かったと思う。 中学校2年生の頃から柔道に対して本気で向き合うようになり、負けたくない、試合で勝ちたいという気持ちが徐々に強くなってきた。気持ちが強くなると同時に、どうやったら強くなれるのか、どうやったら負けないのかを考えるようになった。最初は走り込んだり、トレーニングを行っ
大学4年の1月に初めて手術を必要とする大怪我をした。それまでは大きな怪我をしたことは全く無かったし、自分は体が強いから怪我をすることは、これからも多分無いだろうと思い込んでいた。考えが甘かった。大学4年次に出場した世界選手権で優勝し、東京オリンピック出場に向けて勢いづいている時期の練習中の出来事だった。その日の乱取りが後半に差し掛かり、集中力が切れかけていた。いつもならあまり投げられることの無い選手に３回投げられ、ムキになり無理やり技に入ろうとした時、パキッと音がした。最初は
柔道教室や講演を行うと、「緊張をほぐすためにはどうすればよいか」という質問をされることが多々ある。私の試合中の表情が分かりにくく緊張してないように見えるのかもしれないが実際のところは、かなり緊張している。幼い頃は緊張しないためにはどうすればよいかと、考えたり聞いたりしたこともあった。今は、緊張することは当たり前だと思い試合に臨んでいる。 そもそも緊張とはなんなのか。なぜ人は緊張するのか。私はその物事に真剣に向き合っているからだと思う。真面目に勉強をしていない生徒がテストで緊
大学生になるまで物事を客観的に捉えることができなかった。試合にも勝てていたし自分の考えが正しいと思い込んでいた。人と話すのは楽しかったが、それで自分の考えが変わることは無かった。かなり主観的だったと記憶している。 高校3年の最後の夏にインターハイの個人戦100kg超級で優勝し、柔道の名門である東海大学に入学することに決めた。天狗になっていた。母親から「偉そうに話すのをやめた方がいい」と言われたことがあったが馬の耳に念仏だった。 東海大学に入学し、一年から団体戦のレギュラー
幼い頃から負けず嫌いで目立ちたがり屋だった。何事でも自分自身が他人より劣っていると思われるのが嫌だった。勉強でもスポーツでもゲームでも負けて下に見られるのが辛いと感じていた。今思うと自分に自信がないから、結果として優位に立つことで、気持ちを安定させていたのだと思う。 柔道を始めたのは小学校入学直前の年長の時だった。3歳の頃から水泳を習っており、月曜日、水曜日、土曜日は柔道、火曜日、金曜日は水泳と分けて通うことにした。水泳では思うような結果を出すことができずに周りからも置いて
今日は東海大学パリ五輪代表壮行会が行われました！ 沢山の方々に応援していただいてることを改めて実感することができました！ やっぱり応援されるって嬉しい😆 その壮行会の中で佐藤宣践先生から色紙をいただき、“莫妄想”という言葉を知りました。 莫妄想とは、他人と比較しないこと、世間と比較しないことを意味した言葉らしいです。 妄想するなってことですね笑 生きていると、こうかも知れない、ああだったらどうしようという考えが出てしまうことがあります。 妄想していてもやってみないとわ
魚を捌くのがめっちゃ好きなんです！ 知ってる人は多いかもだけど笑 きっかけは試合前に某魚捌き系YouTuberの動画を見てたことです！ お馴染みのあの人(捌いていくっ) 試合前って体調にも気を使うからできるだけお刺身とかは、避けるようにするんです。 でも本当は大好き！毎日食べたいくらい笑 だから動画を見ることによってその欲求を抑えていました📺 試合終わったら絶対食べ行こうみたいな感じで！ 動画を観ていく中で、これって自分で捌いた方が鮮度も良く美味しい魚が安く食べれるん
何年かぶりに東海大学近くの食堂にきました。 久しぶりに行く場所って不思議で、その場所に着いた途端に色々なことがふつふつと甦ってくる。 「大学生の時は、授業の合間にここに来てご飯食べてた」 「怪我してた時も、松葉杖で食べに来たっけ」 「試合前は半ライスにして、体づくりしてたな」 みたいな笑 人間って不思議で、どんだけ思い出したくても思い出せなかったことが、その場所に行ったり、匂いを嗅いだり、味わってみたり、聞いてみると急に鮮明に甦ってくることがある。 変わらないも
こんにちは、ウルフアロンです！ ふと思い立ったのでノート始めまてみました！ 日常生活の中で感じたことや、思ったこと、趣味やハマってること...etc、要するになんでも書きたいことを書いていきたいと思います！ 今日は小学校の時に通っていた道場で、監督だった向井幹博先生に教えてもらった言葉について！ 僕が柔道を始めたのは、小学校に入学する直前の幼稚園年長の時で、祖父から「体が大きいから柔道を始めてみたらどうだ」と言われたのがきっかけでした。 「体が大きいから柔道始めてみた
