2022/08/07 遠花火を聞きながら
7時50分起床。画期的。7時間半も寝ていた。前夜、今日封切りの映画をどうしても見に行きたい息子1が無茶な計画を立てていた。
息子1の部活、今日は午後3時から。ということで当初の計画は
6時45分に起床して7時半に家を出てバスに乗り、アミュで待ち合わせた友達と映画。その後はご飯と買物をして2人で部活へ
というものだった。これにオットが待ったをかけた。あまりに早すぎないかと。もうちょっと後の時間ならそっち方面に用事で行くから送る…などと話をしているところを私は風呂に行った。6時45分に起きるなら私はギリギリまで寝ても6時30分起きだなあ、などと漠然と思いつつ。
風呂から出たら、話はすっかり変わっていて、息子1の起床時間が8時45分に変わっていた。息子1と私の睡眠時間や諸々考えてそうなったらしい。ほほー君たちは私の睡眠時間に気が行くようになったんだ、と思いつつ計画変更。7時50分と相成った。
子は映画館でポップコーン、腹いっぱい食べると言い、パイナップルだけ食べて行った。オットはチルドのピザもつける。私はゆで卵。冷蔵庫にあるものはえらい。
子が見たかった映画はこれ。
我が家はオットがずっと単行本を買い続けて家にあるため、子らも順調に布教された。どうしても封切りに行きたかったそう。
息子1のこうした衝動にシンクロする友達がいることに毎度驚かされる。しかも吹部で親御さんも楽器をしていて、こちらも謎のシンパシーを感じる。2人ともその後のために部活着で行った模様。部活着は絶妙にダサい。学校名・部活名・氏名まで入っているそれでわきわきと映画に行く高校生男子たち。いいもの見せてもらってる気分。
午前、オットが用足に出て、私は家中開け放ってラスボス掃除機と雑巾がけで汗みずくになっている時、届け物。
すごい。合唱のH先生から。私が団歌を作詞したからだろうか。気をつかっていただいた。曲の方は出来たのか、ふと頭をよぎった。
午後オットと息子2の下へ。まずその前に腹ごしらえ。
エビとヤリイカの天ぷら定食。うまい。満足。
息子2、待ちかねていた。というのもやつはゲームに課金をしたかった。グーグルプレイが届けられるのを今か今かと待っていた。携帯を預かって、諸々更新が出来ているのか確認して、本人に。帰る時はもうこっちなんて見てない。課金のみ・スマホに頭が行ってる感じなので安心した。ここで様子がおかしいと大体よろしくない時だから、これで良い。課金はアイテムガチャ。後で首尾を尋ねるといいのは出なかったらしい。
外に出て見上げるとすごい雲行き。
この後、激混みのミスマことMrMaxで買物して帰宅。マスカットの御礼状の文面を考える。8時頃、花火の音がし始めて息子1、悔しそう。これはショッピングモールで開催されているとのこと。
「ほんとは行きたかったんだよね。でも九州大会があるから吹部部員はお達しはないけどみんな親に止められてて多分1人も行ってない」
と言う。うん。中学から吹部でやる子を見ている親は九州大会に出ることの意味をわかっているからみんな同じ対応になるのはわかる。共感しか無い。
夕方帰宅した息子1とともにものすごく活きがいい蚊が入ってきて、腕を刺される。頭にきて追いかけて撃墜。私の様子に息子1、ドン引き。この人は蚊にのんびりしていて一昨日、授業中に刺してきた蚊に精一杯血を吸わせたらどうなるのか、という自らを使った人体実験をしてきた。蚊はお腹を丸々とさせて、ふらふらよろよろ飛んでいったとのこと。
原爆の日だった。夜10時からのNHKの、当時の広島の中学・女学校の子どもたちの被害を扱った番組の予告でもう数日前からダメになっていて、今年は朝8時15分に手を合わせたのみ。当時の子供の被害について、自分がその年頃の頃にはその話は知っていて、何とも言えない気持ちになっていたもの。でもこれ、親の気持ちになるともう耐え難い。特に子が2人、今まさにこの年頃で、本当に亡くなった子のこと・親のことを考えるとやりきれなくて、ダメになってしまった。もちろん番組は見られなかった。こうやって思い出すことが後世の出来る唯一のことで、お供養なのだと思うことにする。
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