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2022/09/30 仲良し村

 子、文化祭本番。今日作る弁当は子の分1個。

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 鶏の照焼き、だし巻き卵、ピーマンとベーコンの無限ピーマンみたいなもの、ごぼうと人参のサラダ。久しぶりにオール手作り。手作りは別に偉くないし、私は冷食も込みで毎日弁当を回しているけれど、全部作ると妙に達成感ある。

 オットは休み。誰よりも息子たちに構われたいオットであるから今日の文化祭に合わせて休みを取ったというのに、保護者が観覧していいのは午後からで、息子たち吹部の出番は午前。つまり見られない。オットはいわゆる顔文字(´・ω・`)ショボーンみたいになっていた。吹奏楽部の演奏、聴きたい保護者も多いだろうに、誰も見られないのはちょっとひどいな、と思うも多分、ちょっと前の感染者数が馬鹿多い期間に計画を作っただろうから仕方ないのかもしれない。

 息子1本人はいつも通り…演奏当日のいつも通り、あまり朝食が喉を通らない状態で登校していった。いつもの演奏前の勝負飯、塩昆布のおにぎりを作ってやればよかった。
 本番なので、シャツとズボンにばっちりアイロンを掛けてやった。良い親プレイであり自己満足。してやれることがあることはありがたい。

 昼、隣保組会長の交代の説明とか、これから毎週ある吹部の行事に保護者会会長として帯同とか、面倒な行事の前だから美味しいものを食べたい、というオットのリクエストに、ちょっと美味しいものを食べに行く。

お庭もきれいなのでガンガン激写した。

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花かご御膳だご汁つき。

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どれも美味。だご汁は豆乳仕立て。だごは大分風で切った長いものが入っていた。熊本のだごは一口大の塊で入っているのがトラディショナル。

 帰りに息子1をねぎらうために、アンパンマンペロペロチョコのバイキンマンを買って帰る。子の大好物。

 帰宅後、例の作品評を書く。行き詰まってはいないけど視野が狭くなってきた気がして、自分以外の歌人の人の書いた歌評などのスクラップを眺める。すぐに放り出す。褒めてばっかりで疲れる。褒める、というのも評の構成要素だけれど、それだけが評では無い。人の作品をけなしたいわけではないけれど、良いことばかり書いてあるとなんか歪に感じる。

 まあとにかく、今やっている作品評には全力を注ぎたいし、見たことで視野は広がった気がしたので得るものはあった。スクラップに見た表現を頭に置くだけ置いて、書き進める。そうこうしつつ、私はいよいよ今住まう仲良し村の構成員としてふさわしくなくなっているようだと思う。

 夕方、息子1帰宅。演奏はうまくいったらしく、首尾を尋ねたら「普通」とのこと。これはちゃんと出来た、という意味。チョコを見つけて喜んだものの、「ドキンちゃんがよかったー」とのこと。ちなみに売り場にはアンパンマンが大量に残っていて、アカチャンマンとか1個もなかった。バイキンマンも1個しかなかった。

 飯作りの鼻歌。最近また鼻歌が戻ってきた。

Long Road(チェッカーズ)
花水木(槇原敬之)
そっけない(RADWIMPS)
Pretender(official髭男dism)

見事に時代も傾向もバラけたものの、古い順に歌っているみたい。

 晩飯、麻婆丼、きゅうりとトマトのキムチ和え、味噌汁(玉葱人参豆腐油揚げ。仙台愛媛熊本の味噌混ぜこぜ。どれも少なくなってきて味噌入れを統合した結果混ざってしまった)。麻婆丼に息子1から要望。もっと豆腐を小さくして欲しい、辛くして欲しいとのこと。

 笑ってしまう。私の作るこれは全く辛くないし、豆腐は大きい。それは食の細い小さな息子たちに少しでも多く豆腐が口に入るように、辛いの嫌と言うのにこたえてこうなったというのに。時が経ったのだと改めて思う。ここのところこんなこと思ってばかり。

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