【漫画レビュー】地獄楽
『地獄楽』 賀来ゆうじ
こちらもアニメで知った作品。
そのあとアニメが面白くて、漫画を買って全巻読んだ。
早速私の好きな漫画のランキングに入ってしまう。
世界観というかこの極楽浄土と呼ばれる島の雰囲気がとても好きだった。
とても独特で不気味で気持ち悪くて、でも一部は美しくて儚いような。
この地獄楽を好きになってから、自分が「剣」を扱う作品が好きなんだなと思った。
人気が出たり、アニメ化する作品って背景にその光る何かがあり、それを見つけると私の中での「面白い」が確信に変わっていく。
私がその確信が見えたのは、罪人が一か所に集められ、その中で殺し合いをしていくところ。
「キングダム」や「あずみ」でもそういう描写はあって、残酷だけれどそこに残らなければ、この先ではもっと残ることが出来ない。
人間の心を忘れたがらんの画眉丸と言われる主人公「画眉丸」。
ただ愛する妻の元へ帰りたくて、島へ仙薬を探しに行く。
山田浅エ門佐切とのその関係性と、他の山田家の者達が好きになってくる。
私は山田浅右衛門付知が好きだった。
地獄楽に出てくるキャラクターも世界観も、そして主人公の画眉丸も切ないストーリー。
何かの作品と似てる部分があってそれが何か思い出せない。
アニメも今放送中でいつも楽しみに観ている。
しばらくは読み返す作品になると思う。
全13巻なので読み始めるのにも丁度いい。
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