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【読書感想】むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』 青柳碧人

前作を読んだので、こちらも読みたいと思って読んでみました。
こちらも面白かったです。
でもこのむかしむかしシリーズ2作読んだけど、私は赤ずきんシリーズの方が好きでした。
あちらはずっと赤ずきんが主人公で旅の途中に出会うお話だったので一緒に旅をしているような気分になれました。

こちらはどちらかというと一つ一つ終わって行く感じです。
でも最終的には繋がっています。

①竹取探偵物語
②七回目のおむすびころりん
③わらしべ多重殺人
④真相・猿蟹合戦
⑤猿六とぶんぶく交換犯罪

猿蟹合戦はちょっと複雑だったなぁ。
竹取物語とおむすびころりんの話が面白かったです。
これを読んで思ったのが「あれ?元のお話ってどんなだったっけ?」です。
前作の昔話シリーズの話はだいたい知ってましたが、今回のは知らないお話もあったので元の話を読みたくなりました。
元を知らないとパロディの意味があまりない(笑)
元のお話でもお爺さんは七回転ぶのかな?
猿蟹合戦ってそういうお話だっけ?

子どもの頃に読んで忘れただけかしら。
ちょっと大人な昔話なので小さい子には難しいかもしれないけど、(でも子供にも人気あるみたい?)大人が読むと元の昔話を読みたくなっちゃう。

昔話、赤ずきんシリーズ全部読んだけど面白かったなぁ。
また今後このシリーズが出たら絶対読むと思う。

その時はまた感想書きます^^
ネタバレになるから感想はほどほどに(笑)

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